こんにちは!ライターのYokoです!
多くの著名人が健康維持やアンチエイジングの習慣として取り入れている事でポピュラーとなった「マヌカハニー」ですが、あなたはその効果や、食べ方などについてご存知ですか?
薬嫌い医者嫌いの私自身も、酷い喉の風邪をひいた事がきっかけで試したところ、その優れた効果を実感して、今でも毎日の習慣に取り入れています。
現在ではスーパーなどでも売られるようになりましたが、中にはほとんど効果の期待できない、偽物ともいえるような物も出回っているようです。
今回は、マヌカハニーの驚くべき効果や上手な選び方等について解説していきたいと思います!
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目次
マヌカハニーの凄すぎる効果!
普通のはちみつでも、抗菌作用や抗酸化作用、抗炎症作用等ある事が知られていますが、マヌカハニーにはその何倍もの効果があり、本場ニュージーランドでは、医療用としても利用されてます。今回は、数ある効果の中でも、研究によりその成果が証明されている物をご紹介したいと思います!
【虫歯・歯周病・口内炎の予防】
はちみつというと甘いものなので、え?歯に悪いんじゃないの?と思ってしまいますが、砂糖とはちみつは同じ糖分でも、成分が全く異なります。
砂糖(特に白砂糖)に含まれているような虫歯になりやすい成分は、はちみつには入っていない上に、特にマヌカハニーは高い抗菌力・抗ウィルス力を持っているので、虫歯菌や歯周病菌を抑制し、口内環境を改善する事ができます。
また、殺菌効果だけではなく、抗炎症作用により、口内炎の改善にも役立ちます。
【ピロリ菌・大腸菌等の胃腸疾患の改善】
マヌカハニーが日本で広く知られるようになったのが、ピロリ菌に対する効果によるものだとされています。世界で一番胃がんによる死亡者が多い日本ですが、ピロリ菌は胃がんや胃炎の原因となる菌です。
日本人の2人に1人がピロリ菌に感染していると言われていますが、マヌカハニーのその強い殺菌作用はピロリ菌の抑制に効果があり、胃がん予防になると言われています。
また、粘膜を保護する効果もあるので、胃の不快感や痛みも改善します。さらに、ピロリ菌以外にも大腸菌、黄色ブドウ球菌等の腸内細菌の殺菌にも有効とされています。
【喉の痛み、風邪・インフルエンザの予防】
のど飴にはちみつが含まれている商品が多いように、はちみつには喉についた菌を殺菌する効果があります。特にマヌカハニーの強い殺菌力には高い効果が期待できます。
また、喉の繊毛を保護する効果もありますから、咳を沈めたり、風邪の予防にもなります。特にインフルエンザに関しては、研究によりウィルスの増殖を抑制することが明らかになっています。
【副鼻腔炎の治療】
マヌカハニーの殺菌力は副鼻腔炎の原因となるバクテリアの殺菌にも有効である、という研究結果があります。
ただし、この場合はマヌカハニーを食べるだけでなく、蒸留水や重曹、無添加の塩と混ぜたものを患部に塗るのが良いようで、生活の中で手軽に試せる方法ではないですね。
【整腸作用】
腸内の悪玉菌の殺菌をし、善玉菌を活性化させるという効果があります。加えて、腸壁の粘膜も保護するので、整腸作用が期待できます。
【生理痛・頭痛の緩和】
こちらは比較的新しい研究ですが、マヌカハニーの持つ高い抗炎症作用により、痛みの原因物質であるプロスタグランジンの生成を減少させる事が分かっています。
プロスタグランジンは生理痛や頭痛の原因となる物質ですので、特に生理痛が酷い人の場合には、生理が始まる2週間前からマヌカハニーを摂取しておく事で、痛みの原因物質の蓄積を抑え、生理痛を緩和させることができる、とされています。
【切り傷・火傷の治療】
近年の研究で、マヌカハニーは傷口の緑膿菌の殺菌に効果がある事が分かっています。傷が出来てしまったときに、傷口に塗布することで、患部を常に潤し、回復を早め、その抗菌力で雑菌の繁殖を抑えることが出来ます。
【コレステロールの低下・血栓・心臓疾患の予防】
マヌカハニーは悪玉コレステロールの低下に効果がある事も分かっています。また、動脈を拡張させて、血流を良くすることも分かっており、血栓が作られる確率を下げ、心臓疾患の予防にもなるそうです。
これだけたくさんの効果があるとは、驚きですね!上記にあげた以外にも、まだまだ研究段階ではありますが、糖尿病予防、またニキビやアトピー等の皮膚炎の改善への効果も期待されています。
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マヌカハニーのおすすめの食べ方
では、実際にマヌカハニーを、どのように食べると効果的なのでしょうか?
