こんにちは!ライターのYokoです!
あなたはご家庭の電子レンジを、きちんとお手入れしていますか?
電子レンジの庫内は暗い色のものも多く、気付かないうちに汚れを溜めてしまいがちです。
汚れを放っておくと、不衛生なだけでなく、電子レンジの能力が十分発揮されません。すると温めに時間がかかったり、ムラができて均一に温まらなかったりします。
そうなればせっかくの食事も美味しくないし、電気代も余計にかかりますよね。
また、放っておいた汚れは故障の原因にもつながり、最悪の場合発火する恐れも!
今回は電子レンジを長く快適に、そして安全に使うためのお掃除方法を調べてみました!
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目次
電子レンジの掃除方法
電子レンジの汚れの多くは、食品を温めたときに飛び散った汁や油をそのままにしておいたものです。長い間放っておいてこびりつき、さらにオーブン機能も付いているレンジだと、焦げ付いてしまっています。
頑固で手ごわい汚れですが、電子レンジは食品を中に入れるものですので、できれば強い洗剤を使わず掃除したいですよね。ということで、今回は洗剤を使わないお掃除方法をご紹介します。
1.こびりついた汚れを蒸気でふやかし拭き取る。
長年放置してしまった汚れはこびりつき、固くなり、普通に拭いただけでは落とせなくなっています。まずは固い汚れを柔らかくします。
参考までに次の動画をご覧下さい。
【チンして拭くだけ!電子レンジ掃除|ママ 育児 家事 生活 暮し ライフハック】
重曹水をチンしたことで広まった蒸気が、汚れをふやかし、取れやすくしてくれます。
動画では重曹をカップに入れていますが、蒸気に重曹の成分が含まれる、ということではありませんので、重曹が家にない場合は水だけをチンしても一緒です。ただ、重曹を入れると、二酸化炭素を含んだ気泡がたくさん発生するので、水だけを加熱したときよりも、水蒸気の量が多くなります。
2.セスキ水で拭き掃除
蒸気を拭き取っただけで取りきれなかった汚れやにおいは、セスキ水を使って拭いていきましょう。
100円ショップでも手に入る「セスキ炭酸ソーダ」は油汚れに絶大な威力を発揮します。キッチン掃除以外にも、洗濯や、手垢、タバコのヤニなども良く落ち、2度拭きもいらないのでおススメです!
まず、水200mlに小さじ1/2杯程度のセスキを溶かしてセスキ水を作り、スプレーボトルに入れます。スプレーボトルがない場合は布巾などを直接浸して拭いても大丈夫です。
ターンテーブルが取り外せるタイプの電子レンジの場合は、取り外しておきます。セスキ水を庫内にまんべんなくスプレーして拭き取っていきしょう。取り外したターンテーブルにもセスキ水をスプレーして拭き取り、食器用洗剤で丸洗いしてしまいましょう。
3.こびりつきは無理にとらない
拭いただけでは頑固な汚れはまだ残っているかもしれません。でも、決して無理にこすり取ろうとしないで下さい。金属のヘラやたわし、メラミンスポンジなどでこするのはNGです!傷がついて故障の原因になったり、かえって汚れがつきやすくなってしまいます。
頑固な汚れには、チンしてふやかし、セスキで拭く、を繰り返し行いましょう。1回では取り切れない汚れも、何回か繰り返すうちに少しずつきれいになっていきますよ。
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電子レンジを掃除しないとどうなるか?
