こんにちは!ライターのソフィです。
朝目覚めた時に、首や背中などに強い痛みを感じる「寝違え」は多くの人が経験することだと思いますが、それが続くと精神的にも辛いですよね。
筆者もたまに寝違えになりますが、うっかり寝違えたことを忘れている時に人に話しかけられて振り向いた瞬間に首や背中に激痛が走ることがあります。また、寝違えした時でも運転は安全確認のために首を動かす必要がありますが、その度に痛みが出て辛いです。あなたもそんな経験はありませんか?
症状が軽い時には何をしなくても時間が経てば痛みが無くなりますから、つい軽く考えてしまうかもしれません。でも何度も寝違えをしてしまうと、何が原因なのか、どうしたら治すことが出来るのか知りたくなりますよね。
そこで今回は寝違えの症状、寝違えを治す方法、寝違えの症状にはダメなことなどについてご紹介します。
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目次
寝違えってどんな症状?その原因は?
寝違えは首の周辺の筋や腱や膜などの「急性的な炎症」の一般的な総称です。また、首周辺の筋肉が「軽度の肉離れ」を起こしている状態でもあります。
首だけでなく、背中まで痛みやしびれがあったり、頭痛が起こる場合もあります。
では寝違えが起きる原因は何なのでしょうか?それは大きく分けて3つの原因があります。
まずは「寝ている間」に起きる場合です。通常は自然に寝返りをうったり体勢を変えながら寝ることによって、首に負担がかかりません。ですが枕が合わなかったり、疲労や泥酔によって寝返りをうまくうてないと、長時間、首に負担がかかり続けて首の靭帯や筋肉を傷めてしまうことが原因となります。
また、睡眠中に体が冷えて血行が悪くなったり、過度なスポーツや長時間のパソコンの使用などによっておきる筋肉の疲労が、寝返りをうまく出来ない理由になることもあります。
次の原因は「起床時」に起きる場合です。長時間、寝ている間に筋肉は凝り固まりやすくなります。その状態で起床した際に急に頭と首を動かすことによって、軽い肉離れ状態、つまり寝違えになってしまうのです。
もう一つの原因は「体の歪みやズレ」または「内臓の疲れ」の場合もあります。この場合には繰り返し、寝違えになってしまう可能性があります。
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寝違えを治す方法
まず大切なのは、朝起きて寝違えたことに気づいたら、できるだけ「首を動かさず」に楽な位置を保つことです。
*自分で出来る方法
痛みがある部分を市販の冷湿布などで「冷やしましょう」。筋肉が炎症を起こしている場合には即効性がありますし、治る時間を短くすることができておススメです。
また「枕」が合わずに首に負担がかかることが原因で、寝違えが起こることもあります。繰り返し寝違いが起こる場合には、枕を変えてみるのも良いかもしれません。枕を探す際には自分に合った「高さ」「サイズ」「素材」に気をつけて探してみましょう。
それから痛みがある部分ではなく、寝違えの「ツボ」を押すことによって症状が和らぐ場合もあるようです。その説明がしてある以下の動画を参考にして下さい。
【寝違えを5分で改善できる裏技】
体の筋肉はつながっていて、腕に寝違いのツボがあるなんてビックリですけど、これで痛みが治まると嬉しいですよね。
*整骨院や鍼灸院などの治療を受ける
軽度の寝違いの場合は時間が経つと治ることも多いのですが、再発したりクセになると大変ですから、早めに整骨院や鍼灸院などの治療を受けると良いでしょう。痛みがある箇所だけでなく、痛みの基になっているのが体の歪みなどである場合にはその箇所も調整してくれますから効果が見込めるでしょう。
*病院で診断を受ける
繰り返し寝違えになったりその治りが悪い場合には、整形外科などの病院で検査を受けられることをおススメします。その検査の結果、頚椎症、椎間板ヘルニアや関節リウマチだと分かることもあり、それぞれの症状に合わせて治療の方法も異なって来るでしょう。また、くも膜下出血が原因の場合もあるようですが、その場合には直ぐに専門の治療が必要です。少しでも心配な場合には早めに病院で診てもらいましょう。
これをやったらダメ!
寝違えは気になって、ついつい痛い部分を触ったり押すことも多いでしょう。また、肩こりが原因かもしれないと、「首や肩をマッサージ」する人も多いと思います。
でも、それは止めた方が良いのです。専門家が正しく対処すると症状を和らげることが出来ますが、知識が無い状態で触ったりマッサージをすると、逆に症状を悪化させてしまうこともあります。
また温めた方が治るのではないかと思って、「患部を温めたり」、「長時間お風呂」で温まることをする人も多いと思います。でも、これも止めた方が良いのです。先ほど寝違えを治す方法として「冷湿布などで冷やしましょう」と案内しましたが、患部を温めるのは逆効果になってしまいます。ただ症状が治まった数日後になら、温めても良いでしょう。
それから無理なストレッチや体操も、痛みを悪化させてしまうことがありますから気をつけましょう。医者や整体師など専門家のアドバイスを参考にして、無理しない程度にして下さい。
まとめ
今回は寝違えの症状と原因、寝違えを治す方法、そして寝違えの時にはやってはいけないことについて紹介しました。
・寝違えは首周辺の筋肉の「急性的な炎症」「軽度の肉離れ」の一般的な総称
・寝違えの原因は「就寝中の寝返り不足」「起床時に急に頭や首を動かす」「体の歪み」など
・寝違えになったら、できるだけ「首を動かさず」に楽な位置を保つことが大切
・応急処置として、冷湿布などで「冷やしましょう」
・別の原因(くも膜下出血やヘルニアなど)の可能性があるので、病院を受診しましょう
・首や肩を触ったり、マッサージするのは止めましょう
・幹部を「温める」こと、無理なストレッチや体操は止めましょう
今まで寝違えで首や背中が痛いことは何度もありましたが、あまり深刻に考えたことはありませんでした。でも調べてみると様々な原因があったり、病気が原因になることもあると分かって驚きました。
治療を受けなくても時間が経てば治ると軽く考えたり、自己流のマッサージやストレッチをするのではなく、病院を受診したりせめて整骨院などに通って治療を受けた方が良いでしょう。
そして根本的な問題から解決して、寝違えをすることが無くなると良いですね。
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