こんにちは!ライターのharukaです。
私のおばあちゃんは数年前に病気で亡くなったのですが、亡くなる少し前には認知症のような症状が出ていました。さっき昼食を食べたばかりなのに「ご飯まだ?」と聞いてきたり、夜中にトイレへ行って、自分の部屋の場所が分からなくなって家の中をウロウロすることも。
友達のおばあちゃんも認知症だったのですが、私のおばあちゃんよりも症状が深刻でした。夜中に外を徘徊をすることもあって「保護した」と連絡がきて迎えに行くこともあったそうです。「本当に大変」と疲れ切った様子でした。自分や友達のおばあちゃんのそういった姿を見ているからか「自分は認知症になりたくないな」と思っています。
そこで今回は認知症予防について紹介します。アロマを使った認知症予防の方法と、その効果を解説します。アロマのことをもっと知って、認知症を予防しましょう!
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目次
認知症予防に期待できるアロマ
まずは認知症予防が期待できるアロマを4つ紹介します。
【レモン】
レモンはすっきりとした香りが特徴です。抗うつ作用などもあります。レモンの香りは気持ちが高ぶる傾向があるので、夜に利用すると安眠できない可能性があります。利用する場合は昼間がおすすめです。
【ローズマリー】
血行を促進したり、美容にもいいと言われているローズマリー。集中力が増したり、記憶力が良くなる効果があります。ローズマリーも利用する場合は昼間がおすすめです。
【スイートオレンジ】
柑橘系のさっぱりとした香りの中に、少し甘みを感じるスイートオレンジ。整腸効果もあります。こちらの香りにはリラックス作用があるので、夜に使うのがおすすめです。
【ラベンダー】
フローラルで優しい香りが特徴です。鎮静作用や抗菌作用があります。ラベンダーには安眠効果があるので、こちらも使う際は夜がおすすめです。寝る前や寝ている間にアロマディフューザーで部屋に香りを広げておくといいですね。
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効果が期待できる理由
なぜアロマは認知症に効果があるのでしょうか?その理由を紹介します。
【嗅神経(きゅうしんけい)に効果的】
嗅神経とは脳にある神経のことで、嗅覚を管理する役割を持っています。認知症になると、この嗅神経が最初にダメージを受けるそうです。そのダメージが少しずつ記憶を管理する海馬(かいば)という神経へ広がります。すると認知症の代表的な症状である、記憶が曖昧になる、忘れるといった症状が出るのです。
アロマでこの嗅神経を刺激し、鍛えることで認知症の予防へと繋がるのです。
【生活リズムを整える】
アルツハイマー型の認知症の場合、昼夜が逆転するという症状が出ます。アロマには自律神経を通して生活リズムを整える効果があります。昼に適したアロマ、夜に適したアロマを使い分けることで生活リズムを整えるのです。
効果的なアロマの使い方
アロマを使う際、正しい使い方をすることでより効果を上げることができます。
【精油を使う】
精油というのは、植物から香り成分を抽出したもののことです。エッセンシャルオイルとも呼ばれます。科学的に作られた香りではなく、あくまで自然のものだけを使ったオイルのことを指します。精油1㎏を作るのにたくさんの花を必要とし、例えばローズなら花を3~5tも使うそうです。
科学的に作られる香りに含まれる成分では、嗅神経を刺激しません。認知症予防としてアロマを楽しむなら必ず精油を使うようにしましょう。
【アロマの特性を知る】
アロマを使う際は、それぞれの特性を知ることが大切です。アロマによっては昼に使うと良いもの、夜に使うといいものがあります。
体を活発にさせる交感神経を刺激するアロマは昼に、体をリラックスさせる副交感神経を刺激するアロマは夜に使いましょう。
【アロマディフューザーを使う】
アロマディフューザーを使うと手軽にアロマを楽しむことができます。インテリアを扱うお店や家電製品店で購入することができますよ。
使い方はとっても簡単です。
アロマディフューザーに水を入れ、その後アロマオイルを数滴入れるだけ。電源を入れると勝手に混ぜてくれて、ミストが出てきます。香りを楽しめるだけでなく、お部屋の空気が潤うといった効果もあります。
私もアロマディフューザーを持っています。見た目の可愛らしいものがたくさんあって、小さなものでも十分部屋に香りが行き渡ります。私は脱衣所に置いていて、お風呂に入る前にアロマディフューザーを付けるので、お風呂からあがると良い香りが漂っています。そのお陰か、とてもリラックスした状態で寝ることができます。
【アロマペンダントを作る】
アロマペンダントとは、その名の通りペンダントにアロマを数滴入れて持ち歩ける物です。どこへでも持っていけますし、自分好みに手作りすることも可能です。
こちらの動画ではアロマペンダントの作り方を紹介しています。
【脳の活性化に!昼用アロマを楽しむためのアロマペンダントの作り方】
今回動画では穴のあいたアロマペンダントを使用していますが、通販で見てみると可愛らしいガラスでできた物や筒状のものもありました。あなたの気に入るアロマペンダントは必ず見つかります。ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
・認知症予防に効果的なアロマを4つ紹介
・昼におすすめの香りはレモンとローズマリー
・夜におすすめの香りはスイートオレンジとラベンダー
・アロマが認知症予防にいい理由
・嗅神経を刺激するから
・生活リズムを整えるから
・効果的なアロマの使い方を紹介
・精油を使い、アロマの特性を知る
・アロマディフューザーやアロマペンダントを利用する
普段何気なく使っているアロマに認知症予防の効果があったなんて、驚きですね。私はアロマ加湿器やアロマディフューザーを毎日使っているのですが「もっと香りの特性を知ってから使いたいな」と思いました。
また、認知症は記憶だけでなく嗅覚にも影響を与えるのですね。臭いに鈍感になったと同時に、物忘れがひどくなると認知症の傾向が出ている証拠かもしれません。気をつけたいですね。
最後に効果的なアロマの使い方を紹介しましたが、1番大切なことはアロマを楽しむことだと思います。アロマディフューザーやアロマペンダントは、できるだけ自分の好きな物、気にいった物を選ぶと気分も上がります。そういった部分にも注目して、アロマを楽しんでくださいね。
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