こんにちは!ライターのまり金魚です!
今日はIPO(新規公開株)の当選確率を上げるコツをご紹介します。
IPO(Initial Public Offering)新規公開株とは、企業が新規上場(市場に新規株を公開)することを指します。
公募価格(上場前の価格)で購入し、初値(上場日に初めて付く株価)で売却すれば、勝率は8割超えと言われています。
そんなお得なIPO株なら絶対欲しいですよね?
公募価格で入手するには抽選もしくは裁量配分を受ける必要があります。
抽選の当選確率をアップするには応募口数を増やす必要がありますが、抽選に加えて裁量分配を同時に行うことで確率がさらに上がります!
応募口数の詳しい増やし方とおすすめの証券会社も調べてまとめました。
IPO(新規公開株)を入手する際の参考にしてください。
スポンサーリンク
目次
IPO株のメリット・デメリットは?
・IPO(新規公開株)のメリット
勝率80%以上という驚異的な統計データがあります。
2017年ですと、公募価格で購入し、初値で売却した場合は84勝10敗で、90%近い勝率でした。
さらにIPO株投資では、公募価格を大幅に超えた初値を付ける場合があり、2倍以上の値上がりがするときも珍しくありません。
例えば、公募価格1000円で100株を入手したとします。購入金額は1000×100で10万円です。
初値2000円で売却したとすると、2000×100の20万円を獲得できるので、購入金額を引いた10万円が利益となります。
IPO株を購入するメリットはまだあり、IPO株を公募価格で購入するときの手数料が無料です。ちなみに売却手数料はかかります。
・IPO(新規公開株)のデメリット
株式購入には必ずリスクがあります。IPO株の勝率が90%でも、残り10%は値上がりしなかった、もしくは初値が公募価格を下回ったことになります。
またIPO株入手の際、抽選も平等ではありません。当然資金豊富なお金持ちが有利です。
IPO株はこれから新規上場する企業が初めて売り出す株です。
中には新興企業や小規模企業も存在し、すでに存在する大企業のように、上場後に必ず業績が安定するとは限りません。
スポンサーリンク
おすすめの証券会社は?
初心者におすすめの証券会社は2つご紹介します。
『マネックス証券』
1999年5月創業のマネックス証券は、仮想通貨取引所であるコインチェックを買収したことで有名です。この証券会社は、新規公開株を「1人票の完全平等抽選」にしているので、新規顧客にも当選のチャンスが平等にあります。また新規公開株を多く取扱いしています。
『岡三オンライン証券』
こちらは1923年4月創業の株式会社岡三証券グループの1つです。企業自体は歴史ある会社ですが、オンラインは2006年創業のため新興企業になる。新規公開株はその企業の口座数が多くなるほど、ライバルが多くなります。口座数は少なく、取扱新規公開株はそれなりの数があるのでおすすめです。
IPO株を購入する際に他社は事前入金が必要ですが、こちらは不要です。
その分資金を他社のIPO株確保に回すことができます。
上記2つは初心者か、資金が少額な場合におすすめです。
ある程度資金が確保できる場合は、後ほど説明する裁量配分の併用が有効です。
裁量分配を受けたい場合やはり主幹事になる証券会社が良いでしょう。
主幹事には多くIPO株が回ってくるため当然入手の機会が増えます。
※主幹事とは
ある企業が新規上場する際に、準備や審査対応についてアドバイスする会社のことです。
主幹事をよく務めるのは、野村証券・大和証券・SMBC日興証券・みずほ証券・SBI証券です。一度は耳にしたことがある大手証券会社ばかりですね。
裁量配分ってなに?