最もその効果が発揮される食べ方は、空腹時に小さじ1~大さじ1程度のマヌカハニーを、1日に3~4回直接食べる事だそうです。特に喉や口内の殺菌や保湿への効果を期待するなら、ゆっくり口の中で溶かすのがコツです。そして、すぐに水など飲んでしまうと、せっかくのマヌカハニーの成分が流れてしまうので、10分~15分くらいは何も飲まずに我慢しましょう。
注意点としては、金属製のスプーンを使用しない事です。金属に触れると、マヌカハニーの有効成分であるMGO(メチルグリオキサール)の活性が弱まってしまうためです。木製やプラスチック製のものを使いましょう。濡れたスプーンや汚れたスプーンもNG。マヌカハニーは抗菌作用が強いので、カビが生える、ということはありませんが、水分や汚れがはちみつの酵母と混ざり、発酵してしまう事があります。
また、はちみつは1歳未満のお子さんに食べさせないように、と必ず注意書きがあると思います。これは、1歳未満の子供は、はちみつに含まれている可能性のある「ボツリヌス菌」に対抗できない為です。お子さんには1歳を過ぎてから与えるようにしましょう。
食べる以外にも、直接肌に塗る方法もあります。マヌカハニーを乾燥やニキビの気になる部分や唇に塗って、10分~15分経ったら洗い流す、というものです。ツルツルになりますよ!ラップをするとさらに効果的です。ただし、肌の弱い方は狭い範囲で試してみて、刺激があるようならクリームなどに混ぜると使いやすいです。以下の動画を参考にしてみて下さい。
【マヌカハニー入り保湿クリームの作り方】
普段使っているクリームで手軽に出来そうですね!しかも、マヌカハニーには抗菌効果があるため、クリームが傷んだりする事もなく、安心ですね!
マヌカハニーの上手な選び方
では、数あるマヌカハニーの中から、一体どれを選べば良いのでしょうか?
マヌカハニーには、MGO、UMF、NPA、TA等の規格があり、その中でもMGO、UMFが一番ポピュラーな規格のなので、その2つを紹介します。
【MGO】
おすすめの食べ方でも出てきましたが、マヌカハニーの主要成分である「メチルグリオキサール」の略です。1㎏のマヌカハニーの中に何㎎のMGOが含まれているか、という事を表しています。数値が高いほど効果は高いです。
【UMF】
「ユニーク・マヌカ・ファクター」の略で、マヌカハニー特有の抗菌活性を、消毒用フェノールと比較した数値です。例えば、「UMF15+」とあったら、15%濃度のフェタノールと同等の抗菌力がある、という事になります。こちらも数値が高いほど効果は高いです。
では、それぞれの規格で、どの数値がおすすめかというと、どんな目的でマヌカハニーを摂取するのか、ということで変わってきます。
目的が健康維持という事であれば、MGOならMGO30~100、UMFならUMF5+~15+くらいが適当です。
マヌカハニー特有の抗菌・抗炎症・抗酸化作用を発揮し、ピロリ菌の抑制や傷んだ喉の改善等を目的とするならば、MGO250~400、UMF15+~20+程度の数値の高いものがおすすめです。
それ以上の数値となると、お値段も相当高くなりますし、味もクセが強く、食べにくくなります。しかし、医療用に使えるほどの効果があるそうなので、もし興味があったら試してみて下さい!
因みに、スーパー等で売られているマヌカハニーの中には規格の表示がないものがありますが、そういったものはマヌカハニー特有の効果はほぼ期待できない、普通のはちみつとあまり変わりがない、と考えてよいと思います。
まとめ
今回はマヌカハニーの効果や食べ方、選び方などについて調べてみました。
・マヌカハニーには優れた抗菌作用・抗炎症作用・抗酸化作用があり、虫歯菌やピロリ菌・大腸菌等の殺菌・抑制、喉の痛み、咳の改善、風邪予防、生理痛の緩和などなど、様々な効果がある事が分かっている。
・空腹時に直接食べるのが最も効果的で、肌や唇に塗ることもできる。金属のスプーンを使わない事と、1歳未満の子供には食べさせないよう注意すること。
・マヌカハニーにはMGO、UMF等の規格がある。購入するときは、使用目的に合った数値のものを選ぶ。
多くの優れた効果のあるマヌカハニー。薬と違って副作用の心配もないので、美容と健康の為にも積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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