こんにちは!ライターのharukaです。
お中元やお歳暮は、日本ならではの風習です。特に年配の方なんかはこれらを贈るのが当たり前となっていますが、今の若い方はお中元やお歳暮を贈る機会は少ないそうです。
今まで私はお中元やお歳暮とは無縁の生活を送ってきました。しかし、結婚してからは主人の仕事の関係で、お中元やお歳暮をいただく機会が増えました。
そんな時ふと疑問に感じたのですが、お中元やお歳暮ってそもそも誰に何のために贈るのでしょうか?また「お中元」と「お歳暮」の違いってなんでしょう?名前は知っていても、その意味を細かく答えることが今の私にはできません。
そこで今回は、お中元とお歳暮について調べてみました!マナーやおすすめの商品も紹介しますよ。
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目次
お中元とお歳暮は誰に贈るといいの?
まずはお中元とお歳暮の違いや、贈る相手について紹介します。
【お中元とお歳暮の違い】
お中元とお歳暮は、贈る時期が違うだけなんです。
お中元は一般的に、6月~8月の間に贈るものです。お中元の名前に「中」と入っているので、1年の真ん中に贈るもの、と覚えるといいですね。
そしてお歳暮ですが、一般的に12月中に贈ります。年の暮れに贈るのがお歳暮。こちらも名前に「暮」が入っていて覚えやすいですね。
どちらも一般的な時期を紹介しましたが、贈る時期は地域によって少し異なるので注意が必要です。
【贈る相手】
お中元やお歳暮は、日頃お世話になっている人へ贈るものです。
昔から商人の間で日々の感謝を込めて贈りものをする風習があったそうで、その風習が現在までずっと続いているということなんですね。
では、具体的には誰に贈るのが良いのでしょうか?「日頃お世話になっている人…」と言って思いつくのは
・家族や親せきの人
・上司など会社の人
・取引先の人
・友人
といったところでしょうか?この中だと特に「上司など会社の人」や「取引先の人」へお中元やお歳暮を贈るのが一番多いと思います。私がいただくお中元やお歳暮は、主人の仕事関係の人が多いです。
【贈ってはいけない相手】
お中元やお歳暮を贈ってはいけない人もいるので、こちらも確認しておきましょう。
・公務員
公務員にお中元やお歳暮を贈るのはNG。これは、利害者から物品の贈与を法律で禁止されているからです。
・一部の会社
会社によっては、お中元やお歳暮を禁止しているところもあります。これは、贈る側と受け取る側の金銭面での負担を考えて禁止していたり、お中元やお歳暮によってトラブルを避けるために禁止しているなどの理由があります。理由は会社によって違うので、この点も確認しておく必要がありますよ。
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お中元とお歳暮のマナーについて
お中元とお歳暮を贈る時などのマナーについて知っておかないと、恥をかいてしまうこともあります。ここでは押さえておきたいマナーのポイントを紹介します。
【喪中について】
お中元やお歳暮は、日々の感謝を込めて贈るもの。なので、喪中の相手に贈っても問題ありません。これは自分が喪中であっても同様です。
しかし、贈るには以下の注意点があります。
・四十九日を過ぎてから贈る
・送り状などにめでたい言葉は書かない
・宛名を故人以外にする
・紅白ののしは使わない
これらを守って贈ってくださいね。
【送り状とお礼状】
お中元やお歳暮を貰った場合、お礼として何かを贈り返す必要はありません。しかし、お礼状は必ず書きましょう。最近では電話やメールで済ませる人もいますが、できればきちんとしたものを出しましょう。
これらの例文などは、ネットで調べるとたくさん出てきます。例文を参考にして書くと簡単ですよ。ちなみにこちらの動画では、例文を確認することができます。
【一筆箋。お中元、お礼状の書き方と文例、例文】
ぜひ参考にしてくださいね
【のしについて】
