こんにちは。青木ゆきです。
夏は職場や電車の冷房で冷え、冬の寒さでも冷え、いい加減に冷えから解放されたいあなた!そんなときは「貼るカイロ」の出番です!手に入りやすく、手ごろな値段の使い捨てカイロ。そのなかでも、貼るタイプのカイロは特に優秀です。貼る場所によって効果が違ってきます。カイロは貼る場所が重要となってくるのです。
手ごろな値段といえども使い捨てですし、使用するならより効率良く温めたいですよね?でも実際、どこに貼るべきなのか、わからないあなたへ。年中冷えに悩まされてきた私が、カイロを貼る際、効果的に温められる場所を目的別にご紹介します。
女性は8割が冷え性だと言われています。「冷えは万病の元」早めに改善しましょう。
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目次
目的に合わせてカイロを貼る場所を決める
カイロは貼る場所により、効果が違ってきます。目的によって、おすすめの貼る場所のおすすめがあります。あなたの目的に合った、使用方法を試してみてください。
①冷えを改善したいときに貼る場所
冷えを解消するために効率的な場所は、首元です。首元は体温が逃げやすい場所のため、ここを温めると血行が良くなります。また、へそのちょうど反対にあたる腰の部分に貼るのも効果的です。太い血管を温め、全身に行き渡る血液の温度を上げることで、冷えを解消できます。冷えている場所を集中的に温めても、効果は一時的なものでしかありません。冷え性から解放されるには全身の血行を良くすることが大切です。
②風邪気味のときに貼る場所
風邪になりかけている時には、頭を前に倒した際に、首の後ろに出っ張ってくる骨の下、くぼんでいる部分にカイロを貼りましょう。ここは「大椎」と呼ばれ、風邪予防のツボなのです。ツボというものの、押すのではなくお灸をすると効果があると言われています。つまり、お灸のように、カイロを貼って温めることで同じ効果が得られます。また、この場所のツボは、肩こりにも効果があるそうです。
③お腹の調子が悪い時に貼る場所
下半身、下腹部の冷えには腰にカイロを貼りましょう。腰を温めると、温まった血液が下半身を中心に流れます。また、へその下(指4本分下のあたり)に貼るのも効果的です。ここは胃腸を温められる場所で、下痢や腹痛に効果があるそうです。私は女性特有の下腹部痛にも貼るカイロを重宝しています。これを貼るだけで、とても痛みが軽減されます。個人差はあると思いますが、同じように悩まされているのなら、試してみてください。
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カイロを貼るときの注意点
カイロは手軽に早く身体を温めることができますが、使用方法には十分に気を付けなければなりません。カイロを貼るうえで恐いのが低温やけどです。低温やけどは自覚症状を伴わないそうです。長時間、体温より少し高めのものが同じ部分に接することで引き起こされます。
特に高齢者の方、知覚や運動機能が低下している方は低温やけどになるリスクが高く、重症となりやすいそうです。一緒に暮らしている場合は、あなたも気にして様子を見てあげましょう。
貼っている場所の圧迫(ベルトや帯など、長時間座った状態でいる、長時間寝たままの状態)や、貼っている場所を暖房機器(コタツやストーブ、ホットカーペットなど)で温める行為も、低温やけどを引き起こす恐れがあります。布団の中での使用や、肌への直貼りも、やけどの恐れがあります。
低温やけどは見た目より重症の場合があるそうです。やけどに気付いた際には早めに専門のお医者様に診てもらいましょう。
また、有効期限の切れてしまったカイロや、傷・穴のあるカイロは使用しないようにしましょう。各メーカーのカイロには、使用上の注意・禁止事項が必ず書かれています。きちんと読み、正しく使用してください。使用済みのカイロを捨てる際は、各自治体の規則に従って捨てるようにしましょう。
カイロを長持ちさせる裏技
簡単に手ごろな値段で手に入るカイロですが、やはり節約はしたい。また、せっかく貼るのであれば長時間持続してくれた方が、貼り変える手間を減って良い。そんなあなたへ、カイロを長持ちさせる裏技をご紹介します。
長時間持続させるためには空気に触れさせないことが重要です。カイロの中の鉄が酸素と化学反応を起こすことで、熱を発します。つまり、空気に触れさせずに化学反応を起こすスピードを遅らせることで持続時間が長くなるのです。
Twitterでは「サトニシ@アカ移動準備中 @satomarimo」さんがこんな裏技も紹介しています。
https://twitter.com/satomarimo/status/659640792718307328
袋の角(対角になっている)2か所のみ切って、カイロ自体を出さないことで、空気に触れる面積を減らし化学反応を遅らせる方法ですね。この方法は袋に入ったままの状態ですので、テープなどで衣服に貼れるように工夫する必要があります。
他にはガムテープなどを貼って、空気を触れにくくさせる方法があります。
まとめ
目的によってカイロを貼るべき場所が違います。冷えの改善には首元やへその反対にあたる腰。風邪気味の時には「大椎」といわれるツボ。お腹が不調の場合は腰やへその下。しっかり覚えておきましょう。カイロを使用する際、低温やけどには十分に気を付けるようにしてください。低温やけどは自覚症状がなく、ひどく見えなくても重症の場合があります。
国や自治体が低温やけどについて注意喚起をするほどですので、カイロを使用する際には十分に気を付けましょう。カイロを貼る際には必ず注意・禁止事項をよく読んで使用しましょう。カイロを長持ちさせたい場合には、空気にあまり触れないように使用すると良いでしょう。
カイロは簡単に手に入れやすくて手ごろな値段です。そのうえ、こんなに優秀だなんて、もう手放せませんね。冷えに悩まされるあなたにとって、頼れる存在となるでしょう。
夏の冷えも、冬の冷えもカイロをそれぞれ目的に合った場所に貼りさえすれば、もう悩まされることはないでしょう。ただし、それでも改善されず冷えの症状が悪化する際にはお医者様に相談することをおすすめします。
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