こんにちは、ライターのmarieです。
綺麗な長い爪って、女性なら一度は憧れますよね。
爪が綺麗だと指も長く見えて、手全体が美しく見えます。
スマホやパソコンを操作しているとき、何か書き物をしているときなど、何気ない日常の中で、手が目に入る場面はいくつもあります。そんなとき、爪が綺麗だとテンション上がりませんか?
わたしはめちゃくちゃ上がります!仕事が大変なときでも、綺麗な爪を見ると心が晴れやかになりますし、1日中ご機嫌でいられます。
でも綺麗に長く伸ばすのって、結構大変ですよね…。
気を付けていても日常生活の中で、手をぶつけて爪が割れてしまうことがあります。
また、ぶつけていないのに気が付いたら割れていることもあります。
せっかくいい感じで伸びてきていたのに、またやり直し…。テンション下がりますよね。
そこで今回は、爪を綺麗に伸ばせる良い方法がないか調べてみました。
そもそも爪が割れる原因にはどんなものがあるのか。
伸ばした爪を台無しにしないための予防法や対処法はあるのか。
順番にご紹介いたします。
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目次
爪が割れやすい原因とは?
ぶつけるなどの外的要因もありますが、割れやすい爪にはいくつか原因があります。
・冷え性
・除光液による乾燥
・切り方
栄養不足や乾燥で割れてしまう原因はなんとなく分かりますが、切り方によっても割れることがあるんですね。正しい切り方なんて、今まで気にしたことありませんでした。
冷え性は女性に多い症状ですが、爪にも影響があるとは知りませんでした。
冷え性だと血行が悪く、手足の先まで血がいき渡りません。そのため十分な栄養も届かず、爪が薄くなり割れやすくなってしまうのです。
そして驚きなのが除光液。
除光液に含まれるアセトンという成分には、アルコール・水分・油分を溶かす性質があります。そのおかげで、マニキュアをしっかり落とすことができます。でも必要以上に、爪の水分と油分が奪われてしまうため、乾燥の原因にもなってしまいます。
除光液を使ったあと、爪の表面が白くなったことはありませんか?それも、アセトンによって水分と油分が奪われてしまったからなのです。
綺麗な爪のため、おしゃれのために塗るマニキュア。それを落とすときに使う除光液によって、爪が割れやすくなっていたなんてびっくりしました。
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爪が割れてしまったときの対処法とは?
割れた爪を放っておくと爪自体にも良くないですし、洋服やストッキングにも引っかけてしまうので、早めに対処したいですよね。
爪が割れてしまったときは、まず爪ヤスリを使って慎重に整えます。このとき爪切りを使うのはNG。さらに割れてしまう可能性があります。
割れた部分を平らにするように、優しく削ります。
他には、爪用の接着剤「ネイルグルー」を使う方法もあります。
こちらの動画では、ネイルグルーとアクリルパウダーを使用した、簡単な修復方法が紹介されています。
【爪が欠けた時の対処法!自爪が割れやすい人必見!簡単爪修復法♡】
オイルや美容液の塗り方も合わせて紹介されています。
自分ではうまくできるか不安だという場合は、迷わずプロの手を借りましょう!
ネイルサロンでは、割れた爪を補修してくれる「ネイルリペア」というものがあります。
爪1本につき500円~1,000円程度。時間も20分~30分でできますよ。
もし爪が中心部まで割れてしまったり出血してしまった場合は、すぐに病院で診てもらいましょう。
爪を割れにくくするための予防法とは?
