こんにちは!ライターのharukaです。
私の主人は会社勤めで、毎日スーツを着て仕事をしています。スーツもワイシャツも、月に何度かクリーニングに出すのですが、たまにワイシャツだけを家で洗うことがあります。
ワイシャツくらいなら家で洗う、という人も多いのではないでしょうか?洗うのは簡単ですが、難しいのはアイロンです。ワイシャツのアイロン、キレイに仕上がるととても嬉しいですよね。でも正しいかけ方を知らないと、シワになってしまいます。
シワができると、気分も下がってしまいますよね。今回はワイシャツをセルフクリーニングしている方に、アイロンのかけ方を解説します。ちょっとしたコツを掴めばできちゃうので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
ワイシャツのアイロンのかけ方
ワイシャツの基本的なアイロンのかけ方を紹介します。
【アイロンをかける順番】
まずは簡単に、かける順番です。
1.襟
2.ヨーク(肩の部分)
3.カフス(手首の部分)
4.袖
5.身ごろ(右→背中→左)
ついつい身ごろや袖などの大きな面からアイロンをかけてしまいがちですが、アイロンは細かい部分からかけるようにしましょう。
では、かける順番が分かったところで、それぞれのかけ方を解説します。
【襟】
シャツを裏返して襟を広げ、アイロンを端からかけます。アイロンを当てない反対側の襟を持ち、引っ張りながらアイロンを真ん中の辺りまで当てます。この時、反対側の襟まで一気にアイロンをかけないようにしましょう。
真ん中あたりまでアイロンをかけられたら、反対側の襟も同様にアイロンを行います。そして最後に真ん中をアイロンかけします。表側も同じように行いましょう。
【ヨーク】
アイロン台の端を使って、ヨークの部分にシワがつかないよう広げます。襟を立てて、手でシワを伸ばします。
片方の手でシワを伸ばしながら、真ん中から外側に向かってアイロンをかけます。
【カフス】
カフスの部分を広げ、襟にアイロンをかけた時と同じように、反対側の生地を持って引っ張りながらアイロンをかけます。この時も、端から真ん中までアイロンかけをしましょう。
【袖】
袖の縫い目を織り込み、キレイに畳みます。手でシワを綺麗に伸ばしましょう。手首側はアイロンの先を上手く使いながらアイロンをかけると綺麗に仕上がります。
【身ごろ】
ボタンのある部分は、裏からアイロンをかけます。それが終わったらシャツを裏返して、キレイにアイロンをかけます。ボタンとボタンの間は、アイロンの先を使って上手くかけましょう。
背中は、キレイに手でシワを伸ばしながらアイロン台に乗せます。シワがない状態になってからアイロンをかけましょう。
最後に左前の生地、ポッケがある方です。ポッケの部分は下から上に向かってアイロンをかけます。
一連の流れを解説しましたが、さらに細かく確認したいという方はこちらの動画を参考にしてみてください。
【一生使える!アイロンのかけ方基本マニュアル(ワイシャツ編)】
慣れるまでに時間はかかりそうですが、慣れればほんの7分でアイロンかけを終えることができますね。
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アイロンをかけるコツ
アイロンをかける際に押さえたい、コツを紹介します。
【キーピングを使う】
キーピングはスプレータイプの糊(のり)のことです。アイロンをかける前に、ワイシャツに吹きかけます。
キーピングを使うことでワイシャツがパリッと仕上がります。また、アイロンをかけてもシャツが焦げたりしないので、ワイシャツのアイロンかけにはぜひ使っていただきたいです。
【生地を引っ張りながらかける】
アイロンをかける際、アイロンを持っていない手でしっかり生地を引っ張りましょう。そうすることでシワがつきにくく、綺麗にアイロンをかけることができます。
【アイロンの先やお尻を上手く使う】
アイロンのとがった先や、お尻の部分を上手く使いながらアイロンかけをするのはとても大切なことです。また、アイロンを動かす時は少し先を浮かせるようにかけると上手くいきますよ。
【アイロンの動かし方】
シワを伸ばしたいときは、アイロンを直線に滑らすような形で動かします。
折り目を付けたい時は、アイロンを押し付けるような形で動かします。この時、生地が焦げないよう注意してくださいね。
風合いを戻したいときは、アイロンを浮かせましょう。
【アイロンの温度に注意】
生地のタグに、適切なアイロンの温度が表示されています。
アイロンの中に黒い丸がある表示を見てみましょう。
アイロンの中に黒い丸が1つの場合、低温110℃まで。
アイロンの中に黒い丸が2つの場合、中温150℃まで。
アイロンの中に黒い丸が3つの場合、高温200℃まで。
また、2016年12月以前に購入したワイシャツには、上記のような表示がありません。この期間以前のワイシャツには、以下の表示がされています。
・アイロンの中に「中」が書かれている場合、中温140~160℃まで。
・アイロンの中に「高」が書かれている場合、高温180~210℃まで。
生地の素材によってもアイロンの適切な温度は異なります。
アクリル、ナイロン素材は低温。
絹、毛、レーヨン、ポリエステルなどの素材は中温。
綿、麻素材は高温。
生地の素材にあった温度でアイロンをかけることで、生地を傷めずにキレイにアイロンをかけることができますよ。
ついでに知りたい!ワイシャツの洗い方
ワイシャツをセルフで洗う場合の洗い方についても解説します。
洗う前に、ワイシャツは裏返して綺麗に畳みます。そして洗濯ネットに入れましょう。ワイシャツ用の洗濯ネットは、100均で購入できます。
シャツのタグに「手洗い」の表示がある場合は、手洗いコースかドライコースで洗濯をしましょう。それ以外は標準コースで構いません。
シャツを洗う際は、脱水の時間を短くするといいですよ。脱水時間は約30秒。脱水時間を短くすることで、シワになりにくくなります。
洗濯が終わったらすぐに取り出し、畳んで軽く叩きます。スーツ用の太めのハンガーにかけ(なければ普通のでもOK)生地を引っ張りながらしっかりシワを伸ばします。
まとめ
・アイロンの基本的なかけ方
・襟→ヨーク→カフス→袖→身ごろの順でアイロンをかける
・細かいかけ方については、動画と共に紹介しました
・アイロンかけのコツ
・キーピングを使う、生地を引っ張りながらアイロンをかける、アイロンの先やお尻を上手く使う、アイロンの動かし方を知る、それぞれの生地に合うようアイロンの温度を保つ
・ワイシャツの洗い方
・シャツは畳んで洗濯ネットに→標準コースでスタート(手洗い表示がある場合は手洗いコース)→脱水時間は30秒→洗濯後はすぐに出して軽く叩き、ハンガーにかけてシワを伸ばす
アイロンのかけ方、難しそう…と思っていたのですが、意外にも簡単そうですね。コツをしっかり掴めば、誰でもキレイにアイロンかけができます。私はキーピングを使ったことがないので、今度アイロンかけをするときはキーピングを使ってみようと思います。
また、ワイシャツの洗い方についてですが、脱水時間が短い方がいいというのは初めて知りました。今後自宅でシャツを洗う時はその点も気をつけたいですね。
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