こんにちは、ライターの松子です。
今回は、“腕”の痛みについてのお話です。
この記事を読んでいるあなたは、腕の痛みに苦しんでいて、不安を感じていますよね。
痛みはそう我慢できるものではないので、とっても辛いはずです。
さらに言えば、原因が分からないと、ますます不安になってしまうのは当然です。
まず、どうして腕が痛くなってしまうのか?という原因と、そこから考えられる病気の可能性を知っていきましょう。
痛みを取る方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
腕が痛くなる原因
まず、腕が痛くなってしまう原因を知っていきましょう。
最も多い原因の一つに、“使いすぎ”があります。
腕にたくさんの負荷をかけてしまっているということです。
つまり、同じ動きを繰り返す・長時間続けると、腕が痛くなるのです。
身近なところで言うと、パソコンやスマートフォンの使用時間が長いと、腕に負担がかかってしまいます。
「えっそれだけで?」と思うかもしれませんが、夢中になっていると気づかないだけで、知らないうちに時間は経ってしまっているものです。
では、具体的にはどうやって痛みを感じるのか?これもご説明しますね。
重い物を無理に持ったり、ハードな運動(スポーツや筋トレ)をすれば痛くなる、というのは想像できますよね?
ですが、ちょっと変わった原因で腕が痛くなる場合もあります。
腱鞘炎(けんしょうえん)という言葉を聞いたことはありませんか?
これは指の骨と筋肉を繋いでいる腱(けん)という部分と、腱を覆っている腱鞘(けんしょう)が炎症を起こしてしまう症状のことです。
この腱鞘炎が発症すると、指の動きが制限されてしまうことによって、今度は腕が痛み出す場合があります。この場合の腕の痛みは、腱鞘炎をかばってしまう動きによるものと思われます。
大きく理解するには、「腕の痛みの多くは、こうした“使いすぎ”が原因なんだな」と、まず自分の行動を振り返ってみるのがいいでしょう。
スマートフォンとはちょっと距離を置いてみたりするのも手ではありますが、それじゃあ困ることだってありますよね?
ですが中には、腕の痛みが大きな病気のサインだった!ということもあります。
なので、次は腕が痛くなる病気についてご紹介していきます。
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腕が痛くなる病気
腕の使いすぎや筋肉痛など、思い当たることがない・原因が分からない腕の痛みには、大きな病気が関わっている可能性もあります。
実は悪くしているのは内臓で、その病気によって腕にも痛みが出ているという場合です。
原因が分からない腕の痛みが関わる病気を、例として3つご紹介します。
◇右腕の痛み
右腕(肩)に痛みがある場合の内臓疾患としては、肝臓に異常を起こしているという可能性があります。
そしてもう一つ、食道裂孔ヘルニアという病気の可能性もあります。
食道裂孔(しょくどうれっこう)とは、食道が通る穴のこと。
この食道裂孔から胃の一部が飛び出し、胸部に入り込んでしまうという病気が、食道裂孔ヘルニアです。
ほとんど症状が出ない場合が多いようですが、胃酸が逆流しやすく、逆流性食道炎を引き起こす可能性も。
筆者は実は、食道裂孔ヘルニアがあります。
私の場合は腕の痛みではなく、胃に不快感があって病院で胃カメラをしてもらった結果、分かったことでした。
そして、食道裂孔ヘルニアによる逆流性食道炎と診断されました。
個人的意見ですが、日常生活に影響があるように感じます。
ちょっとしたことでウエッとえずきやすかったり、その勢いのまま嘔吐してしまうこともあるので……。
症状の改善として、きちんと薬を処方してもらっているので、影響があるとは言っても不便を感じるほどではありません。
それも医師に診てもらったおかげなので、やはり病院できちんと診察は受けた方が安心ですよね。
腕の痛みから、こうした病気の可能性があるということは、ぜひ知っておいていただきたい情報です。
◇左腕の痛み
左腕(肩)に痛みがある場合の内臓疾患として、心臓に異常がある場合も考えられます。
どちらの場合も、きちんと専門家に診てもらう必要があります。
原因が分からない・整形外科などで原因が特定できなった場合などには、自己判断はせず、内科にかかるようにしましょう。
腕の痛みを取る方法
腫れている・熱っぽい場合には、冷やすこと・そして安静にすることです。
初めにご紹介したように、腕の痛みの原因は多くが“使いすぎ”。
なので、痛みが出たら、まずは酷使した腕を休ませてあげることが重要になります。
ですが、痛みが落ち着いてきた頃(2,3日過ぎた頃)には温める方が良いようです。また、慢性化してしまっている痛みにも温める方法がオススメ。
そして、冷え(夏場はエアコンなど)からは守るようにするのが、日頃からできる対策の一つです。エアコンの風が直接当たったり、冷えそうだと思った場合には、カーディガンを羽織ったりするといいでしょう。
こちらの動画では、腕の疲れを取るツボを、実際のやり方と一緒に紹介しています。
【腕の疲れを取る方法【1回でもスッキリするツボ】】
ぜひ試してみてくださいね。
痛み出す前に、まず腕に負担をかけない工夫もできるといいですね。
まとめ
最後に、これまでご紹介したことを振り返っていきましょう。
ここで重要なポイントを押さえて、あなたの役に立ててくださいね。
◎腕が痛くなる原因
腕が痛くなる原因は、多くが“使いすぎ”です。
腕に負担をかけすぎてしまっていることで、腱鞘炎を引き起こしてしまっている場合です。
◎腕が痛くなる病気
腕の痛みを引き起こしてしまう内臓疾患をご紹介しました。
◇右腕の痛み
・肝臓に異常が起きている
・食道裂孔ヘルニア(逆流性食道炎を引き起こす可能性アリ!)
食道裂孔ヘルニアは、ほとんどの場合が症状がないとされていますが、逆流性食道炎を引き起こしてしまうことも。
◇左腕の痛み
・心臓に異常が起きている
原因が分からない痛みは、放置しておく方が痛い目をみてしまう可能性があります。
専門家に診てもらうことが大事なので、病院にかかることをおすすめします。
◎腕の痛みを取る方法
痛みの出方によって、方法は変わります。
◇腫れている・熱っぽい場合には冷やす
◇痛みが落ち着いてきた・慢性化している場合には温める
日頃から、腕に負担をかけない・冷えから守るなどの対策をすることも大切です。
この記事があなたの不安を取り除くお手伝いになっていられたら、とても嬉しいです。
痛みがあると、誰でも不安を感じてしまいます。
迷うようなら、一度病院に行ってみるのが一番良いでしょう。
今あなたが感じている苦しみが、少しでも楽になりますように。
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