爪が割れたときの対処法は分かりましたが、できることなら割れるのを防ぎたいですよね。
最初にご紹介した「爪が割れる原因」、それぞれの予防法を調べてみました。
〇偏った食生活や、過度なダイエットによる栄養不足
これについては、しっかり栄養あるものを食べるのが一番です。
爪は、肌が角質化したもの。美肌のために食生活に気を遣っている方は多いと思いますが、爪に対しても同じように気を遣ってあげましょう。
爪の主な成分はタンパク質です。でも、それだけでは綺麗な爪を維持できません。
他に必要な栄養素は
・鉄
・亜鉛
・カルシウム
・マグネシウム
これらの栄養素が含まれている食材は
・ビタミンB6…バナナ、豚肉、にんじん、ゴマなど
・ビタミンC…レモン、グレープフルーツ、きゃべつ、いちごなど
・鉄…レバー、ほうれん草、ひじきなど
・亜鉛…かぼちゃ、牛肉、卵黄など
・カルシウム…乳製品、モロヘイヤ、大豆など
・マグネシウム…わかめ、海苔、大豆製品など
爪の健康を維持するために必要な栄養素は、同時に体の健康を維持するためにも必要な栄養素です。
バランスのとれた食生活を心掛けると、自然と爪の健康も保たれますよ。
サプリメントを取り入れるのもいいですね。
〇冷え性
冷え性も食生活で改善することができます。
冷え性に効果的な食材は、ショウガ・ゴボウ・紅茶など。
そして筋トレや柔軟体操。体を動かすと温まりますし、筋肉量が増えれば代謝や体温も上がります。お風呂上がりにやると、より効果的です。
〇除光液による乾燥
除光液を使ったあとは、オイルやハンドクリームでマッサージすると、血行もよくなり乾燥を防ぐことができます。爪は自己再生がきかない部分なので、しっかりとお手入れしてあげましょう。
〇切り方
乾燥して弱っている爪を爪切りで切ると、割れてしまう可能性があります。
その場合も爪ヤスリを使いましょう。
爪切りについているヤスリではなく、ネイルアート用を使います。粗い面と細かい面があるので整えやすいです。
まず粗い面で長さを調整し、それから細かい面で断面をなめらかにしてあげれば、弱っている爪にも優しくお手入れができます。
隠れた病気の可能性
爪が割れる原因はいろいろあることが分かりましたが、実は病気が原因の場合もあります。
爪が欠けたり横に割れるときは、これまで紹介したものが主な原因ですが、縦に割れるときは要注意です。
縦に割れるのは、「爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)」という病気です。
この病気も除光液が原因で引き起こされるので、除光液の使用をやめれば自然と治るときもあります。
それでも治らない場合は、末梢循環障害が原因の可能性があります。
末梢循環障害とは、血液が手足など体の末端に循環しないために起こります。具体的には、糖尿病、甲状腺機能低下症、貧血、慢性肝障害、高尿酸血症、循環器障害、内分泌異常などです。
「爪が割れてしまう病気」というより、これらの病気が引き起こす症状のひとつに「爪が割れる」というものがある、といった感じです。
確かな原因を突き止め、適切な治療をするためにも、爪が縦に割れた場合は早めに病院へ行きましょう。
まとめ
爪の健康が、ここまで体の健康と関係しているなんて知りませんでした。
体の健康を考えた生活を心掛ければ、自然と爪も健康的になっていくんですね。
冷え性対策のため筋トレまではできなくても、爪をマッサージするぐらいなら簡単にできますね。血行がよくなり栄養も指先まで届けられ、オイルやハンドクリームを使えば乾燥も防げるので一石二鳥です。
そして爪の長さを調整するときは、爪切りではなく爪ヤスリで。
粗い面と細かい面を使い分け、優しく慎重にお手入れすることで、長く綺麗な爪を維持できます。
万が一割れてしまった場合も自分で整えられるので、1本は持っておきたいですね。
ですが縦に割れるときは、様々な病気が隠れている可能性があるので病院へ行きましょう。
出血した場合や深く割れてしまったときも同じです。
爪はお肌が角質化したもの。そして、体の健康状態とも繋がっています。
お肌や体と同じように爪も労わってあげることが、綺麗な爪を維持する秘訣です。
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