こんにちは!ライターのmakochamです!
実は私無類の麺好きなのですが、あなたも麺好きですか?食べてますか?
ラーメン、うどん、そば、パスタ、フォー、春雨等様々な麵料理がありますが、その中でも日本発の和食というカテゴリーではうどんとそばは好みが分かれるところであります。
筆者も食事の度にうどんかそばか迷うことがありますが、基本的に東日本にいる時はそば、西日本にいる時はうどんを食べることが多いです。
うどんは地域別に若干特徴が異なります。最も有名な讃岐うどんをはじめとして、稲庭うどんや武蔵野うどん、京うどんに博多うどん等非常に豊富なバリエーションがあります。広義には名古屋名物のきしめんや、山梨名物のほうとうもうどんの仲間に入るようです。
一方のそばも岩手のわんこそばや、深大寺そば、信州戸隠そば、へぎそば等各地で独自のメニューがあり、その土地土地に合わせた味で楽しまれています。
好みの話やバリエーションの話を始めてしまうと、いつまでたっても終わらなくなってしまうので、今日はどちらが健康に良いのかという切り口で、うどんとそばを徹底的に比較していきたいと思います!
もしご家族やお子さんのお昼はどちらがいいのだろうと迷われている方がいらっしゃったら必見ですよ!
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目次
うどんとそばはどっちが健康に良いのか
まずどちらが健康に良いのか考える前に、それぞれの原料について考えてみましょう。
うどんのオーソドックスなメニューは小麦粉(中力粉)、塩、水といたってシンプルです。中にはヨモギやお茶を刷り込むケースもありますが、基本は小麦粉です。
そばは小麦粉に加え、そば粉を生地に練りこみ麺にしていきます。こちらも様々な作り方がありますが小麦粉に対して30%以上そば粉が含まれた麺をそばと呼ぶそうです。
そば粉に栄養がたくさん含まれているとそばのほうが健康に良さそうですよね。実はそば粉には様々な栄養素が含まれており、単純にどちらが身体によいものが多く含まれているかという比較ではそばが圧勝です。
うどんに含まれていなくてそばに含まれている栄養素をまとめてみました。
動画も参考にしてみてください。
【そばダイエット方法 糖尿、血圧、肝臓、美容、自律神経にも効果的】
・ルチン
別名ビタミンPと呼ばれており、血管をしなやかにし動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
水溶性のためそばの茹で汁である蕎麦湯を飲むと効率よく摂取できます。
・ビタミンB1、B2
ビタミンB群が不足すると栄養状態が悪い時に流行った脚気という病気の原因になります。ビタミンB1が不足すると食物で摂取したエネルギーを効率よく変換できなくなってしまい、疲れやすい身体になります。ビタミンB2は糖質、脂質の代謝を促進し、栄養状態をよくする手助けをしてくれます。
・食物繊維
葉物の野菜に豊富に含まれていますが、便秘に効果がありお通じをよくしてくれます。
これだけそば粉には栄養素が含まれています。身体への良い影響や、栄養面ではやはりそばが圧勝のようです。
では、ダイエットの時はどちらがよいでしょうか?また消化が良いのはどちらでしょうか?
もう少しうどんとそばの比較を進めていきましょう。
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うどんとそばのカロリーや消化の良さを比較
そばに栄養素が豊富に含まれており、健康食として注目されていることからカロリーも低そうに感じますが、結論同量のうどんとそばのカロリーを比較するとうどんの方が低いです。
100gあたりにするとそばが114kcalでうどんが105kcalです。一人前にするとだいたい50kcalほどそばの方が高くなります。
これはなぜかというと、粉の状態では両者はほぼ同等のカロリーで違いはありませんが、ゆでる段階でうどんの水分量が多くなり、粉の割合が減るため同量のゆであがりを比べるとうどんの方が低カロリーになるのです。
よく考えてみるとうどんのほうがもちもちしているので水分量が多いと言われても納得ですね。
では消化が良いのはどちらでしょうか?
風邪を引いたときうどんを食べる方いらっしゃいませんか?筆者は風邪の時薄味のうどんをゆっくり時間をかけて食べるようにしています。
炭水化物(糖質)の割合はうどんの方が高く、しかもうどんに含まれている炭水化物はより吸収されやすい特性を持っているのでうどんは胃にとどまっている時間が短く、より速やかに吸収されます。ですので非常に消化に良いのです。
そば粉に含まれている食物繊維はどちらかというと胃や腸にとどまる傾向があるため、そばと比較してもうどんのほうが消化が良いということになります。
ここまでうどんのいいところを紹介してきましたが、カロリーが低くて、消化にもよいうどんの方がダイエットにもいいのでは?と思われた方、いらっしゃいましたらお待ちください!
実はうどんの方がダイエットにいいと必ずしも言い切れるわけではありません。
その理由についても考えてみましょう。
先程紹介したうどんの特徴である「炭水化物で吸収が早く、消化が良い」ということは、血糖値の上昇も速やかであるということになります。
最近のダイエット法である糖質制限ダイエットや、野菜→肉→ご飯の順番食べは血糖値の急激な上昇を防ぐために実践されています。要は血糖値が急激に上がる食事の仕方は太りやすい食事の仕方ということができるのです。
ダイエットの実践のためにはうどんを食べる前にサラダを食べ、急いで食べるのではなく少しずつゆっくり食べることで血糖値の上昇を穏やかにすることが大切なようです。
うどんとそば、人気があるのはどっち?
栄養面や健康面、カロリーについて比較しながら考えてきましたが、実際うどんとそばどっちが人気なのか気になりますよね。
うどん勝利の記事
比較対決まとめ.com
そば勝利の記事
なんでも調査団
記事によってまちまちですが、チェーン店の多さという観点では世間一般的な人気はうどんに軍配が上がるのではないかというのが筆者の意見です。
記事内にもありますが、天ぷら等のトッピングを充実させたり、味のバリエーションを増やしたりうどんのほうが応用レシピが多い気がします。
どちらの人気が勝っているかという問題は非常に難しいですが、より多くの人に受け入れられているのはうどんではないかと思います。
こちらでは全国の名物うどんをご紹介しています。意外な発見があるかもしれませんよ!
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まとめ
今回はうどんとそばの比較について書きました!
どちらが健康に良いのかではそば粉の健康への影響について分析しました。
カロリーや消化の良さではそれぞれに含まれる水分の多さについてと、どのように消化されるのかがわかりました。
人気については諸説ありましたが、どちらも古くからよく親しまれている料理であることがわかりましたね。
結論筆者はどちらも大好きです!
かき揚げを乗せてつゆに浸しながら食べるのが特に大好きです。
どちらが好きかという議論、どちらが健康に良いかという議論、様々あると思いますが、和食が誇るおいしい麺料理が2種類も味わえるのは贅沢なことではないでしょうか?
うどんもそばもどちらも好きでいいと思います。気分によって変えるのもありでしょう。
あなたにも自分だけの特別なこだわりがあると思います。
必ず白米と一緒に食べる、サイドメニューに揚げ物を頼む、卵を落として月見にする等たくさんの食べ方、レシピがあります。
うどんもそばもどちらもおいしく食べるための探求を続けていきましょう!
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