生活

失敗!鍋の焦げ付きを落とすには?焦げ付き防止法もお教えします!

投稿日:2019年4月1日 更新日:

こんにちは!ライターのソフィです。

特に新婚だと少し苦戦する一方、大好きな旦那さまのために料理をするのは楽しいですよね。でも火の加減を間違ったりして、鍋が焦げ付いてしまうこともあるでしょう。

筆者は何年も結婚生活をしていますが、うっかり目を離した隙に鍋を焦がしてしまうことがたまにあります。以前はタワシなどを使って、力を入れて必死で焦げ付きを落とそうとしていました。

でも、実はタワシでゴシゴシすると鍋が傷ついてしまいますし、そんなことをしなくても簡単に焦げ付きを落とす方法があるんです。

そういう方法があるなら、是非、知りたいと思いますよね。
そこで今回は鍋の焦げ付きを落とす方法と、鍋の焦げ付きを防ぐ方法などについてご紹介します。

 

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目次

鍋によって方法は違う!

鍋の焦げ付きを落とすためのおススメの材料は「重曹」や「お酢」などがあります。

でも、鍋の素材ステンレスアルミテフロンなど)によって、その焦げ付きを落とす方法が違ってきます。ですから、まずは焦げ付いた鍋の素材を確認してください。

主要な鍋の素材ごとの、適した焦げ付きを落とす方法を紹介します。

*ステンレス
ステンレス鍋は錆びにくいという利点がある一方で、残念ながら「焦げ付きやすい」素材なのです。そのステンレスに特におススメの焦げ付きを落とす材料は「重曹」です。

もしそれでも、焦げ付きが落ちない場合には「お酢」を使ってください。
※重曹とお酢を使った、焦げ付きを落とす方法は後で説明します。

注意点:ステンレス鍋は傷が付きやすいため、強くこするのは止めましょう。

*アルミ
軽くて錆びにくいアルミの鍋ですが、アルカリに弱いという特徴があります。

そのため、アルミ製の鍋には重曹やお酢を使うと黒ずみができてしまいますから、重曹やお酢を使うのは止めましょう。アルミの鍋には「中性洗剤」を使って焦げ付きを落とす方法がおススメです。

(洗剤には“酸性”“アルカリ性”“中性”の3種類がありますから、ラベルをチェックして「中性」の洗剤を使いましょう。例えば、“キュキュット”などは中性洗剤です。)
注意点:クレンザーを使っても黒ずみの原因となりますから、クレンザーは使わないでください。

*テフロン&セラミック
少ない油や水でも焦げ付きにくい加工がしてあるテフロンとセラミックの鍋ですから、そのコーティングが剥がれないように気を付けることが必要です。

基本的に焦げ付きにくい鍋ですから、通常は水を沸騰させるだけで、焦げ付きを落とすことが出来ます。もしそれでも落ちないようでしたら、「重曹」と「お酢」を使ってみてください。

※重曹とお酢を使った、焦げ付きを落とす方法は後で説明します。

注意点:テフロン鍋とセラミック鍋は表面の加工が剥がれてしまいますので、強くこするのは止めましょう。またクレンザーなど研磨剤が入っている洗剤は使わないようにしましょう。

*ホーロー
ホーロー鍋は鉄などにガラスの粉を吹き付けてある表面がガラスの鍋ですので、とてもデリケートです。ですから、優しくお手入れをすることが大切になります。
そのホーロー鍋におススメなのは「重曹」と「お酢」です。
※重曹とお酢を使った、焦げ付きを落とす方法は後で説明します。

注意点:ホーロー鍋は傷が付きやすいため、強くこするのは止めましょう。

*ガラス鍋
ホーロー鍋と同じく、とてもデリケートですから、優しくお手入れをする必要があります。
そのガラス鍋におススメなのは「重曹」と「お酢」です。

※重曹とお酢を使った、焦げ付きを落とす方法は後で説明します。

*土鍋
保温効果に優れている土鍋は、寒い時期には大活躍の鍋ですよね。土鍋は何を煮て焦げ付いているかどうかで、使う材料が変わってきます。まずは肉類、魚類、穀類、卵などが焦げ付いている場合には「重曹」を使いましょう。また野菜、海藻、きのこ、果物などが焦げ付いている場合には「お酢」がおススメです。

