ライターのぽんたです。
目に頼ることが多い現代社会。私は、小学生の半ばから視力が衰え始め、既にメガネをかけて生活をしていました。今ではコンタクトレンズにお世話になっています。
「子供の頃にもっと目を大事にしていれば…」という後悔があります。
でも、大人になってからでも回復できる方法があるなら?メガネもコンタクトレンズにもお世話にならなくてすむなんて、嬉しいですよね。
そんな思いもあり、視力を回復する方法について調べました!
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目次
視力を回復する方法
主に近視にフォーカスして取り上げますね。
近視には、段階と種類があります。
まず、視界がボヤけて見づらくなることありませんか?この状態は「仮性近視」と呼び、まだ視力が落ちた状態ではなく、十分回復が可能です。
難しいのは「真性近視」と呼ばれる「屈折性近視」と「軸性近視」の状態。実はこの状態こそが、一般的な近視であり「視力が落ちた」状態です。回復には根気と時間が必要で、レーシック手術を受ける方もいます。
ちなみに「度が進む」とは、この仮性近視→真性近視を繰り返すことです。
それぞれの視力回復方法を紹介しますね。
◆仮性近視の視力回復方法
レンズの役割である水晶体は、毛様体筋と呼ばれる、ピント調節を行う筋肉の伸縮によって厚さが変わります。
ところが、ずっと近距離を見ていると毛様体筋が凝り固まり、水晶体も厚く固定されてしまうのです。ずっと同じ姿勢でいると、血流が悪くなって肩コリがしませんか?それと同じです。
つまり仮性近視の視力回復方法は、目の血行を良くし、毛様体筋を伸縮させることです。
次のような方法があります。
①血行をよくする方法
・目をつぶり上にかぶせて30秒~1分ほど置く(火傷しないように注意!)
・血行が良くなったのを感じて、目の上に水で濡らしたタオルを置いて冷やす
温冷効果で血行がよくなり、養分が行き渡るようになります。
②毛様体筋をストレッチする遠方体操法
・腕を伸ばして遠ざけまた3秒間爪を見つめる
・10往復1セットにして繰り返す
1日3セット、休憩時間にやってみましょう。
③目と頭のツボを押す
こちらはツボマッサージで眼精疲労改善に効く方法です。
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◆真性近視の視力回復方法
真性近視の「屈折性近視」と「軸性近視」について説明します。
・軸性近視…屈折性近視がさらに進んだ段階で、眼球自体が奥に長く伸びて変形している。
レンズである水晶体が厚く固定されることで、焦点を結ぶ距離が変わってしまうのです。
特に、0.1以下の視力の場合は、軸性近視によって眼球自体が変形し、筋肉もすっかり固定して大分時間が経っていると考えられます。回復が難しい理由はここにあります。そのため、角膜を削るレーシック手術があるのです。
しかし、時間と根気があれば回復することも可能と言われています。それは、目の周りの「外眼筋」と呼ばれる筋肉の緊張を解く方法です。
実は、視力低下はまだまだ解明されていない部分があり、外眼筋が緊張することで、眼球が締め付けられて変形するのではないか、という考えが存在します。
つまり毛様体筋と同じように、外眼筋も固定されてしまった状態だとすれば、ほぐして筋トレをしたら良いのではないか、ということです。
簡単な方法として、「目をつぶった状態で8の字の軌道で、眼球をスウィングするように動かす」があります。
また、メガネなどを付けずに「遠くの光や星の一点をただ見つめる」遠方凝視訓練と呼ばれる方法もあります。この方法に倣った(ならった)やり方で、0.1以下から数年かけて1.0以上まで回復した方も実際にいるようです。
他にも、ピンホールメガネ(無数の穴が開いたメガネ)をかけて過ごすと、眼精疲労予防にいいようです。
継続する力が必要ですが、手術しなくても視力回復することが可能なようです。
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視力を回復する食べ物
◆アントシアニン
効能→ 近視の進行の抑制、視力の回復
食材→ ブルーベリー、ぶどう、しそ、カシスなど
ブルーベリーは特に有名ですよね。サプリメントでも摂れます。
◆ルテイン
効能→ 眼病予防、水晶体や網膜の酸化防止
食材→ 緑黄色野菜、ほうれん草、ケール、ブロッコリーなど
特にほうれん草やケールに多く含まれます。
◆DHA
効能→ 眼病予防、視力向上、網膜や視神経の発達
食材→ サバ、サンマ、イワシ、青魚の類など
缶詰で食べる方法もありますよ。
◆ビタミンB群
効能→ 眼精疲労やドライアイ予防
B1の食材→ うなぎ、レバー、豆類、玄米など
B2の食材→ 牛乳、卵、納豆、アボガドなど
B6の食材→ まぐろ、鶏肉、バナナ、など
B12の食材→ ニシン、牡蠣、チーズなど
◆ビタミンA
効能→ 眼精疲労やドライアイ予防
食材→ 春菊、パセリ、人参、チーズ
不足すると夜盲症(暗い所で視力がうまく動かなくなる)になる恐れがあります。
健康な体が作られると同時に、目の細胞も作られます。その際にバランスの取れた食材を摂ることで視力の回復が期待できます。
食事でなかなか摂れないという方は、サプリメントで栄養を摂るのもおすすめです。
視力が低下する原因とは?
主な原因は、目の酷使、長時間同じ画面を見続けるなどがあります。目の筋肉を動かさないことで、目が運動不足や血行不良になります。
日常生活では、次のような行為があります。
・暗い場所でする勉強、漫画、読書
・長時間のパソコン作業
・スマートフォンを長時間いじる
仕事で長時間パソコンをいじった後に、休憩時間にスマートフォンをいじる、なんてことありませんか?
他にも、部屋は暗いのに勉強机だけ明るいなどの、明暗の差も視力低下につながっています。もう寝る前なのに、暗い中スマートフォンをチェックしていませんか?
ストレスで視力低下する「心因性視力障害」と呼ばれる症状もあります。脳がストレスを受け自律神経が乱れてしまい、目の筋肉が緊張することで、一時的に視力が下がってしまう症状です。
特に、子供がなりやすいと言われています。ストレスの根源を取り除き、休ませてあげるとまた元の視力に回復します。
では、遺伝性による視力低下はどうでしょう?眼球の大きさも遺伝するので、親子の目の症状が似てくる十分考えられます。しかし実際のところ、遺伝性よりも環境による視力低下が原因として強いようです。
極端な視力低下など、遺伝性のある眼病は存在しますが、家庭環境が同じなら視力の症状も似てきます。
まとめ
・視力を回復する方法やマッサージを紹介しました
・仮性近視の場合の対処法→目の血行を良くすること
・真性近視の場合の対処法→外眼筋をほぐす、遠方凝視訓練など
・視力を回復する食べ物を栄養素別に紹介しました。
アントシアニンを含むブルーベリー、ルテインを含むほうれん草、DHAを含むサバなど
・視力が低下する原因を紹介しました。
・日常生活での原因→長時間同じ画面を見続けることなど
・ストレスが影響して起こる視力低下
・環境や遺伝など
現代は、便利さと引き換えに、視力低下を生み出すことになりました。今回ご紹介した視力回復の方法は、お金をかけずに視力を回復できる方法ばかりです。
私も、長年諦めていた視力回復に希望を見いだせるようになりました。まずは視力回復が期待できる食事を摂ることから始めてみたいと思います。
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