こんにちは!ライターのsyugetsuです。
あなたは普段天気予報って気にしていますか?
出かける予定のある日の前日に雨の予報が出るとイヤな気分になってしまいますよね。
普段は当たってほしいのにそういうときだけ「外れて!」と思うことは、誰しも一度はあるんじゃないかなと思います。
筆者は天気予報をこまめに確認しています。
明日洗濯できそうかな、とかサイクリングできそうかな、とか。やっぱり晴れてほしいです。
今回はそんな天気予報について紹介したいと思います。
なにげなく確認してしまう、身近な存在の天気予報ですが、よく考えてみると知らないことも多いのではないでしょうか。天気予報をよく知ればもし外れても落ち着いていられる、かもしれませんね。
天気予報が当たる確率は何パーセントなのか、降水確率はどういう意味で算出方法はどういったものなのか、天気予報はどれくらい先まで見られるのか、おすすめの天気予報サイトは何か、というあたりを紹介したいと思います。
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目次
天気予報が当たる確率は何パーセント?
天気予報で一番気になるのはやはり明日の天気ですよね。
天気予報はいったい何パーセントの確率で天気を当てているのでしょう。
気象庁では天気予報の精度について検証し、公表しています。
それによりますと「明日は晴れか曇り」と予報したときに実際に翌日雨が降らない確率はおよそ90%です。つまり10%の確率で雨が降ります。
反対に「明日は雨だ」と予報したときに実際に翌日雨が降る確率はおよそ80%というデータが出ています。つまり20%の確率で雨が降りません。
総合的にはおよそ85%程度の確率で天気予報が当たるということになります。6回中5回は予報が的中すると考えるとかなりの高精度だという気がしてきます。
また天気予報が当たる確率は地方や季節によって微妙な差があります。夏は当たる確率が低くなり、秋から冬にかけては高くなります。
北海道や沖縄は他地域と比べ当たる確率が低く、関東・甲信地方は冬は全国平均よりも天気予報が当たる確率が高くなりますが、夏は全国平均よりも低くなります。それ以外の地方は一年を通して安定しています。
もし沖縄や北海道へ旅行へ行く際は普段より少し気をつけて天気予報を見たほうがいいかもしれませんね。
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そもそも降水確率とはどういう意味か?計算(算出)方法は?
天気予報では天気の他に降水確率も気になりますよね。
まず降水確率は「雨の降る可能性をパーセントで示したもの」です。
例えば「大阪府南部の明日の降水確率は0~6時にかけては30%です」と言った場合は、0~6時の間、大阪府南部で雨が降る確率は30%ということです。
詳しくはこちらの動画も参考にしてください。
【【不思議】「降水確率80%」なのに雨が降らないこともあるのはなぜ?】
また降水確率は計算によって算出されています。
気象庁には膨大な量の過去の記録があります。降水確率を出すときはその日と似た気候、気温、湿度といった様々な条件が重なった日を探し、過去の例でどれくらい雨や雪が降ったのかを参考に算出しているのです。
予報と呼ぶくらいですから気流だとかそういったものからリアルタイムで算出しているかと思っていたのですが、かなり地道なんですね!
ただし気をつけてほしいことがあります。
それは降水確率はあくまで雨の降る確率であって、雨の強さの参考にはならないということです。
降水確率を求める際の雨とは1㎜以上のものを指します。
1㎜以下の小雨は含まれませんし、時間による制限もないので一瞬でも降ってしまえば計算の対象になります。
降水確率30%で大雨に降られた、降水確率80%でもそんなに降らなかった、という経験はあるかと思いますが、あくまで確率に留まると言うことです。どれくらい雨が降るかを知りたいときは降水量を参考にしてくださいね。
天気予報はどれくらい先まで見れるのか?
では天気予報はどれくらい先の天気まで見られるのでしょうか?
天気予報は計算によって導き出しているので、実は出そうと思えば数十年先の未来まで見ることができます。
ですが数十年先の天気なんて知っても意味がありませんよね。確かめるわけにもいきません。
実際に存在する長期予報としては、気象庁が3か月予報や1か月予報を発表しています。また毎年2月25日頃にはその年の6~8月の平均気温、合計降水量などといった、夏の天候の大まかな傾向を予報である暖候期予報が、毎年10月20日には同じく冬の天候の大まかな予報である寒候期予報が発表されます。
ただし長期予報は期間が長ければ長いほど精度が悪くなります。天気予報の根拠となる大気の運動は不確かで計算と一致せず、ズレが生じてしまうためです。
明日の天気予報が当たる確率はおよそ85%ですが、普段わたしたちのよく見る週間予報の最後、7日目の天気予報が当たる確率はそこから10~15%ほど確率が悪化してしまいます。
週間予報と毎日の予報は賢く使い分けたいですね!
おすすめの天気予報サイト
それでは天気予報を見るのにおすすめのサイトをいくつか紹介していきます。
・気象庁 Japan Meteorological Agency http://www.jma.go.jp/jma/index.html
・日本気象協会 tenki.jp【公式】 https://tenki.jp/
・ウェザーリポートCh.- ウェザーニュース http://weathernews.jp/
以上にあげた3つは有名どころであると共に、日本で数少ない本当に天気予報をしているサイトです。
日本で天気予報をするには気象庁から「予報業務の許可事業者」という認定をもらわなければなりません。あまりみだりに天気予報をしていたら社会に混乱を招いてしまいますからね。
日本気象協会とウェザーニュースは「予報業務の許可事業者」の認定をもらっていますし、気象庁はその認定を与える側。天気予報サイトは数多くありますが迷ったらこの3つを参考にすれば間違いありません。
天気予報以外にも用語の解説やレジャー情報など様々なコンテンツをそれぞれ備えているので目を通してみると楽しいです。
また最近はスマートフォンで天気予報を見る機会も多いですよね。日本気象協会とウェザーニュースには公式アプリがあるので、ぜひ検索してみてください。
まとめ
今回は天気予報が当たる確率、降水確率とその算出方法とは、天気予報はどのくらい先まで見えるのか、おすすめの天気予報サイトについて紹介しました。
・天気予報が当たる確率はおよそ85%
・降水確率は「雨が降る可能性」、雨の強さは降水確率からは分からない
・数十年先の予報もできるけど精度が悪くなる
・週間予報でも当たる確率は下がっていくので毎日の予報と使い分けよう
・迷ったら「予報業務の許可事業者」のサイトを見よう
普段なにげなく見てしまうかもしれませんが、天気予報は計算に計算を重ねたうえで成り立っているんですね。
ただやはり絶対のものではないので、うまく使うことが求められそうです。
筆者は天気予報を複数のサイトで見ます。提供元が違えば微妙に予報も異なってくるので、総合的に判断をするようにしています。
天気予報は毎日のものです。ぜひ今日からは正しい見方で生活に役立ててくださいね!
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