こんにちは!ライターのmakochamです!
突然ですが、あなたはデジタルとアナログの違いを正確に答えることができますか?
もし突然お子さんから質問されたら答える自信のある方は少ないのではないでしょうか?
「えー?アナログ?デジタルの反対だよ」
「じゃデジタルってなに?」
「デジタル?アナログの反対だよ。あれ?」
といった経験があるのではないでしょうか?
なんとなく違いはわかるけど、ちゃんと説明するのは無理という方もいらっしゃるかもしれませんね?
筆者はデジタルとアナログの違いと言えば「時計」を思い浮かべますが、
違いがわかっていればメリットとデメリットも理解できるので意外とお得ですよ!
例えばランニングをするときはデジタル時計の方が良くて、仕事をするときはアナログ時計の方が良いのです。
ただデジタルとアナログの違いだけを紹介するのではもったいないので、
今日はそれぞれの違いを知ることで日常生活でどのように生かすことができるかまで紹介しちゃいます!
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目次
デジタルとアナログの違い
ではまずはデジタルとアナログの違いについて紹介致します。
定義についてですが、少し難しいですのでなんとなく理解してもらえれば大丈夫です。
Wikipediaではそれぞれ次のように定義されています。
「デジタル(英語: digital, 英語発音: [ˈdiʤətl]。ディジタル)量とは、離散量(とびとびの値しかない量)のこと。連続量を表すアナログと反対の概念である。工業的には、状態を示す量を量子化・離散化して処理(取得、蓄積、加工、伝送など)を行う方式のことである。」
引用元:「デジタル」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2017年8月31日(日)5:29 UTC
https://ja.wikipedia.org/wiki/デジタル
「アナログ(英: analog、英語発音: [ˈænəˌlɔːg] アナローグ)は、連続した量(例えば時間)を他の連続した量(例えば角度)で表示すること。デジタルが連続量をとびとびな値(離散的な数値)として表現(標本化・量子化)することと対比される。時計や温度計などがその例である。」
引用元:「アナログ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2017年10月11日 (日) 02:21 UTC
https://ja.wikipedia.org/wiki/アナログ
一言でまとめると
デジタル=離散的な数字を表す方法
アナログ=連続的な数字を表す方法
です。
時計で考えるとわかりやすいのですが、
デジタル時計の秒針は1秒の次は2秒、その次は3秒と1秒ごとに表示されます。秒間ごとの表示方法はありません。
アナログ時計の秒針は絶えず動いているので1秒と2秒の間も理論的には表示できるということになります。
もう一つ、アナログは線でデータ量を捉えるため、0か1かで捉えることはできず、常に数値化できないという特徴があります。
一方デジタルは点でデータ量を捉えるため、0か1かでデータ量を示すことができます。
引用元:働き者ブログ
デジタル表示とアナログ表示を拡大してみると、このような図になるのでわかりやすいと思います。
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デジタルとアナログの具体例
定義がわかったところで、何がデジタルで何がアナログか具体例を示しながら考えてみましょう。
先程は時計で考えてみましたが、時計以外はどうでしょうか?
時計は理解するのが簡単な比較でした。
体温計のデジタルアナログ比較も簡単な部類に入ります。
デジタル体温計は必ず「36.2℃」のように小数点第一位までのきっちりした値を出してくれます。
一方のアナログの体温計は水銀計が該当しますが、しばしば36.2℃と36.3℃のメモリの間くらいを示すことがあります。
そこから大体36.2℃くらいととらえますね。
では計算機の比較です。
少し難しい比較になります。
電卓とそろばんの比較ですが、それぞれどちらの表示方法でしょうか?
イメージ的には電卓=デジタル、そろばん=アナログですか?
答えはどちらもデジタルです。
そろばんは珠の上下で数値を表します。そして整数しか表せません。
いわば上下が0と1なのです。連続したデータではなく離散したデータ表示です。
【[解放軍]アナログとデジタルって何? 古い・新しいでは有りません】。
今ひとつイメージしづらい方はこちらの動画も参照してみてください。
デジタルとアナログのそれぞれのメリットデメリット
何がデジタルで何がアナログかわかってきたところで、
デジタルとアナログのメリット、デメリットについて考えてみましょう。
デジタルのメリット
・保存、複製した時にデータが変質しにくい
・誰がみても客観的なデータ表示が可能
デジタルのデメリット
・アナログからデジタルに変換する作業を伴うため一般的にはアナログより遅い
アナログのメリット
・データ転送速度が早く、微妙なニュアンスまで表現可能
・同じものの復元がされにくい(デメリットになることも…)
アナログのデメリット
・ノイズが入りやすい
何を比較するにしてもやはり一長一短あるようです。
私たちに関わる部分はデータ表示の捉え方の部分が大きいように感じます。
客観的なデータ表示と直感的なデータ表示は好みの部分も大きいです。
一つ言えるのは何か計算をしなければならない場合や、多くの人と共通の認識を持たなければならない場合は圧倒的にデジタルに軍配があがるということです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はデジタルとアナログの違いについて紹介させていただきました。
①デジタルは離散的なデータ表示であり、アナログは連続的なデータ表示である
②アナログ=昔のイメージだが、そろばんも電卓もデジタル表示と言える
③デジタルは客観的で劣化に強い、アナログはその逆で直感的で劣化しやすい
上記のような特徴があると比較をさせていただきました。
違いが複雑なケースも多々あり、お子さんに質問された時にはなかなか分かりやすく教えてあげるのが難しいかもしれませんが、やはり最も身近で分かりやすく教えてあげることができるのは時計だと思います。
時計を見せてあげながら、今回の記事のアナログとデジタルの違いを教えてあげるのが良いと思います。
筆者もなかなかデジタルとアナログについて考えるような機会はありませんが、比較的アナログの方が好きであるということに気づきました。
時計はもちろんアナログですし、仕事の時もPCやタブレットに書き込むよりも、手書きのメモの方が好きです。
向き不向きというよりも完全に好みの違いかと思いますが、メリットデメリットを考えながら、生活の質を向上するために考えてみるのも悪くないと思いますので、ぜひ参照してみてくださいね!
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