こんにちは、ライターの松子です。
今回のお話は、食生活において欠かせない「牛乳」にまつわるものです。
そのまま飲むだけではなく、お料理に使用することもあるので、冷蔵庫にはいつでも入っているという家庭も少なくはないかと思います。
ところで、あなたは「乳飲料」を知っていますか?
成分表などを見ることがあれば、その表記を目にしたこともあるかもしれません。
さて「牛乳」と「乳飲料」には、同じ「乳」という言葉が使われています。
しかし、この二つにはどんな違いがあるのか知っていますか?
そこで、この記事では「牛乳」と「乳飲料」の正体と、二つの使い分けを解説していこうと思います。
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目次
同じ“乳”でも実は違う!?
さて、初めにも触れましたが「牛乳」も「乳飲料」も、同じく「乳」という言葉が使われています。
結論をズバリ出してしまうと「牛乳」と「乳飲料」は違うものです。
この二つの違いは、使われている原料です。
・「乳飲料」は生乳に乳製品以外のものを加えたもの
続いて、牛乳と乳飲料の違いがより分かるよう、それぞれの正体に迫っていきたいと思います。
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牛乳とは?
まず「牛乳」とは、生乳だけが使用されたものである、とご説明しましたよね。
牛乳は文字通り、牛の乳汁のことです。
カルシウムがたっぷり含まれているというのも、よく知られていますね。
しかし、この牛乳にも、実は種類があります。
◇成分無調整牛乳
生乳を加熱殺菌した生乳100%の牛乳のこと
◇成分調整牛乳
生乳に含まれる水分などを除去し、調整してある牛乳のこと
◇低脂肪牛乳
生乳から乳脂肪の一部を減らした牛乳のこと
◇無脂肪牛乳
乳脂肪分を0.5%未満まで減らした牛乳のこと
これらが「牛乳」と呼ばれるものです。
こちらの動画では、牛乳がもたらす効果について解説しています。
【寝る前に牛乳を飲む驚愕の健康・美容効果5選!睡眠にも影響?飲んだ後絶対にすべきこととは?知ってよかった雑学】
より牛乳について知ることができるので、ぜひチェックしてくださいね。
乳飲料とは?
牛乳について分かったところで、今度は「乳飲料」について知っていきましょう。
乳飲料を簡単にご説明しますと「生乳や乳製品を主な原料として加工されたもの」です。
とは言っても、イメージしにくいと思います。
乳飲料とは、以下のようなものを指します。
◇コーヒーや果汁などを加えてあるもの
コーヒー牛乳やフルーツ牛乳など
◇鉄分やビタミンなどを配合したもの
栄養素に特化している
ちなみに、コーヒー牛乳など、色がついている乳飲料は「色物乳飲料」と呼ばれ、栄養特化型のものは「白物乳飲料」と呼ばれているようです。
どんな時に使い分けるのか
色物乳飲料は別として「牛乳」と、栄養特化型の「白物乳飲料」は、どう使い分けるべきなのでしょうか?
特に「料理をする時にはどっちを選んだらいいの?」と疑問ですよね。
この答えは「使い分けは必要ない」です。
しかし、一点だけ注意しておきたいことがあります。
牛乳を使って作る市販デザートは「乳飲料」では失敗してしまう場合があります。
こういったことを避けるため、使用法によっては成分表をチェックした方がいいでしょう。
まとめ
それでは最後に、この記事で解説したことをまとめていきたいと思います。
◎「牛乳」と「乳飲料」は違う
二つの違いは以下のポイントです。
・「牛乳」は生乳だけを使用したもの
・「乳飲料」は生乳に乳製品以外のものを加えたもの
◎牛乳とは
生乳だけが使われている牛乳のことで、4種類に分かれます。
◇成分無調整牛乳
◇成分調整牛乳
◇低脂肪牛乳
◇無脂肪牛乳
◎乳飲料とは
「生乳や乳製品を主な原料として加工されたもの」のことです。
◇コーヒーや果汁などを加えてあるもの
◇鉄分やビタミンなどを配合したもの
色がついている乳飲料は「色物乳飲料」と呼ばれ、栄養特化型のものは「白物乳飲料」と呼ばれる。
◎「牛乳」と「乳飲料」の使い分けは?
料理に使う際には、この二つを使い分ける必要はありません。
ただし、牛乳を使って作る市販デザートは「乳飲料」では失敗してしまう可能性アリ。
普段はそう気にすることもないかもしれませんが、一度疑問に思うと「なぜ?」はどんどん膨らんでいくものですよね。
この記事を読んでくださったあなたも「牛乳」と「乳飲料」の違いについて、とっても気になっていたのではないかと思います。
この記事があなたの「なぜ?」を解決するお手伝いとなれば、とても嬉しいです。
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