IPO株入手方法は抽選分配か裁量分配かのいずれかになります。
裁量配分とは、証券会社の支店や担当者が裁量(その人の判断で処理すること)で優良顧客にIPO株を分配することです。
主幹事を務めることが多い証券会社では、IPO株の実に80%以上は機関投資家と優良顧客に分配し、残りを抽選で個人投資家に配ります。お金持ちがずっとお金持ちでいられるのは、このように美味しい話が早く耳に届くからです。
裁量分配を受けられる優良顧客とは、口座に1千万以上預けている、もしくは取引回数と取引額が大きい方です。(証券会社は手数料で儲けているからです。)
お金を右から左に動かすだけで凄く儲かる仕組みです。(取引金額が大きいので)金と銀が行きかいするだけで儲かるから「銀行」と昔から言われていますね。
※オンラインではなく窓口へ行く際の注意
担当者は個人投資家にダメ株を売りつけてくる場合もあるので、初心者は注意が必要です。
勧められても自分が買うと決めていた株以外は買わないでください。
筆者が聞いた話ですと、証券会社の中で働く会社員も相当キツイようです。
お給料は良いけど時間がなくて牛丼しか頼めない、その牛丼も疲れていて満足に食えない等こぼしていました。
減点方式の評価と詐欺のような株式取引で相当病んでいるみたいで大変ですね。
抽選の当選確率をアップする方法!
IPOの当選確率を増やしたければ複数の証券会社から申し込むのが得策です。
IPO株の割り当ては銘柄によって○○社1万株~のように数が決まっています。
オンライン取引で複数の証券会社の口座を開設し、それぞれからIPO株に申し込みましょう。
IPO株をたくさん入手したければ、裁量配分と完全平等抽選を併用するのが良いですが、現実的に1千万単位の取引を行うのは個人投資家には難しいです。
そこでおすすめなのがSBI証券会社の「IPOチャレンジポイント」です。
『IPOチャレンジポイント』
IPOの抽選に外れる毎にポイントが付与され、そのポイントを利用して当選確率をアップすることが出来ます。
参考サイト
SBIチャレンジポイント
当選から外れる毎に1ポイントが貰えます。SBI証券は毎年IPOを70~80程取扱しているので、その分は確実にポイントが貰えます。抽選に外れた場合はポイントが消えずに戻ってきますので、コツコツ地道にポイントを貯めてチャンス時に一気に使って当選確率をアップしましょう!
【SBI証券のIPOチャレンジポイントのため方】
こちらの動画ではチャレンジポイントの申し込み方が詳しく載っています。
IPO株はお金持ちほど当たりやすいのは事実ですが、この制度は資金力に左右されず、ポイントをたくさん持っていれば当たりやすくなります。
前述した通りIPO株の入手方法は抽選分配か裁量分配になります。
抽選分配の場合抽選ルールが各証券会社で異なります。
1)抽選の単位
証券会社が抽選分配を行う際2つの分配方法があります。
・応募口数に関係なく1人1票で抽選を行う
例)株単元100株=1口の場合
100株抽選している方より、1000株抽選している方は10倍チャンスがあります。
2)抽選の優遇制度
大和証券や楽天証券には口座の預かり額や証券会社に払った手数料に応じて抽選の優遇を受けられる「プレミアム制度」があり、シルバー・ゴールド・プレミアム等のランク分けがされ、IPO抽選の優遇が受けられます。上記のチャレンジポイントも優遇制度に該当します。
IPO初心者は1人1票で行う完全平等抽選がおすすめです。
まとめ
今回はIPO(新規公開株)の当選確率を上げるコツをご紹介しました。
大事なポイントをおさらいします。
・IPO株は抽選か裁量配分で入手する
・IPOの当選確率を上げるには、複数の証券会社で抽選を受ける。SBI証券のチャレンジポイントを貯める
・裁量配分は優良顧客が有利
・初心者は1人1票、完全平等抽選のマネックス証券や抽選時に入金不要の岡三オンライン証券を狙うと良い
高い勝率で儲かるIPO株は出来れば手に入れたいですね。
個人投資家は機関投資家に比べて、資金面で不利ですが、ポイントチャレンジや完全平等抽選を狙って、入手の機会を待ちましょう。
筆者もこの記事を書くことでIPO株について勉強になりました。
良い株を入手できるかどうか、運の要素が大きいですが、1度くらいは株で儲けてみたいと夢見ています。お互いいつかIPO株をゲットできると良いですね!
スポンサーリンク