こんにちは、ライターのsyugetsuです。
あなたは普段、コーヒーをよく飲みますか?
寝起きに一杯、お昼に一杯、お菓子を食べるときに一杯と、日常的にコーヒーを飲む方は意外と多いのではないでしょうか。
インスタントや市販のレギュラーコーヒーのみならず、今は少しお金をかければ通販などでもおいしいコーヒーを買うことができます。筆者もコーヒーが好きで、通販でよく買っています。
しかし暑くなってくるとホットコーヒーを飲むのが辛くなってきますよね。アイスコーヒーもありますが、市販のものだとどうしても限られてきますし、作ろうとすると意外と大変なものです。
そこで今回は夏場にもおいしく飲める水出しコーヒーを紹介しようと思います。
水出しコーヒーの特徴と魅力、水出しコーヒーの作り方、そしてオススメの水出し用のコーヒー豆といったところを紹介していきます。
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目次
水出しコーヒーの特徴と魅力
水出しコーヒーの特徴は水を使ってコーヒーを抽出することにあります。普通、コーヒーはお湯で抽出するものです。アイスコーヒーもありますが、これもお湯で抽出するコーヒーを冷やすことで作っています。水を使うことでアイスコーヒーを作るよりも手軽に冷たいコーヒーを飲むことができます。
水出しコーヒーは普通のコーヒーと比べて、味や香りにも変化が出ます。水を使うことでタンニンやカフェインと言った苦みや渋み、刺激を出す成分があまり抽出されなくなります。その結果口当たりのいい、風味の優しいコーヒーができあがります。
またお湯を使って抽出するとコーヒーが酸化しやすくなり、すぐに香りが飛んでしまうのですが水出しコーヒーは酸化しにくいです。一度抽出して冷蔵保存をしておけば、3日くらいは美味しく飲めます。
手軽にすっきりした風味のコーヒーを作れ、しかもある程度保存ができる。それが水出しコーヒーの魅力です。
ではそもそもこの水出しコーヒーはどういう経緯で作られるようになったのでしょうか。説は複数ありますが、代表的なものを紹介します。
水出しコーヒーは英語でコールドブリューコーヒー、またはダッチコーヒーと言います。ダッチとは英語でオランダのこと。水出しコーヒーの起源はオランダ、ではなく、当時オランダ領だったインドネシアにあるのです。
当時のインドネシアにいたオランダ人はインドネシア産のコーヒー豆でコーヒーを飲んでいました。ですがインドネシアで栽培されていたのは苦みやえぐみの強いアラビカ種と呼ばれるコーヒー豆でした。このアラビカ種をどうにかおいしく飲めないかと考案されたのが水出しコーヒーであるとのことです。
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水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーの作り方には大きく分けて二つ方法があります。
一つは挽いたコーヒー豆を水に漬け込む方法、もう一つは挽いたコーヒー豆に水を垂らし続ける方法です。
両方とも専用の道具があるのですが、水に漬け込む方法は専用の道具なしでもできます。気軽に水出しコーヒーを試せるので、まずは専用の道具なしで水出しコーヒーを作る方法をご紹介します。
まず用意するのは、
・ピッチャー、ポットのような入れ物
・茶葉やダシなどを入れるためのフィルターバッグ
・コーヒーの粉
たったこの三つです。
手順としましては、コーヒーの粉をパックに詰め、ポットに入れた後、たっぷりの常温の水を注いでおよそ七時間待つ。これだけです。
詳しいことはこちらの動画も参考にしてください。
【#8【夏のコーヒー2017】一番簡単で美味しい水出しコーヒーの作り方(how to make coldbrew coffee)】
およそ七時間ですから寝る前に漬けておけば完成です。とても簡単ですよね。
気になるのは粉の量ですが、水10に対して粉が1の割合が適量です。1リットル作ろうと思ったら粉が100グラム前後必要ということですね。
この作り方は気軽ですし、コーヒーと一緒に果物を漬け込むと簡単にフレーバーコーヒーも作ることができます。夏場はオレンジなど柑橘類のフレーバーコーヒーを涼やかに味わいたいですよね。
ただし気をつけてほしいことがあります。水出しコーヒーはお湯で淹れるよりコーヒーの成分が抽出されません。特に酸味は出にくくなってしまいますので、酸味の強い品種を使うと味がぼけてしまったり、味が薄くなり過ぎてしまったりする恐れがあります。そのためできるだけ苦みの強い品種や焙煎方法のものを使うことをおすすめします。
