こんにちは、ライターの松子です。
お夕飯の材料を求めてスーパーへ行った時……気になることはありませんか?
この記事を読んでみようと思ったあなたは「野菜」についての疑問を持っているはずです。
筆者である私も不思議に思っていたのですが、スーパーに置いてある野菜は、冷蔵の棚にあるものと常温で並べられているものがありますよね。
ということは、冷蔵か常温か……野菜によって保存方法は違う、ということになります。
けれど、一体どんな野菜が「要冷蔵」なのか?「常温保存」なのか?
これは何を基準に区別されているのか、私もサッパリ分かりません!
そこで、今回は「常温で保存する野菜」と「冷蔵で保存する野菜」との違い、それぞれの保存方法をご紹介していきたいと思います。
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目次
常温保存ができる野菜
まずは「常温保存ができる野菜」をご紹介していきます。
大雑把に分けると、常温保存すべき野菜は芋類・根菜類・夏野菜です。
◇芋類
芋類は光に弱いので、日当たりの良いところでの常温保存はNGです。
光を遮断するため新聞紙などで包み、風通しのいい場所に置くようにしましょう。
・じゃがいも
じゃがいもは新聞紙を敷いたダンボールに入れ、その上にそっと新聞紙をかぶせて保存するのがオススメ。
この方法なら、光の遮断も通気性の面もクリアです。
保存期間は約4ヶ月。
・さつまいも
さつまいもは、まとめてポリ袋に入れて保存できますが、その前にやるべきことがあります。
1本ずつキッチンペーパーで包み、その上からさらに新聞紙も重ねて包んでください。
その後に、まとめてポリ袋に入れます。
保存期間は約6ヶ月。
・里いも
里いもは洗わず、泥がついたままの状態で保存します。
新聞紙で包み、風通しのいいところに置いてください。
ただし、里いもが湿っている場合は、1時間ほど天日干しをしましょう。
湿ったまま新聞紙で包んでしまうと、カビ臭くなってしまう可能性があるので注意!
保存期間は約1ヶ月。
◇根菜類
※玉ねぎは根菜に含まない場合もありますが、ここでは根菜としてご紹介します。
・ごぼう
ごぼうは風味を損ねず長持ちさせるため、泥は落とさないようにしましょう。
そのまま新聞紙に包み、風通しのいい冷暗所に立てて保存します。
保存期間は約2週間。
・玉ねぎ
玉ねぎは1個ずつ保存します。
1つ目の方法は、新聞紙で包み、風通しのいいところに置く。
2つ目の方法は、ストッキングに玉ねぎを入れ、結び目を作ります。
そこにまた玉ねぎを入れ、結び目を作る。
これを保存する個数分、繰り返します。
できあがったら、これを吊るしておきます。
ストッキングは洗濯ネットなどで代用してもOK!
3,4ヶ月の保存が可能です。
◇夏野菜
・ナス
・きゅうり
・ピーマン
・トマト
夏野菜は冷やしすぎると品質を落としてしまうため、基本的には常温保存がオススメです。
ただし、ご紹介したどの野菜にも言えることですが、高温・多湿の夏場には常温保存はオススメできません。
冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
こちらの動画で、夏野菜の保存方法が紹介されています。
【ひと手間かけて野菜が長持ち!?夏野菜の保存方法をご紹介☆】
実践動画なので、簡単に覚えることができます。
ぜひチェックしてくださいね。
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常温保存ができない野菜
葉菜類(ようさいるい)と呼ばれる葉物の野菜は、しおれやすいもの。
ですから、常温保存には適していません。
・白菜
すでに切ってある白菜、余った白菜の保存方法です。
カット前なら保存期間は約2週間ですが、切った場合の保存期間は1週間ほど。
ラップで包んで冷蔵庫へ入れ、なるべく早く使い切ってしまうのがいいでしょう。
・キャベツ
すでに切ってあるキャベツ、余ったキャベツの保存方法です。
まず、乾燥しないように新聞紙で包み、ジップロック(またはビニール袋)に入れましょう。
そして、切り口が下になるようにして冷蔵庫へ。
保存期間は約2週間。
・レタス
レタスの保存方法は、キャベツと同じです。
乾燥しないよう、新聞紙で包んでジップロック(またはビニール袋)に入れ、切り口を下にして冷蔵庫へ。
保存期間はキャベツより短く、約1週間。
・ほうれん草
ほうれん草の保存方法も、キャベツ・レタスと同じく乾燥を防ぐため、新聞紙で包むことが必要。
これをジップロック(またはビニール袋)に入れ、軽く締めます。
ギュッと絞って密閉すると、ほうれん草から出る水分により、蒸れて傷んでしまうので注意しましょう。
保存期間は約2週間。
まとめ
最後に、おさらいしていきましょう。
◎常温保存ができる野菜
常温保存すべき野菜は芋類・根菜類・夏野菜です。
ただし、高温・多湿の夏場には冷蔵庫で保存しましょう。
◇芋類
・じゃがいも
・さつまいも
・里いも
◇根菜類
・ごぼう
・玉ねぎ
◇夏野菜
・ナス
・きゅうり
・ピーマン
・トマト
◎常温保存ができない野菜
葉菜類と呼ばれる葉物の野菜は、しおれやすいので、常温保存はオススメできません。
冷蔵庫で保存しましょう。
以下の野菜が当てはまります。
・白菜
・キャベツ
・レタス
・ほうれん草
それぞれ、乾燥を防ぐことが重要です。
せっかく買った食材は、きちんと使い切らなくてはもったいないですよね。
ここでご紹介した保存方法を覚えておけば「腐らせちゃった!」なんてことは避けられます!
あなたの生活が、今よりももっと豊かになりますように。
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