こんにちは、ライターのmarieです。
あなたは普段、家族や友人と過ごす中で、「同じ出来事でも、人によって捉え方が全然違うなぁ」と思ったことはありませんか?
わたしには3歳年下の妹がいるのですが、性格や好みがほぼ真逆です。論理的で真面目な印象の妹と、感覚的で楽観的な自分。物事の捉え方も、得意な科目もまるで違いました。
同じ家庭で育ってきたのに、どうしてこんなにも違うのだろうとずっと思っていました。
仲の良い友人の中にも、性格が真逆の人がいます。共通の趣味などを通して、意気投合して仲良くなっているはずなのに、考え方は全然違います。
調べてみると、どうやらそれは脳の使い方が関係しているようです。
右脳と左脳、どちらの脳がより発達し、どちらの脳をより多く使っているのか。それによって、考え方や得意分野も変わってくるのです。
今回は、右脳派と左脳派を徹底比較し、自分はどちら派なのかチェックする方法やそれぞれの適職なども紹介いたします!
スポンサーリンク
目次
右脳と左脳の役割は?
まず、それぞれの脳の役割から見ていきましょう。
右脳と左脳には、まったく異なる役割があります。
右脳が関わっているのは、
・喜怒哀楽などの感情
・直感力
・ひらめき
・空間認知力
主に五感で感じたことを、直感的かつ総合的に認識します。
記憶する領域が左脳に比べて大きく、長時間の記憶も得意です。見たままのイメージで記憶するので、イメージ脳や感覚脳とも呼ばれます。
そんな芸術的な右脳に対し、左脳の役割はこちら。
・論理的な思考
・冷静沈着
・計算
・読み書き
直感的な右脳と違って、集計したデータをもとに物事を捉えます。
何かが起こったときは、感情よりも冷静な分析・判断をして行動します。
多くの情報を長時間覚えるのは苦手で、論理脳・デジタル脳と呼ばれています。
感情豊かで直感的な右脳と、冷静で論理的な左脳。
ここまで正反対な役割を担っているとは驚きでしたが、わたしと妹の違いを思い返すと当てはまっていることが多く、納得もできました。
スポンサーリンク
効き脳をチェックする方法ってあるの?
左右の脳の違いが分かると、次は「自分は右脳派か左脳派、どっちなんだろう?」と気になってきませんか?
実は、利き腕や利き足と同じように、脳にも効き(利き)脳があるんです。
さらに、物事の捉え方(インプット)・処理の仕方(アウトプット)で、それぞれ効き脳が違う場合もあり、これから紹介する方法で4つのタイプに分類することができます。
とっても簡単なので、ぜひチェックしてみてください。
1. 両手を組む
両手の指を交互に絡めて組みます。
このとき親指は、右と左どちらが下にきていますか?
2. 両腕を組む
次は、何も考えず自然に腕組みをしてみてください。
右腕と左腕、どちらが下にありますか?
1つ目の方法では、物事を捉えるとき(インプット)
2つ目の方法では、物事を処理するとき(アウトプット)
の脳の使い方が分かります。
どちらも右が下…直感的に捉えて、感覚的に処理する完全な右脳派
どちらも左が下…論理的に捉えて、論理的に処理する完全な左脳派
左親指、右腕が下…左脳で論理的に捉えて、右脳で感覚的に処理
右親指、左腕が下…右脳で直感的に捉えて、左脳で論理的に処理
結果は、予想通りでしたか?それとも意外でしたか?
わたしは予想通り、完全な右脳派でした!
気軽にできるチェック方法なので、家族や友人にも試してもらって、みんなの効き脳を調べるのも楽しそうですね。
右脳派の適職と左脳派の適職
効き脳が分かると、なんとなく自分の得意分野・苦手分野も分かってきます。
そこで次は、それぞれの適職について紹介していきます。
右脳派の方は、デザイナー・小説家・作曲家など芸術関係が向いています。
また、ひらめきと直感力に優れているので、商品企画など一から何かを生み出す職業も適職といえます。
左脳派の方は、公務員・医師・弁護士・エンジニアなどが向いています。
文字や数字を認識する能力が高く、論理的に考えられる真面目な努力家なので、専門職で力を発揮します。自分で考え、判断して進めていける研究職にも向いています。
先ほどのチェック方法がすべてではありませんが、就職や転職で悩んだときは参考にしてみると、新たな自分を発見するきっかけにもなると思います。
右脳を鍛えるメリットと鍛え方は?
右脳派にも左脳派にも、良い面・悪い面はありますが、右脳を鍛えることで生きるのが楽になるケースもあります。
・直感が冴えて、危険察知能力が上がる
・自分の感情を素直に出せるようになり、ストレスが溜まりにくくなる
このように、「生き抜いていく力」がアップします。
右脳派と左脳派、どちらが正しいとかはありません。
でも、もし「なんか生きづらいな」と思ったときには、これから紹介する方法で右脳を鍛えてみるのも良いと思います。
どれも日常生活に取り入れやすい簡単なものばかりです。
・本を読む
・映画を見る
・100マス計算
最初の3つは、趣味としてやっている方も多いと思います。
どれも五感から情報を入れ、感情を揺さぶるものなので、右脳のトレーニングにぴったりです。
4つ目の100マス計算は、縦横にそれぞれ0~9の数字を書き、交わった2つの数字を足していく、というものです。
小学生向けの計算ドリルが本屋さんに売っているのを目にしたことはありませんか?
勉強だけでなく、右脳を鍛える方法としても効果的なんです。スピードを意識することがポイントです。
小学生向けのドリルを買うのはちょっと……という方は、こちらの動画で紹介されているようにアプリもあるので使ってみてください。
【シンプルに100マス計算やってみた!】
足し算だけでなく、引き算・掛け算などもあります。
解くのにかかった時間で順位も出るので、ゲームとしても充分楽しめますよ。
他にもパズルや、新しいことにチャレンジするのも、右脳を鍛えるトレーニングになります。
まとめ
右脳と左脳には、まったく異なる役割があることが分かりました。
右脳の役割
・感覚的
・豊かな感情表現
・ひらめきや直感力
左脳の役割
・論理的
・数字や文字の認識
・冷静沈着
そして、「手を組む」「腕を組む」という簡単な方法で自分の効き脳を調べられ、その結果をもとに、向いている職業を予想することもできます。
・右脳派…豊かな感情表現を活かした芸術関係や、ひらめきが重要な商品企画など。
・左脳派…論理的思考、真面目で努力家なところを活かした専門職など。
さらに、人生を少しでも生きやすくするひとつの手段として、右脳を鍛える方法も紹介しました。
・読書や音楽鑑賞
・100マス計算
・パズルなど
右脳派のほうが優れているというわけではありません。
ですが、鍛えることによって、生き抜いていく力がより培われ、生きるのが楽になるケースもあります。
効き脳には、先天性のものと後天性のものがあるので、普段の生活やトレーニングで変えることができます。
この先、就職で迷ったときや生きづらさを感じたときには、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。
スポンサーリンク