こんにちは!ライターのsyugetsuです。
ダイエットって大変ですよね。
運動や食事制限がいいとは分かっていても、普段生活しているとどうしても面倒だったり、家族との生活に合わせなければいけなくて続かなかったりしてしまいます。
筆者もお腹が気になってきましたが、なかなか運動が習慣になりません。
だからついつい気軽な方法に頼ってしまいます。
そんな中で、今回は最近にわかに話題になりつつあるバターコーヒーについて紹介していきます。日頃よく飲むコーヒーに一工夫加えるだけでダイエットができたら最高だと思いませんか?
バターコーヒーの効果、バターコーヒーって何なのか、バターコーヒーダイエットとそのやり方、その辺りを紹介していきます。
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目次
バターコーヒーの効果
ではバターコーヒーの効果について見ていきましょう。
最初に挙げられるのは高いダイエット効果です。脂肪分であるバターを摂ってダイエットができるなんて不思議ですよね。
コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪を燃焼させる酵素を活性化させる働きや、基礎代謝をよくさせる働きがあります。興奮作用や覚醒作用、疲労を忘れさせる働きもあり、運動の効果も上げてくれます。コーヒーはダイエットに効果的な飲み物なんですね。
そしてそこにバターが加わります。バターは脂質なので満腹感があり、腹持ちがいいです。余計な間食を摂らずに済むようになります。バターに含まれる不飽和脂肪酸には中性脂肪やコレステロールを減らす働きがあります。不飽和脂肪酸はエネルギーとして消費されやすく、体内に蓄積しにくいとも言われています。
バターとコーヒーのいいとこ取りができるのがバターコーヒーのいいところなんですね。
またバターコーヒーを作る際にはMTCオイルという特別なココナッツオイルを使用するのですが、このMTCオイルには脳を活性化させる効果があります。MTCオイルが分解される際に出るケトン体はブドウ糖に代わる脳のエネルギー源となり、脳を活性化させます。コーヒーにはトリゴネリンという、脳の中枢神経細胞を再生する働きのある栄養素が含まれています。バターコーヒーを飲むことで脳が活性化され、生活がはかどることが期待されます。
他にもバターコーヒーには便秘の改善や食後に眠くなる現象を防ぐ効果、腸内環境を改善もあるようです。こんなに身体にいいなんて驚きですよね。
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バターコーヒーって何?
まずバターコーヒーはコーヒーにバターとココナッツオイルの一種であるMTCオイルを混ぜたものです。
ただしこの場合のバターは無塩の「グラスフェッドバター」という特別なものを指します。グラスフェッドバターとは牧草を食べて育った牛の乳から作ったバターで、普通のバターと比較して、ダイエット作用のある不飽和脂肪酸が多く含まれています。
詳しい作り方はこちらの動画を参考にしてください。
【最強のバターコーヒー 作り方】
バターコーヒーを考案したのはアメリカの実業家であるデイヴ・アスプリーさん。アスプリーさんは昔体重が140㎏を超えており、一刻も早い減量が必要でした。世界中のダイエット法を求め、チベットという国のバター茶という飲み物にヒントを受けて考案しました。
このバターコーヒーはアスプリーさんの著書『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』の中で「Bulletproof Coffee」という名前で登場しています。このBulletproofという単語は「完全無欠の」という意味で文中では使われていますが、「防弾加工の」という意味もあります。そのため日本ではバターコーヒーのことを「完全無欠コーヒー」、「防弾コーヒー」とも呼びます。防弾コーヒーって何なのか想像もつきませんよね。
ところでコーヒーを飲むときに気になるのはやっぱり味と香りですよね。コーヒーにバターとココナッツオイルを混ぜるなんて風味はどうなってしまうのか不安です。身体によくてもまずいものは飲みたくないですからね。
ですが心配はご無用です。バターコーヒーはコーヒーにバターのまろやかさが加わってむしろおいしくなるんです。コーヒーの香りも損ないません。考えてみればコーヒーフレッシュや牛乳を入れることもありますから、同じ乳脂肪であるバターを入れてもおいしいのは当たり前かもしれませんね。
バターコーヒーダイエットのやり方と口コミ
バターコーヒーダイエットはいわゆる「置き換えダイエット」の一つです。毎日の朝食の代わりに朝一杯のバターコーヒーを飲む。たったそれだけです。簡単ですよね。
ですが口コミを見ても痩せた、というものが多いようです。3か月で4㎏痩せた、一年で3㎏減った、体重は変わらないが体脂肪は減ったなど、多くの感想があります。
またダイエット以外にも便秘が治った、朝から仕事が捗った、というような健康効果も報告されています。バターコーヒーを考案したアスプリーさんは50㎏痩せてIQが20も上がったそうですが、流石にそこまで劇的に効果が表れている人はいないようです。
ただしバターコーヒーダイエットには気をつけなくてはならないことがありますので、まとめておきます。
まず必ずグラスフェッドバターを使うことです。市販のバターでは不飽和脂肪酸の含有量も少なく、またコーヒーにも合いません。
グラスフェッドバターはスーパーではなかなか売っていませんし、他のバターよりも高級です。逆にコーヒーは市販のものでいいですし、MTCオイルも用意できなければ普通のココナッツオイルでいいそうです。またグラスフェッドバターを用意できない場合はコーヒーにココナッツオイルを混ぜるだけでもダイエット効果があるようです。
それからバターとココナッツオイルを入れたコーヒーはミキサーやブレンダーでよくかき混ぜなくてはなりません。ミセルという、バターやオイルが乳化して泡立つ状態となることでバターの脂肪がエネルギーとして使われるようになる、と考案したアスプリーさんは述べています。
最後に体質に気をつけることです。バターコーヒーのレシピは欧米人向けのものですので、真似をする場合は分量をよく気をつけましょう。バターの取り過ぎでお腹を下すことや、MTCオイルの取り過ぎでお腹がゆるくなることがあります。バターコーヒーで置き換えたぶんの栄養も昼や夕方で摂るように意識することも大切です。またバターコーヒーダイエットは食事制限の一種なので、栄養の特に必要である妊婦さんにはオススメできません。
まとめ
今回はバターコーヒーの効果、バターコーヒーとは何か、バターコーヒーダイエットのやり方と口コミについて紹介しました。
・バターコーヒーにはダイエット効果や脳の活性化、腸内環境の改善など様々な健康効果がある。
・バターコーヒーはコーヒーにグラスフェッドバターとMTCオイルを加え、よく混ぜたものである。
・バターコーヒーはコーヒーの風味を損なわず、むしろおいしくなる。
・バターコーヒーダイエットは毎朝の朝食の代わりにバターコーヒーを飲むだけの簡単なダイエット。ただし作り方を厳守し、体調管理に気をつけること。
朝に一杯バターコーヒーを飲むだけでダイエットもできて、朝から仕事が捗って、便秘まで治る。バターコーヒーがまさにスーパーフードだということがお分かりいただけたかと思います。
筆者は毎日コーヒーをよく飲むのですが、ブラック派なのでまだ少しためらいはあります。ただダイエットは必要なので、このバターコーヒーダイエットを試してみたいと強く思うようになりました。
あなたが体重を気にする、そうでなくとも健康を意識しているのなら、このバターコーヒーを試す価値はあるのではないでしょうか。
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