お中元やお歳暮には、のし紙を付けて贈ります。のし紙と言うのは、のしと水引を1枚の紙に印刷した物の事です。
のしに書く表書きですが、お中元の場合は「お中元」もしくは「御中元」と書きます。そして、同じくお歳暮にも「お歳暮」もしくは「御歳暮」と書きましょう。
水引の下には名前を書きますが、文字を小さめに書くようにするといいですよ。これらを書く際、ボールペンは控えるようにして筆ペンなどで書くようにしてくださいね。
また、肉や魚介類、鰹節にはのしをつけないようにしましょう。これは、お祝いの印が2重になってしまうのを防ぐためです。
金額別、おすすめと定番
最後にお中元とお歳暮にピッタリの商品を、金額別にご紹介します。
【~3,000円】
◎スイーツ
スイーツは3000円以内の予算であっても、たくさん種類があるのでおすすめです。
・洋菓子(クッキー、ケーキなど)
・和菓子(わらび餅、もなか、どら焼きなど)
・アイスクリーム(お中元におすすめ)
・ゼリー
最近では、暑い夏を迎えるお中元の時期にアイスクリームを贈ることが増えているそうです。贈る相手が若い人や、子供が小さい家庭を持つ人に贈ると喜んでもらえそうですね。
また、スイーツのお中元やお歳暮は、そのほとんどが詰め合わせなどとして売られています。好き嫌いが分からない、という相手には詰め合わせギフトがおすすめですよ。
◎麺類
麺類はお中元やお歳暮の定番商品です。
・そうめん(お中元におすすめ)
・お蕎麦(お歳暮におすすめ)
・うどん
私もよくお中元にそうめんをいただきます。夏になるとそうめんは食べる機会があるので、頂くととてもうれしいです。
また、お蕎麦をお歳暮に贈ると年末の年越しそばに使えるので、とても助かります。
【3,000~5,000円】
◎ソーセージやハム
ソーセージやハムも定番の人気商品です。老若男女問わず、また独身の人でも家庭を持つ人でも、どんな人にでも贈れます。
◎お米
お米はどんな人にでも喜んでもらえる商品です。自分でお米を買う時は安いものを選んでしまいます。お中元やお歳暮で、いつもは口にしないお米を貰うと嬉しいです。
【5,000~10,000円】
◎お肉
お中元やお歳暮の定番商品といえばお肉ですよね!
・しゃぶしゃぶ肉
・すき焼き肉
・ハンバーグ
時期を問わず贈れるので、迷ったらお肉を選ぶといいですね。特に年末年始には、家族が集まってしゃぶしゃぶやすき焼きをする機会が増えるので、お歳暮にお肉をいただくととても嬉しいです。
◎魚介類
魚介類も年中、時期を選ばず贈ることができます。
・カニ
・うなぎ
・鮭
特にカニやうなぎは自分ではなかなか買わないものなので、いただくと嬉しいです。食べるのが楽しみになります。
まとめ
・お中元を贈る時期や相手について
・お中元は6~8月、お歳暮は12月中に贈るが、地域によって少し異なる
・贈る相手は主にお世話になった人。親族や会社の人、取引先の人などがほとんど
・お中元とお歳暮のマナーについて
・自分や相手が喪中であっても、お中元やお歳暮を贈って良い
・送り状とお礼状は、電話やメールではなくきちんと書いて出すのが望ましい
・のし紙とはのしと水引を書いた1枚の紙で、肉や魚介類には付けない
・おすすめの商品を予算別に紹介
・3,000円未満ならスイーツや麺類
・3,000~5,000円ならソーセージやハム、お米
・5,000~10,000円ならお肉や魚介類
主人の仕事関係の人に贈ることがほとんどですが、今度は遠くに住む親せきに贈りたいと思います。また、私もお中元やお歳暮をいただく機会が増えているので、マナーについてはしっかり押さえておきたいなと改めて感じました。
今回は金額別に商品を紹介しましたが、アイスクリームが人気だなんて驚きですよね。今度贈りたいな~と思っている親戚の家には小さな子供がいるので、アイスクリームを贈ってみたいと思います。
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