こんにちは!ライターのYokoです!
毎日の家事の中でも、サボることができないのが食器洗い。特に家族が多かったり、小さなお子さんがいるご家庭では、洗う食器の量も回数も多く、手荒れも深刻なのではないでしょうか?
私自身も、子供が生まれてから手荒れ、アカギレ、酷いときにはパックリ割れもあり、刺すような痛みにずっと悩んでしました。色々な洗剤や洗い方など試して、今ではすっかり良くなり、冬場以外はハンドクリームもいらなくなりました。
今回は、食器用洗剤による手荒れの改善方法や、おすすめの洗剤などについて解説していきたいと思います!
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目次
なぜ食器用洗剤を使うと手荒れするのか
私たちの肌には外部の刺激から守るための潤いのバリアがあります。そのバリアは一番表面の皮脂膜、その下に角質層に潤いを与える天然保湿因子(アミノ酸、尿素など)、細胞間脂質(セラミドなど)によって成り立っています。
手荒れが起こるのは、なんらかの原因で、この皮脂膜が失われたり、角質層の潤い成分が減少してしまうからです。
原因として考えられるのは、空気の乾燥、手洗いのし過ぎや、強い洗剤、薬品、摩擦による刺激、精神的なストレスなどです。
中でも食器用洗剤は主婦なら毎日必ず使うものです。汚れ落ちの良さやスピードを重視して洗浄力の強いものを選んでしまうと、手の皮脂まで取り去ってしまいます。その後にすぐクリームなどで保護してあげればまだ良いのですが、そのまま何も塗らずに放っておくと、角質層の潤いもどんどん失われていきます。
暫くすれば自然に皮脂が分泌されて、また皮脂膜が出来ますが、膜が出来る前に再び水に触る、ということを繰り返していると、肌の潤いはどんどん失われていき、手荒れも深刻な状況となってしまうのです。
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食器用洗剤による手荒れの防止対策と食器の洗い方
食器用洗剤を使うときに、出来るだけ手の皮脂を失わないで済む方法をいくつか紹介します。
【食器についた汚れを拭き取ってから洗う】
手荒れを防ぐには、なるべく手が水や洗剤に触れる時間を少なくするのがコツです。
ギトギト汚れが付いたままの食器を洗うには、洗剤の量も多くなりますし、一度では落ちきらず二度洗うことになれば、水に触れている時間も多くなります。その分手から皮脂がどんどん失われてしまうのです。
面倒でも、食器を流しに置く前に、スクレーパーやペーパーなどで汚れを払うひと手間をかければ、洗剤と水を使う時間は大幅に減らすことができます。
【重曹やセスキ炭酸ソーダなどのナチュラル洗剤を利用する】
重曹やセスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、油汚れに強いです。特にセスキ炭酸ソーダは水に良く溶け、重曹よりもアルカリ性が強いので、その効果は絶大です。
汚れを事前に拭き取っておき、桶にセスキ炭酸ソーダを溶かしたセスキ水に暫く浸けておきましょう。あとは水ですすぐだけでも、さっぱりと汚れが落ちてしまいます。それでも落ちきらなかった汚れだけ洗剤を使って洗うようにすれば、手への負担もだいぶ減らせます。
【こまめに洗わず、まとめて洗う】
小さなお子さんのいるご家庭ですと、なかなか集中して家事をさせてくれないかもしれませんね。隙をみてはちょこっと洗う、ということを一日繰り返していると、手のバリアが回復する暇がありませんし、またどうせ濡れるから、とクリームを塗ることもしないでしょう。これが手を荒らす大きな原因となるのです。
流しに汚れものがあるとどうしても落ち着かない、という性格の方もいるかもしれませんが、手の為にはちょっと我慢して、食器はまとめて一気に洗うようにしましょう。そして終わったら手にクリームを塗り、しばらくは濡らさないようにすること。コップがひとつふたつ流しにあっても気にしないで。
【ゴム手袋をする】
当然、素手で洗わないのが一番手荒れしません。しかしゴム手袋をすると、洗剤がしっかり流されているのか、肌の感覚で分からないのが嫌だという人も多いですよね。私もそのタイプでしたが、さすがに手がパックリと割れてしまっているときは、そんなことも言っていられません。
手荒れしているときにゴム手袋を使う場合は、ラテックスアレルギー(天然ゴムのアレルギー)にも配慮して、次の動画にあるように、内側に綿の手袋をはめることをおすすめします。
【敏感肌のための下ばき用手袋】
コツとしては、手にクリームを塗ってから綿の手袋をはめることです。その上からゴム手袋をして、熱めのお湯で洗うと、手が温パックされたようになり、洗い物をしながらハンドケアもできてしまいます。熱いお湯なので汚れ落ちも良く、すすいだお皿もすぐに乾きます。
【食器用洗剤を肌に優しいものにする】
あなたが今使っている食器用洗剤は手に優しいものですか?食器用洗剤は手荒れの直接の原因になります。「油汚れが一度で落ちる!」など、スピーディーな汚れ落ちを謳い文句にしている洗剤は、洗浄力が強く、手の皮脂も取り去ってしまいます。
スーパーなどで手軽に手に入るし、コンパクトでお値段も安いので、使っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、「速い、安い」と引き換えに、傷の治療にかける薬代や絆創膏代、痛みに耐えることのない快適な時間、人前に出しても恥ずかしくない美しい手、これらのものを失ってしまっているのです。もっとお金をかけて、肌に優しいものを選んでもよいと思います。
手荒れを防止するためのおすすめの食器用洗剤
手に優しいおすすめの食器用洗剤をご紹介します。
【フロッシュ 食器用洗剤 アロエヴェラ】
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フロッシュ 食器用洗剤 アロエヴェラ 750ml
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フロッシュ 食器用洗剤 アロエヴェラ つめかえ用 750ml
カエルのマークでお馴染みのドイツのエコ洗剤フロッシュ。その中でもアロエヴェラは、ノンアルコール処方で、特に手荒れに配慮した商品です。洗浄力はそれほど高くはないです。浸け置き洗いに適しています。
【ウタマロ キッチン】
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ウタマロ キッチン(300mL)
こちらは洗濯石鹸でお馴染み「ウタマロ」の食器用洗剤です。アミノ酸系の洗浄成分で手肌に優しいのに、頑固な油汚れも一度ですっきりと落ちます。
【ソネット ナチュラルウォッシュアップリキッド カレンドラ】
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ソネット ナチュラルウォッシュアップリキッド カレンドラ(食器用洗剤 オレンジ) 300ml
楽天市場はこちら↓
ソネット SONETT 食器用洗剤 ナチュラルウォッシュアップリキッド ★カレンドラ 300ml
こちらは現在私も愛用中のドイツのエコ洗剤です。この洗剤に変えてから手荒れはすっかり良くなりました。洗浄力も高く、少量でもすっきり良く落ちるので、コスパも申し分ないです。
まとめ
今回は、食器用洗剤による手荒れの原因や、手荒れを防止する洗い方、おすすめの洗剤についてご紹介しました。
手は顔の次といっても良いくらい人の印象を左右するパーツです。しかし、顔には高い化粧品を使っても、手のケアはおろそかにしてしまっている方が多いのではないでしょうか?
男性でも女性でも、手荒れを放っていると、自分を雑に扱っている人、無頓着な人、もっと言ってしまえば不潔な人という印象にもなりかねません。
主婦だから手荒れは仕方ない、とあきらめずに、少しの工夫と手間で美しい手を取り戻しましょう!
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