こんにちは、ライターのななぎです。
友達って大事ですよね。社会人になると中々新しく作るのは難しくなるからこそ、昔からの友達の有難みを感じることが多くなります。
久し振りに連絡を取り合って、近況報告して職場や生活の愚痴を言い合うだけでもまた明日から頑張ろうという気になれます。年単位で連絡を取ってなかった友達から連絡が来て、何だろうと思いながら確認したら、近々結婚します!なんていう嬉しいお知らせだった、ということもあるでしょう。
けれど、突然の友達からの連絡……それは、必ずしも良い連絡であるとは限りません。あなたが苦労しながら今までの人生を生きてきたように、友達もまた様々な経験をしながら生きてきました。
ひょっとしたら、今まさに友達は人生の崖っぷちに立っているかもしれません。そして他ならぬあなたに、救いの手を求めてくるかもしれません。
そんな時あなたは、どこまでその友達を助けてあげますか?
今回は、友達から「お金を貸して」と言われた時の上手な断り方について書いていきます。そうそうないことだからこそ、実際に言われた時に慌てずに行動したいですね。
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目次
友達から「お金を貸して」と言われた時の上手な断り方
お金を貸すことに限らず、日本人は断るのが苦手な人種だとよく言われています。
日常の些細なことでも断るのって疲れますよね。「何て断ったら相手の気持ちを害さないだろうか」なんて考えていると、どんどん時間は経ってしまいます。断ることにエネルギーを割くくらいなら、いっそ承諾した方が楽かもしれない、なんてよく思いませんか?
そんな私のように、断り疲れしている人こそ、上手な断り方を身に着けておくべきです。
特に今回のようにお金の貸し借りのこととなると、一度で済まないケースが多いからです。
使い道に困るくらいお金を持っているなら話は別ですが、ほとんどの人は毎月頑張って働いて稼いだ給料で日々の生活をやりくりしています。そんな大事なお金は、基本的には友達であろうと貸してはいけません。
お金を貸してと言われた際の上手な断り方としては、相手の話をしっかり聞く前に断るのがベストです。「難しい仕事を任されてそのストレスで散在しちゃって……」なんて理由を聞いてしまうと、思わず同情して貸してしまいたくなりますから。
ただ、趣味の話かと思ってふんふんと聞いていると、「来月〇〇の最新モデルが発売されるんだけど、実は今お金があまりなくて~」と突然来る場合もあるので、事前に備えておくのは難しいかもしれません。
しかし、いずれにせよ、あまり長々と話を聞いてしまうと向こうも期待するでしょうし、こちらもこちらで「こんなに話させてしまったんだから、少しなら貸してあげようかな」という気にもなりかねません。徹頭徹尾どうしてもお金は貸せない、と断り続けましょう。
いくらまでなら貸せるかと聞かれても答えず、付け入るスキを与えないことが大切です。
貸して貸さないで押し問答している時間はきっと苦痛でしょう。けれど、一度受け入れたら次から断りにくくなることは想像に容易いです。相手が諦めるまで頑張りましょう。
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友達にお金を貸してはいけない理由
そもそも、なぜ友達にお金を貸してはいけないのでしょうか?
その問いの答えとして、ここで一つ動画をご紹介いたします。
【親友に「お金を貸して」とガチで頼んだら何万円まで貸してくれる??】
Youtubeには上記のような趣旨の動画がいくつもあります。やはりお金が絡むことは、人の関心を集めやすいのでしょう。
この動画では、ドッキリを仕掛けられた側はお金を貸すという結論に至っていますが、そういう決断をしたのも普段から深く交流のある親友だからなのでしょう。
動画内では、お金は貸すけれど今後は生活を改めるように、とドッキリを仕掛けられた側が伝えている様子が映っています。相手が親友だから、良くないと思う面はちゃんと伝えて改善を促しているのです。
このように、お金を貸した後もその友達と深く関わっていけるというビジョンが見えるのなら、貸すのも一つのやり方かもしれません。
ただ、お金は血を分けた家族さえも狂わせるものです。「貸したくない」と少しでも思った時点で、貸さない方がいいでしょう。
どうしても断れない時……いくらまで貸すか、貸す時には借用書を書いてもらう
お金を貸したくなかったけれど、どうしても断れない状況に陥ったら、どうすれば良いでしょうか?
貸す金額は、返って来なくても惜しくない金額に留めるのが良いでしょう。お金は貸したら自動的に期限になったら返ってくるわけではありません。あなたが回収しなければならないのです。
基本的にお金を借りる側の大部分はお金を手に入れたらそこで終わりだと思っているので、貸したお金を回収するという道のりは非常に困難です。
自分から金額を提示して、この金額で応じないなら貸さないと突っぱねましょう。その際相手の金額交渉には絶対応じてはいけません。毅然とした態度で接しましょう。
借用書を書いてもらうのも良いでしょう。お金を借りたい人は出来るだけ手間なく借りたいと思っています。
なので、「借用書をもらってからでないと貸せないから、明日印鑑持ってきて」などと言われると、面倒くさくなってあなたから借りるのを諦める可能性もあります。
そうでなくとも、ちゃんとした借用書を作成しておくことはお金の回収に役立つので、書いてもらう方向で進めましょう。
まとめ
今回は、友達にお金を貸してと言われた時の上手な断り方などについて書いてきました。
最後に情報をまとめてみましょう。
・お金の貸し借りは一度で終わらないケースが多いので、今回だけならと応じるのは危険
・話を聞いてしまうと相手は期待し、こちらは同情するので、出来るだけ聞く前に断る
・お金を貸した後も変わらず付き合える自信がないのなら、お金は貸さない方が良い
・どうしても断れない時は、返って来なくても惜しくない金額を貸す
・どうしても断れない時は、回収の助けとなる借用書を書いてもらう
私は今まで友達からお金を貸してと言われたことも、言ったことも、ありません。立て替えてもらった時などは非常に恐縮し、次に会ったら一円の狂いもなく返すように心がけてきました。というか、それが当たり前だと思っていました。
友情関係にお金を持ちだしたら、そこで関係が終わるような気がしているのかもしれません。
今回は、お金を貸したくない側の気持ちに立ってお話してきましたが、友達の話を聞いたらぜひ貸してあげたいと思うこともあるかもしれません。貸すことが絶対悪ではないので、あなたが貸したいと思ったなら貸すのも良いでしょう。
ただその際は、それが本当に友達のためになるのか、貸してもあなたの生活に支障はないのかなど、しっかりと考えてからにしましょう。
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