※重曹とお酢を使った、焦げ付きを落とす方法は後で説明します。

注意点:土鍋には小さな穴が数多く開いているため、洗剤を使った付け置きは止めましょう。小さな穴に洗剤が入り込んでしまいます。

*鉄鍋
タフさが利点の鉄鍋ですが、油を馴染ませないと錆びてしまう欠点があります。ですので鉄鍋がさび付いた時には、「空焚き」がおススメの方法です。

そのやり方は、鍋を火にかけて煙が出るまで加熱します。キッチンのシンクに鍋が浸かるほどの水を張って、その中に空焚きした鍋を入れて、一気に冷やします。

十分に鍋が冷えた後、ヘラ(金属ヘラも可能)やタワシなどで焦げ付いた部分をこすります。

また、軽い焦げ付きの場合には重曹を振りかけて、金属タワシなどでこすると焦げ付きを落とすことが出来ます。

注意点:空焚きする際には十分な換気をしましょう。またなじませた油を取らないように、洗剤を使うのは止めましょう。

※重曹を使った焦げ付きを落とす方法
まず焦げ付きのある位置まで水を入れて、そこに重曹大さじ1から3杯(鍋の大きさによって調整)を入れます。

これを火にかけて沸騰させて、さらに10分ほど煮立てます。煮立てている間に木べらなどで焦げ付きのある部分を軽くこすります。

それをそのまま放置して冷まします。あとは洗剤とスポンジで軽く洗うと焦げ付きが落ちています。

注意点:この時に木へらなどで「強くこすらない」ように気を付けてください。

※お酢を使った焦げ付きを落とす方法

まず焦げ付きのある位置まで水を入れて、そこにお酢を大さじ2杯を入れます。(鍋が大きい場合には少し足してください)これを火にかけて沸騰させて、さらに10分ほど煮立てて、それをそのまま放置して冷まします。(煮立てている間に木べらなどで焦げ付きのある部分をこすると更に焦げ付きが落としやすくなります。)

あとは洗剤とスポンジで軽く洗うと焦げ付きが落ちています。

追加情報:お酢の代わりに「クエン酸」を使っても同じ効果を得ることが可能です。

このように鍋の種類によって、焦げ付きを落とす方法が異なってきますので、その素材に合わせた方法をやってみてください。

また、鍋の取っ手の付け根部分など、洗いにくい部分には「重曹ペースト」がおススメです。

重曹ペースト重曹2水1の割合で混ぜ合わせたものです。これを焦げや汚れが取れにくい部分に塗りつけて、しばらく放置すると汚れが浮き出てきます。その状態になったら、スポンジでこすり洗いをしましょう。

それから、玉ねぎの皮を使って、鍋の焦げ付きを落とす方法もあります。その説明がしてある動画を参考にして下さい。

【鍋の焦げを落とす方法(玉ねぎの皮を使う)】

玉ねぎの皮と一緒に煮込むだけで、焦げ付きが取れるのは嬉しいですよね。ただ、この動画の場合、煮込んだ後に金タワシを使ってこすっていましたので、デリケートな素材の鍋にはおススメ出来ません。

 

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鍋の焦げ付きを防ぐ方法


今まで鍋の焦げ付きを落とす方法について説明しましたが、出来れば焦げ付きが起こらないように防ぎたいですよね。焦げ付きを防ぐ方法について紹介します。

・しっかり余熱をしてから、調理をしましょう
 (余熱が不十分だと温度のムラができて、焦げ付きの原因となります)

・強火で調理することは避け、出来るだけ中火で調理しましょう
 (特にフッ素樹脂加工の鍋は高熱になると加工を痛めてしまい、焦げ付く原因になります)

・鉄鍋は使用後に油を塗ると、焦げ付き防止に加えてサビ防止にもなります

・少しでも焦げ付きができたら、早めに落としましょう
 (小さい焦げ付きをそのままにして調理すると、酷い焦げ付きになってしまいます)

・鍋を洗う際には傷が付かないように気を付けましょう
 (傷が付くと、そこに焦げ付きができやすくなってしまいます)

このように、鍋の手入れをちゃんとしたり、調理の際の余熱と温度などに気を付けると、焦げ付きを防ぐことが出来ます。

 

まとめ

今回は鍋の種類別の焦げ付きを落とす方法と鍋の焦げ付きを防ぐ方法について紹介しました。

・多くの素材の鍋の焦げ付きを落とすのに便利なのは「重曹」と「お酢」

・ステンレス鍋におススメなのは「重曹」と「お酢」を使った落とし方

・アルミ鍋におススメなのは「中性洗剤」を使った落とし方

・テフロン&セラミック加工鍋におススメなのは水を沸騰させるだけ

・ホーロー鍋、ガラス鍋と土鍋におススメなのは「重曹」と「お酢」を使った落とし方

・タフな鉄鍋におススメのは「空焚き」する方法

・鍋の取っ手の付け根部分など、洗いにくい部分には「重曹ペースト」がおススメ

・しっかり余熱&中火で調理することが、焦げ付きの防止になる

今まで何度も焦げ付きを落としたことがありますが、やっぱり「重曹」と「お酢」を使うと比較的簡単に落とすことができることが確認出来て良かったです。

これからもし鍋が焦げ付いてしまったら、今回説明した方法を是非、参考にして下さいね。後片付けが楽になると、料理をするのも楽しくなるかもしれませんね。

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