こんにちは!ライターのソフィです。
会社勤めをしていて熱が出た時には、会社を休んで良いのか少し悩みますよね。世間一般にはどうなのか?気になりますよね。
それから熱を下げるにはどうしたら良いのか、その方法を知りたくないですか?
筆者はどちらかと言えば、無理をしてでも仕事に行ってしまう方なのですが、それが正しいのかどうか、一般的にはどうなのか知りたいですし、熱は少しでも早く下げたいと思います。
熱が出ると、特に一人暮らしだと辛いですよね。
そこで今回は熱が出る理由、熱を下げる方法、その注意点、そして熱が出たら会社を休めるのか、などについてご紹介します。
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目次
熱が出るのには理由がある
熱はなぜ出るのでしょうか?その主な理由は「ウイルスや細菌から身を守るため」なのです。
ウイルスや細菌などは人にとって有害なものですが、それが体内に入ってくると免疫細胞(マクロファージや血管内皮細胞など)が反応して、筋肉を震えさせるなどして体内での熱の生産量が増えるために発熱するのです。
ですので、熱が出ることは体に必要なことでもあります。
この場合、時間が経つと熱は下がり、通常二週間以内には体調も治ります。
また稀に、ストレスが原因で熱が出ることがあります。この場合はストレスの原因を探って、それを出来るだけ減らすようにしましょう。
また、心筋梗塞、白血病、悪性腫瘍などの病気が原因で、体温の調整が上手く出来なくなってしまうと熱が上がります。
それからもし、熱が38度以上の高熱が二週間以上も続くようでしたら、リウマチや膠原病などのアレルギー性疾患、もしくはガンが原因の可能性があります。その場合は早めに病院で診察を受けた方が良いでしょう。
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熱を下げる方法
では熱を下げるには、どういう方法があるのでしょうか?
まず、“熱の出始め”には「体を温める」ようにしましょう。そのために、保温性の高い素材(ウールなど)のパジャマを着たり、お布団をきちんと掛けて、部屋の温度も高めに設定して暖かくして休みましょう。
そして、“熱が上がってきたら”「体を冷やして」、熱を逃がすようにしましょう。
まずは体を直接的に冷やす方法について説明します。
一番、よく見られる光景は頭部を氷枕や保冷用パックを使って冷やす方法でしょうが、実はこれは医学的には熱を下げる効果は無いのです。(頭が冷えると心地良くはなりますが)
効果的に熱を下げるためには、頭を冷やすのではなく、血液とリンパの集まる箇所を冷やした方が良いのです。それは「脇の下」「太ももの付け根」「首の回り」です。
リンパとは免疫器官ですので、風邪の場合には体を細菌や病原から守るために熱を発します。
それから熱が出ている時に血液の温度も高くなります。ですので、リンパと血液を冷やすことによって、熱を下げることが可能になるのです。
おススメの脇の下を冷やす簡単な方法は、ストッキングかタイツの左右の真ん中辺りに1つずつ保冷剤を入れて使うやり方です。
後ろにストッキングの銅の部分を置いて、足の部分のを前に引っ張り、保冷剤をそれぞれを左右の脇の下に入れて、あとは先の部分を胸で縛ります。
これだと手軽に効果的に脇の下を冷やすことが出来ますよ。
このように、直接的に体を冷やす方法と合わせて出来る方法は、薄手のパジャマを着て、薄めの掛け布団を使って、通気を良くすることです。
それから、解熱のツボを押すことによって効果がある場合もあるようですので、良かったらその説明がしてある動画を参考にして下さい。
【解熱のツボ「整体知恵袋.com」】
手には様々なツボがあるようですが、解熱の場合は小指と親指にあるみたいです。ツボ押しをすることで熱が下がるのなら嬉しいですよね。
注意点
ここまで熱を下げる方法について説明しましたが、注意するべきことがいくつかあります。
先ほど、熱が出る主な原因は免疫細胞がウイルスや細菌が体に入るのを防ぐためだと説明しましたが、早く熱が下がってしまうとウイルスや細菌の侵入を許してしまうことになってしまって、治る時間が長くかかってしまう場合があります。
ですので、解熱をする際は出始めではなく、熱が上がってから行いましょう。
また、厚着をして暖かいお布団に入ることによって汗を多めにかくと、熱が早めに下がると信じている人も多いかと思いますが、これには医学的根拠はありません。
ただインフルエンザの場合は別です。インフルエンザのウイルスは湿度に弱いため、汗を多めにかくとウイルスを弱めることが出来ます。
汗をかいた後はそのままの状態にしていると冷えの原因になってしまいますから、適度に着替えを行うようにしましょう。
また、脱水状態にならないように、しっかりと水分補給をすることも大切です。
熱が出たら会社を休んで良いのか?
熱が出た時に仕事を休んで良いのか、迷う人も多いでしょう。その考え方は人によっても、会社によっても異なってくると思いますので、調査の情報を確認してみましょう。
第一三共ヘルスケア(https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/orekara/hakusyo/07/)が行った調査によると、「37度を越えているか」が会社を休むかどうかの目安になっていることが分かりました。
まとめ
今回は熱が出る理由、熱を下げる方法、その注意点、熱が出たら会社を休んで良いのか、について紹介しました。
・主な理由は「ウイルスや細菌から身を守るため」
・ストレスや病気(心筋梗塞、白血病など)が原因で、熱が上がることもあります
・“熱の出始め”には「体を温める」ようにしましょう
・“熱が上がってきたら”体を冷やして、熱を逃がすようにしましょう
・効果的に熱を下げるためには「脇の下」「太ももの付け根」「首の回り」を冷やしましょう
・解熱をする際は出始めではなく、熱が上がってから行いましょう
・汗をかいたら、適度の着替えと水分補給が大切です
・調査によると、37.5度を越えると休むと決める人が多くなるようです
今まで何度も熱を出したことはありますが、あまり気にしたことはありませんでした。でも熱が出るのはちゃんとした理由があって「ウイルスや細菌から体を守るため」だと思うと、熱が出ても気が楽になる気がします。
また熱が出た時には頭を冷やしてきましたが、そうじゃなくて脇の下や太ももの付け根などが良いと分かって納得しました。
熱を下げるコツと注意点を説明しましたので、熱が出た時には是非、参考にして下さいね。そして少しでも早く、熱が下がると良いですね。
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