こんにちは!ライターのmakochamです!
車に乗っている方は必ずガソリンスタンドで給油をする機会があると思います。
日本のガソリンスタンドではレギュラーの他に、ハイオクというガソリンの種類がありますが、ハイオクとレギュラーってどう違うの?そもそもハイオクってどんな時に入れるの?そんな疑問をお持ちの方いらっしゃるかと思います。
ちなみに筆者はこのご時世では珍しい燃費の悪いドイツ車に乗っていますので給油の時はいつも値段の高いハイオクを入れなければなりません(泣)
そもそもレギュラーの車にハイオクを入れてもいいの?また、その逆はいいの?と疑問に感じている方もいらっしゃいますよね?
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目次
ハイオクとレギュラーの違いは?どっちのほうが燃費がいいのか?
まずはハイオクとレギュラー、何が違うのかについてです!
車のエンジンは走るために必要なエネルギーを得るために、燃料であるガソリンを爆発させながら走っているわけですが、レギュラーとハイオクではこの発火するタイミングに違いがあるのです。一般的にはレギュラーの方が発火しやすく、ハイオクの方が発火しにくいと言われています。
この発火のタイミングの違いはオクタン価という車のノッキングを起こしやすいかという指標によって分けられており、レギュラーのオクタン価が89以上、ハイオクのオクタン価が96以上と定められております。そのため、ハイオクの方がノッキングを起こしづらいという特徴があります。そしてハイオクはハイオクタンの略です。
どちらの方が燃費がいいのかについてですが、結論から言うとレギュラーの方が燃費がいいと言えます。
各ガソリンメーカーによってまちまちですが、一般的に1ℓあたりの価格はハイオクのほうがレギュラーよりも10円程度高いです。
よって1ℓあたりの走行距離が同じ20kmだとした場合は、20km走るたびにハイオクの方が10円ずつ高くなっていきます。
筆者が乗っているドイツ車はハイオク1ℓあたり8kmしか走りません。
国内で非常にメジャーなプリウスはレギュラー1ℓあたり35.5km走りますので、比較するとかなり燃費に差があるのがわかります…。
レギュラー価格を120円、ハイオク価格を130円とすると、
プリウスが35.5km走るのに120円で済むのに対し、筆者の車は同じ距離を走るのに500円以上かかってしまうのです。
これは極端な例ですが、一般的にハイオクが必須の外車よりも、レギュラーで大丈夫な日本車の方が1ℓあたりの燃費も安く済むと言えますね。
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ハイオク車にレギュラーガソリンを入れてもいいのか?レギュラー車にハイオクガソリンをいれてもいいのか?
まずはハイオク車にレギュラーガソリンを入れてもよいのかについてですが、これは絶対にだめです。
ハイオクの方が発火しづらいと先に紹介しましたが、ハイオク車にレギュラーを入れると想定よりも早く発火してしまうことがあり、ノッキングしやすい状態になるのです。
それだけですと問題ないように感じますが、それが続いてしまうとエンジントラブルの原因になり、ひいてはものすごく高い修理代を請求されることになるかもしれないのです。
余談ですが、外車の中古車を買うときにハイオクをケチってレギュラーを入れ続けた車を買ってしまうと、買ってすぐにエンジントラブルを起こし、何百万という修理代を請求されたという話を聞いたことがあります。
このエピソードからもわかると思いますが、絶対にハイオク車にレギュラーを給油するのはやめましょうね!
ではその逆のレギュラー車にハイオクガソリンは入れてもよいのかについてですが、これは大丈夫です。メカニック的なデメリットは一切ありませんし、各メーカーのハイオクには付加価値を付けるため洗浄剤等が含まれていることが多いので、エンジンをきれいにしてくれる可能性もあります。
強いてデメリットを挙げるとすれば、10円前後の価格差です。レギュラーで済む車にハイオクをわざわざ給油するとなると当然価格は上がりますし、その価格差に見合ったハイオクで給油するメリットがあるかも微妙なところです。
最も良いのはハイオク車にはハイオク、レギュラー車にはレギュラーで給油するのがベストであることを覚えておいてくださいね。
燃費が良いハイオク車とレギュラー車
ここからは普段使いにおすすめの燃費が良いハイオク車とレギュラー車をご紹介します!
燃費が良いハイオク車
フィアット500(イタリア車)
キュートな見た目の女性におすすめしたい普段使いにぴったりの1台です。
車体もそれほど大きくないのでちょっとしたおでかけやお買い物にちょうどいいですね。
カタログ燃費も19.4kmということで、外車の中では非常に優秀な数値と言えます。
フォルクスワーゲン ニューゴルフ(ドイツ車)
老舗有名メーカーフォルクスワーゲンの看板モデルです。
4人家族までであれば遠距離の旅行もこなせる安心感の高い車です。
こちらもカタログ燃費21.0kmなのでハイオク車の中では燃費が良いと言えます。
燃費が良いレギュラー車
トヨタ アクア(国産車)
非常に燃費がいいことでおなじみの車です。
必ず町中で見かける1台ですし、テレビCMもよく放映されています。
なんとカタログ燃費は37.0km!36ℓ給油できるので、給油なしで東京-大阪間の移動ができるほど燃費が良いです!
日産 ノート(国産車)
燃費が良いとされるコンパクトカーの中で上記のアクアを抑え、2017年上半期のNo.1に輝いた1台です。
カタログ燃費は34.0kmでアクアには及びませんが、同等の燃費性能に加え、高い安全性を確保するための装備が充実している安心の1台ですね!
ここでは紹介しきれなかった燃費の良い車は他にも山ほどあります!
もし気になった方は下記動画もご参照ください!
車の外観と燃費がよくわかります。
【燃費がいいランキング~ハイブリッドカー編~】
やはり外車と比較すると、国産車の燃費性能の良さが際立ちますね!
やはり燃費を重視される方には国産車をおすすめしたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はレギュラーガソリンとハイオクガソリンの違いと燃費への影響、
そして指定外の給油ができるのかとそれぞれの燃費が良いおすすめの車種をご紹介させていただきました!
普段何気なくガソリンスタンドに寄られていた方も実はレギュラーとハイオクの意味合いについてご理解いただけたかと思います。
またガソリンの違いを通して燃費についても書いてきましたが、少しでも家計の負担を減らしてくれる車選びの手助けになれば幸いです。
愛車にふさわしいガソリンを間違わないようにしてあげて、楽しいカーライフをエンジョイしていきましょう!
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