こんにちは、ライターの松子です。
さて、お仕事をしている方は大なり小なり、悩みやストレスを抱えているものです。
「この記事を読もう」と思って開いてくださったあなたも、現在仕事に関する悩み・ストレスを抱えているのでしょう。
今回のお話は「部下を持つ人が抱えるストレス」についてのお話です。
部下を持つ立場となれば「部下の能力を上手に扱うことができるか?」「自分が育てなければならないけれど、どう対応すべきなのか?」と悩むことあるでしょうし、その悩みがストレスとなってしまうこともありえます。
しかし、仕事をする上で、そういった人間関係を整理する、というようなことはできませんよね。
そこで、部下に対するストレスにはどう対処すべきか。
この記事では、そんなお悩みを解決していこうと思います!
スポンサーリンク
目次
部下に対するストレスの原因
まず知っておきたいのは、あなたが部下に抱えている「ストレスの正体」です。
これが分からずにいると、ますますイライラしたり、悲観的にならざるをえない状況に陥ってしまいます。
部下に対して感じるストレスには、以下のものが考えられます。
①仕事に対するやる気が感じられない
熱心に仕事に取り組んでいる人にとって、やる気がないように見える人はストレスの原因となります。
「仕事という以上は責任感を持ってほしいのに、その様子が見られない」という部下を持つと、上司としては「しっかりしてくれ……」と思うのは当然です。
この「しっかりしてくれ」「どうしてきちんと仕事をしないのか?」という感情が、あなたのストレスの原因かもしれません。
②何度も同じ失敗を繰り返す
何度も同じ失敗を繰り返されれば、どんな人でもさすがにイラついてしまいます。
「この間も同じことを言っただろう」「何度言えば理解するんだ」と思うのは当然ですし、それは十分にストレスの原因となります。
③社会的に必要な常識がなっていない
社会に出た以上は、いつまでも「学生気分」でいられては困りますよね。
仕事をするということは、それに対する責任を持つ必要があります。
それを適当にされれば、上司であるあなたにはもちろん「もしも大切な取引先などの人にも、失礼をしてしまったら?」という不安も出てくるでしょう。
学生気分の態度に対するイラつき・違和感はもちろん「もしも……」のことを考えれば、その後の苦労まで連想してしまい、胃が痛くなることもあるでしょう。
これもストレスの原因となります。
スポンサーリンク
合わない部下との付き合い方
さて、部下に対して感じてしまうストレスの正体は分かっていただけたと思います。
しかし、ストレスの正体が分かったからといって、そのまま放置はできませんよね。
この項目では「どうしても合わない……」という部下とは、どのように付き合っていけばいいのか?この具体的な方法をご紹介していきます。
①あえて色々な経験をさせる
部下が仕事に対してやる気を見せないのは、その仕事に対して熱意を持つことができていないことが原因かもしれません。
ですから、あえて「色々な仕事を任せてみる」のはどうでしょう?
自分の性に合っている・向いていることに対しては、やる気も持つことができますし、モチベーションも高く保って熱心に仕事に取り組むようになるかもしれません。
上司であるあなたが「こんな適性があったのか!」という部下の能力を活かせる仕事を見つけてあげることができれば、驚くほど前向きに仕事と向き合ってくれるかもしれません。
②指示を理解しているのか確認する
同じミスを何度も繰り返してしまうということは、そもそもあなたの指示を正しく理解していない可能性があります。
正しく理解せずに仕事をしてしまえば、当然求めた結果を出すことはできないでしょう。
では、どうすればいいのか?この答えはとてもシンプルです。
部下が正しくあなたの指示を理解するように、細かく指示をしてあげるのです。
「この子には必要そうだな」と思う部下には、メモを取るように言うのもいいでしょう。
ミスが多い・何度も同じ失敗を繰り返してしまう部下には、きちんと指示内容を理解できているのか?と、しっかり確認してあげることが大切です。
【ミスをする部下への対応 | 職場の人間関係【CTIジャパン】】
こちらの動画では、ミスをしてしまう部下への対応の仕方を、詳しく解説してくれています。
具体的にどのようにすればいいのか?具体的なポイントを教えてくれていますので、ぜひチェックしてくださいね。
③常識はずれはすぐに注意する
たとえば、上司に対するあなたや、大切な取引先などの相手に、まるで友達のような感覚で話すというような行為は、社会人としては当然常識はずれです。
こうした「社会人として当然に求められている常識」を理解していない部下には、きちんと指導しましょう。
そして、ここで重要になってくるのが「指摘するタイミング」です。
常識はずれの行為をした「その時」に「それはしてはダメなことだよ」とすぐに注意するようにしましょう。
後になってから「あの時の言動は良くないから、今後はやめるようにしなさい」と注意しても、残念ながら部下には伝わりません。
逆に部下からすれば「え?いつの話?わざわざ掘り返さなくちゃいけないの?」なんて思うのです。
ですから「これはいかん!」と思った時には、その場でしっかりと注意するようにしましょう。
まとめ
それでは最後に、この記事でご紹介したことをまとめていきたいと思います。
要点をしっかり押さえるために、ぜひ活用してくださいね。
◎部下に対して感じるストレスの正体
部下に対してあなたが感じているストレスには、以下のようなことが原因と考えられます。
①仕事に対するやる気が感じられない
②何度も同じ失敗を繰り返す
③社会的に必要な常識がなっていない
上司としては困ってしまうことばかりなので、これらはストレスとなってしまいがちなのです。
◎合わない部下との付き合い方
いくら「合わない」といっても、同じ会社で働いていて、さらにあなたが上司ともなれば関わらざるをえません。
そこで、以下のような対策をしてみることをオススメします。
①あえて色々な経験をさせる
②指示を理解しているのか確認する
③常識はずれはすぐに注意する
部下の仕事に対するモチベーションを上げてあげたり、しっかりコミュニケーションを取ったり、時には間違いを正してあげる。
これらは部下にとってもあなたにとっても、プラスをもたらしてくれることでしょう。
社会をうまく渡り歩くには「我慢しなければならないこと」があるのは事実です。
だからこそ、自分で自分の心のケアをしてあげることが、何よりも重要なのです。
この記事が、あなたの憂いを晴らすお手伝いとなれば幸いです。
スポンサーリンク