では、電子レンジの汚れをそのままにしておくと、どのような影響があるのでしょうか。
【衛生面】
食品の汁や油などの飛び散りをそのままにしておくと、汚れが蓄積され、いやな臭いの原因になります。電子レンジを開けるたび悪臭がするのも嫌ですが、温めた食品に匂いがうつってしまうこともあります。そうなるとせっかくの食事が台無し…。
さらに酷いケースだと、蓄積した汚れにカビが生えます。こうなると、電子レンジを開けるたびに、カビの胞子を吸い込むことになりますし、食品にも入るでしょう。
カビなどの菌類は電子レンジで加熱すれば死滅すると思いがちですが、種類によっては熱に強いものがありますので、最悪の場合、食中毒の原因にもなります。
【経済面】
電子レンジのマイクロ波は食品と汚れの違いがわかりませんから、汚れにだって食品と同じように反応して温めちゃいます。すると肝心の食品を効率良く温めることができず、時間も電気代も余計にかかってしまうのです。
【安全面】
NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)の2016年の調査によると、過去5年間に報告された電子レンジによる事故のうち、約4割は「庫内に付着した食品カス等の汚れが加熱されて炭化し、発火・発煙したこと」が原因となっています。
発火・発煙により、電子レンジが壊れてしまった、というだけなら不幸中の幸いで、最悪、火傷や火事の危険もあります。
もし電子レンジの中で発火したときは、慌てて扉を開けると急に火の勢いが増す恐れがありますので、扉を閉めたまま停止ボタンを押して、電源プラグを抜きましょう。
火の勢いが収まらないときの為に、消火器も準備しておきましょう。また、取扱説明書に事故のときの対応が書いてあると思います。日頃からすぐに取り出せるような場所に説明書を管理しておくことも大切です。
おすすめの電子レンジ掃除グッズをご紹介!
電子レンジを掃除するのに便利なグッズをご紹介します。
【小林製薬 チン!してふくだけ 電子レンジ専用お掃除シート】
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チン!してふくだけ(1枚入*3袋)
袋の中にアルカリ水とエタノールが浸されているシートが入っています。チンすると、袋から蒸気が出て庫内に広がります。加熱後1~2分置いて、レンジを開け、袋の中のシートで拭き掃除するだけです。お手軽だし、余計な薬剤が含まれていないのも嬉しいですね。
【レック セスキの激落ちくん 密着泡スプレー】
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セスキの激落ちくん 密着泡スプレー 洗剤 320ml (アルカリ電解水 + セスキ炭酸ソーダ)
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セスキの激落ちくん 密着泡スプレー(320mL)【激落ち(レック)】
セスキ水スプレーは今までにもありましたが、泡で出る商品は初めてではないでしょうか!汚れに泡が貼りつくので側面や天井の汚れも包み込んで落とします!電子レンジ以外にも、ガス台や冷蔵庫、リビングなど家中の汚れに使えます。
【蝶プラ工業 電子レンジ用フードカバー ラップいらずヘッター付きNo.6】
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蝶プラ工業 電子レンジ用フードカバー ラップいらずヘッター付
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蝶プラ工業 電子レンジ用フードカバー ラップいらずヘッター付
こちらは汚れを防止するグッズです。食品にかぶせて汚れが飛び散るのを完全に防ぎます。高さもあるのでカバーと食品が触れることもなく快適です。サイズが3つあるうちの、一番大きい商品ですが、大きいのがひとつだけあれば充分かと思います。
まとめ
今回は、電子レンジの掃除の仕方や、汚れを放置することによる危険性、お掃除グッズなどご紹介しました。
・電子レンジの掃除は、汚れをふやかしてから、セスキ水で拭く。こびりついた汚れをこするのはNG!頑固な汚れには、「ふやかして拭く」を何度か繰り返す。無理に落とそうとしないこと。
・電子レンジについた汚れを放っておくと、悪臭がしたり、カビが生えることも。また、効率良く温まらないため、電気代も無駄に消費してしまうだけでなく、発火や発煙の原因にもなりとても危険!
・電子レンジ専用の手軽なお掃除グッズや、飛び散り防止グッズを使って電子レンジを快適に保とう。
電子レンジに限らず、汚れは溜めてしまうと落とすのが厄介になり、掃除するのがどんどん億劫になりますよね。使い終わったらその都度サッとひと拭きするだけなら1分もかからないことですし、汚れも簡単に落ちます。電子レンジを快適に安全に使うためにも、終わったあとのサッとひとふきを習慣にしてみて下さい!
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