こんにちは!ライターのmakochamです!
突然ですが、あなたはトマトお好きですか?
健康に良い食材としてたびたびテレビの番組でも取り上げられることが多い食材ですが、
酸味が強く、柔らかい食感が特徴的で、そのために苦手な人も多い食材ですね。
また、加熱すると食べられるけど生のトマトはちょっと…という方も多いようです。
本当に美味しいトマトは酸味が少なく、甘みが強くなると言われています。
筆者ももぎたてのトマトを食べたことがありますが、
スーパーで買って食べるトマトとは別物と思えるほど美味しかったのを覚えています。
太陽の恵みを浴びて真っ赤に輝く宝石のような野菜ですが、
実は健康効果も非常に高く、最近注目を浴びている食材です!
今回はそんなトマトの健康効果や、オススメの食べ方について紹介させていただきます!
酸味が苦手な方にもオススメのレシピを載せますので、
是非一度は試してみてくださいね!
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目次
トマトの健康効果
まずはトマトの健康効果について見ていきましょう!
・ビタミンC
・リコピン
・βカロテン類
これらは抗酸化作用を有しており、ガンの予防効果があるとか。
特にリコピンは男性特有のガンである前立腺ガンのリスクを低下させる効果が期待されています。
実際にハーバード大学で若い男性がトマトや緑黄色野菜を摂取することで前立腺ガンの予防につながったとされる研究も発表されたそうです!
またβカロテン類は最近増加傾向にある直腸ガンの予防に効果があると言われています。
食の欧米化が進み、肉食がメジャーになっていくにつれて増加中の大腸ガンですが、
トマトを始めとする野菜に含まれているβカロテン類が予防に優れているとされ、特に日本人に効果的であると言われているのです!
トマトの健康効果についてはこちらの動画もご参照下さい。
・カリウム
・コリン
これらは心臓病の予防に効果があるとされています。
昨今日本人は塩分の過剰摂取が指摘されていますが、
ナトリウムの過剰摂取による高血圧を引き起こすとされているためです。
トマトに含まれるカリウムにはナトリウムと逆に、摂取によって血圧を下げる働きがあるため血圧低下効果が期待できます。
血圧を下げることで種々の心臓病の予防にもつながりますので、一石二鳥の効果ですね!
・ビタミンA
この成分は眼病予防に優れる成分です。
具体的には夜盲症や、黄斑変性の予防に効果があるとされています。
それに加え、加齢に伴う視力低下や老眼の進行を遅らせる効果もあると言われており、
QOLの低下を防いでくれる効果が期待できます!
最も重要な成分はリコピンのようです。
抗酸化作用により抗ガン作用があると前述しましたが、
生活習慣病の予防や、男性不妊を改善させるデータもあるようで、
様々なトラブルを解決してくれる可能性を感じました!
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健康に良いトマトの食べ方
では続いてトマトをどのように食べると健康効果を高めることができるのかについて紹介していきます!
まずトマトの選び方ですが、
極力オーガニックや無農薬のトマトを選ぶようにしましょう。
大手スーパーのトマトは残留農薬の危険性がどうしても払拭できません。
最近では残留農薬を洗い流すための野菜専用の洗剤が販売されているようですが、
そもそも農薬栽培のトマトでは含まれる成分が乏しくなる場合もあるようなので、
オーガニックのトマトを選ぶようにしましょう。
オススメのトマトの調理方法ですが、
「油を使って、加熱し、酢と一緒に食べる」
これが鉄則です!
様々な調理用の油がありますが、
筆者が色々試した中で最もトマトと相性がいいと感じたのはオリーブオイルでした。
切った生のトマトとモッツァレラチーズとバジルの葉を並べて、塩を溶いたオリーブオイルをかけて食べるカプレーゼはオススメしたいレシピの一つです。
チーズのまろやかさがトマトの酸味を抑えてくれるので、トマトの酸味が苦手という人にもオススメです!
加熱するべきと言ったのは前述のリコピンを効率よく摂取するためです。
リコピンは細胞内に含まれていますが、植物には細胞壁があるためそれを壊さなければ効率よく摂取することができません。
加熱することにより細胞壁を壊すことができるため、リコピンの摂取効率を上昇することができるのです。
またリコピンを手軽に摂取できる方法として、
トマトジュースの摂取もオススメです。
調理の手間が省け、何より毎日摂取することが容易にできるようになるので、
リコピンの血中濃度を一定に保つことができ、健康効果を高めることができるようになります!
トマトの食べ過ぎは注意!
ここまでトマトの良いところばかりを紹介してきましたが、
トマトを多く摂取しないほうが良い人、食べ過ぎのリスクについても紹介させていただきます。
トマトだけに限りませんが、多くの野菜はそのほとんどが水分でできています。
摂取しすぎると水分摂取過多になり、体を冷やす原因になりかねません。
冷え性の女性、お腹の弱い方は食べ過ぎると下痢の原因になるので気をつけましょう。
またトマトは胸焼けを誘発する食材です。
逆流性食道炎など、胃酸が関係する消化器疾患をお持ちの方は過剰摂取に注意が必要です。場合によっては酷い嘔気を催す場合がありますので気をつけましょう。
前述したカリウムですが、
カリウムは非常に繊細な電解質で正常値を超えてもよくない影響が出ますし、逆に足りなくてもよくない影響が出ます。
トマトの過剰摂取によりカリウム摂取過多になると、これも下痢を誘発する原因になります。特にシビアな電解質コントロールが必要な腎疾患をお持ちの患者様は電解質異常を来たしやすいため過剰摂取には十分気をつけるようにしてください。
おおよそ目安の摂取量は1日3個を超えないようにすると良いです。
1食あたり1つまでと覚えておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はトマトの健康効果について紹介させていただきました。
・トマトの健康効果はリコピンの抗酸化作用にあり
・健康に良い食べ方は「油と一緒に加熱して酢を加えて食べる」
・トマトの食べ過ぎは下痢の原因に!食べ過ぎに注意!
良いことづくしのトマトでしたが、
くれぐれも食べ過ぎには気をつけてくださいね!
トマトではありませんでしたが、
筆者も夏場にきゅうりを食べ過ぎて酷い下痢になってしまった経験があります…
きゅうりもまたトマトと同じように水分豊富なお野菜なので身体を冷やしてしまい、下痢の原因になる場合があるのです。
前立腺ガンの予防や、男性不妊の予防効果も期待できるようなので、
是非男性の方に摂取をオススメしたい野菜であることもわかりました。
オリーブオイルとトマトを組み合わせて自分だけのレシピを開発して、
美味しくトマトを食べる方法を探求してみてはいかがでしょうか?
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