また水出しコーヒーでは水にも注意が必要です。水出しコーヒーでは常温の軟水を使います。軟水はお茶やダシをとるときに使う水で、コーヒーの風味を出すことにも向いています。日本の水道水はすべて軟水ですので水道水を使うなら心配はいりませんが、もしミネラルウォーターなどで作る際には水の硬度にも気を配ってください。
もしこの作り方で水出しコーヒーに興味を持ったときは、コーヒー専門店に行けば水出しコーヒー用にストレーナー(濾し器)のついた専用のピッチャーも売っていますし、フレンチポットやコールドブリュワーといった専用の道具もあります。もし本格的に水出しコーヒーを飲みたいと思ったら購入してみるのもいいのではないでしょうか。
水出し用のコーヒー豆をご紹介
水出しコーヒーに向いているコーヒーは苦みの強いものです。酸味の強いものは向きません。お湯ほどコーヒーの味を抽出することができないため、ぼやけてしまったり薄味になったりしてしまうのです。
もちろん敢えて酸味の強いものを使ってより繊細な風味のコーヒーを味わうのも手ですし、何より普段から飲んでいる、自分の好きなコーヒーで作るのが一番いいのではないかと筆者は考えます。
ただコーヒーには詳しくないけどおいしい水出しコーヒーが飲みたいと思う方もいるでしょう。そこであらかじめ水出し用と銘打たれたコーヒー豆を三つ紹介します。これさえ買えばハズレはありません。おいしい水出しコーヒーを作ることができます。
【辻本珈琲 プレミアムアイスブレンド80g中挽き【水出しコーヒーポット用】アラビカ種100%のアイスコーヒー粉】
プレミアムアイスブレンド80g中挽き【水出しコーヒーポット用】アラビカ種100%のアイスコーヒー粉
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プレミアムアイスブレンド80g中挽き【水出しコーヒーポット用】アラビカ種100%のアイスコーヒー粉
試しに水出しコーヒーを飲んでみたいという人におすすめの、使い切りサイズの80グラム入りです。お値段も手頃ですよね。辻本珈琲は大阪にある珈琲専門店です。
【パオコーヒー 【 自家焙煎 コーヒー豆】【深煎り】 キリマン・ エスプレッソ (豆のまま)】
【 自家焙煎 コーヒー豆】【深煎り】 キリマン・ エスプレッソ 100g (豆のまま)
楽天市場はこちら↓
【コーヒー豆】深煎り キリマン エスプレッソ200g
キリマンジャロという酸味の強い品種を、エスプレッソ向けに深煎りして苦みを強くしたものです。水出しコーヒーはもちろんエスプレッソやアイスコーヒーに使ってもおいしく飲むことができます。キリッとした苦みの奥でかすかに感じられるキリマンジャロの酸味は水出しコーヒーでもおいしく味わうことができます。
【澤井珈琲 澤井珈琲 コーヒー 専門店 アイスコーヒー 水出しコーヒー用 コーヒー豆 4種類 セット 2kg (500g x 4) 200杯分 超大入り 【 豆のまま 】】
澤井珈琲 コーヒー 専門店 アイスコーヒー 水出しコーヒー用 コーヒー豆 4種類 セット 2kg (500g x 4) 200杯分 超大入り 【 豆のまま 】
楽天市場はこちら↓
【澤井珈琲】 コーヒー専門店のアイスコーヒー・水出し珈琲福袋
もし水出しコーヒーにハマったらこちらの2キロ入りも検討してください。細かく買うより財布に優しいです。一つの味では飽きてしまうかもしれませんがこちらは500グラムずつ4種類のコーヒーを味わえます。珈琲専門店ですから味もお墨付き。これからの暑い季節も乗り越えられそうですね。
まとめ
今回は水出しコーヒーの特徴と魅力、水出しコーヒーの作り方、そして水出し用のコーヒー豆をご紹介してきました。
・水出しコーヒーは手軽に作れて、すっきりした味わいが魅力。
・水出しコーヒーは冷蔵で長期保存も効く夏にぴったりのコーヒー。
・水出しコーヒーは専用の道具がなくてもピッチャーとフィルターバッグがあれば作ることができる。
・もし興味を持ったら専用の道具や水出しコーヒー用のコーヒー豆を購入する。
じめじめした季節のあとはいよいよ夏です。厳しい夏の暑さに負けないように過ごしたいですよね。
暑さ対策には色々ありますが、コーヒーをよく飲む方にはこの水出しコーヒーはとてもおすすめです!
ぜひ試してみてくださいね!
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