こんにちは!ライターのmarieです。
わたしは寝ることが大好きで、休日は目覚ましをかけずに好きなだけ寝てしまいます。それでも以前は、10時間前後で目が覚めていました。
しかし最近、目が覚めると20時間近く経っていて、ゾッとすることがたまにあります。せっかくの休日が寝て終わってしまった悲しさもあり、だらだらと長時間寝てしまう自分が情けなくもあり…。
でも、それだけ寝ても夜が来たら眠たくなりますし、数時間経っただけで眠たくなることも少なくありません。さらに平日でも、仕事ギリギリまで寝てしまうこともしばしば。
起きたい気持ちはあるのに、猛烈な睡魔に襲われるので、寝ることが好きなわたしでも結構辛いです。何とか治したい!と思い、今回調べてみました。すると、どうやら過眠症という病気の可能性がありそうです。
どうして寝ても寝ても眠たいのか。また、その原因は何なのか。解説していきたいと思います。
わたしと同じようなお悩みをお持ちのあなた。改善方法もちゃんとありましたので、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
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目次
過眠の症状とは?
過眠とは睡眠障害のひとつで、その症状は大きく3つのタイプに分けることができます。
【ナルコレプシー】
10代で発症することが多いタイプです。日中に耐えられないほどの眠気がきて、居眠りをしてしまいます。しかしその居眠りは30分以内と短く、目覚めるとスッキリしているという特徴があります。
【特発性過眠症】
こちらは10代~20代で発症する人が多いタイプです。昼間眠気に襲われることが多く、1時間以上の長い居眠りをしてしまうのが特徴です。それなのに、目覚めたあとはスッキリせず、眠気は持続します。
また、夜の睡眠も10時間以上と、とても長くなる場合があります。
【反復性過眠症】
上の2つに比べ、とてもまれなタイプです。発症はほとんど10歳代で、女性よりも男性に多い傾向にあります。強い眠気が3日~3週間ほど続き、時間が経つと自然と回復していきます。しかし、その後また同じような症状が不定期に襲ってくる特徴があります。
これを見ると、わたしは特発性過眠症に当てはまる気がします。居眠りも夜の睡眠も、異常なほど長いです。
「病気の可能性があるのか…」と少しショックを受けてしまいましたが、その方が原因と改善方法も分かりやすいかもしれません。
と前向きに捉えて、次は過眠の原因について解説していきます。
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過眠を引き起こす原因
過眠を引き起こす原因は、身体的なものから精神的なものまで様々です。
普段の生活で当てはまるものはないか、また過眠の症状が出始めた頃を振り返って当てはまるものはないか、チェックしてみてください。
・対人関係や学校、仕事でのストレスによる心理的原因。
・憂うつな気持ちが続いたり、落ち込むことが多く、うつ病の可能性がある。
・服用している薬や、アルコール、カフェインが原因。
・海外旅行による時差ボケ。
・夜遅くまでの勉強、夜勤などで、昼夜が逆転している。
どれも睡眠のリズムが崩れてしまう原因になります。
これを見ると、わたしは最後の「昼夜逆転」が一番の原因のようです。
夜勤をしていますが、時間が不定期なので就寝時間も起床時間もバラバラです。ずっと長い間負担をかけてしまったのかな~と、自分の身体に申し訳なくなりました。
過眠の改善方法!
過眠の原因は分かりましたが、原因をすべて無くすことも難しいですよね。仕事や勉強は必要なもので、すぐやめられるものでもありません。
ですが、過眠を改善する方法はあります。
一番はやはり、睡眠の質を上げること。これも忙しい現代人には難しいかもしれませんが、できることから始めてみてくださいね。
・休日に寝だめをしない。
・起きたら、太陽の光を浴びる。
・寝る3時間前までには夕食を済ませる。
・寝る1~2時間前に入浴して体温を上げる。
・寝る前は照明をなるべく落とす。
・寝る前にスマホやパソコンの画面を見ない。
こうやって見てみると、わたしはどれも実行できていないなと気が付きました。でもやろうと思えばできることばかりでもあります。
わたしのように夜勤をしていて、太陽を浴びる機会があまりない方は、部屋の照明を明るくするだけでも効果的です。寝る前はなるべく暗くし、差をつけることが大切です。
また、先に紹介した身体的な原因がある方・うつ病の可能性がある方は、その治療をすることで過眠の症状も和らぐことがありますので、お医者さんに診てもらうこともオススメします。
ストレスを多く抱えている方は、リラックスできるストレッチなどもいいですよ。
【睡眠の質が上がる!現役トレーナーの夜のストレッチ】
ゆったり行うことで、心も体もリラックスできます。眠りやすくなるだけでなく、朝もスッキリと起きられますよ。
アルコールやカフェインを摂る機会が多いという方は、意識して徐々に減らしてみてください。トイレに行く回数も増えてしまいますし、眠りも浅くなってしまいます。
まとめ
過眠の症状と原因、そして改善方法をご紹介いたしました。
症状
・ナルコレプシー
日中強い眠気に襲われ、居眠りは30分以内と短い。
・特発性過眠症
昼間に眠気に襲われ、居眠りは1時間以上と長め。
・反復性過眠症
3日~3週間続く強い眠気が不定期にやってくる。
原因
身体的なものや心理的なもの、アルコールやカフェインによるもの、昼夜逆転など生活習慣の乱れが原因でした。
改善方法
・規則正しい生活。
・起きたら光を浴び、寝る前は部屋を暗くする。
・入浴やストレッチで体温を上げ、リラックスしてから寝る。
・寝る前はスマホやパソコンの画面を見ないなど
過眠は、「甘え」ではありません。本人の意思ではどうしようもないくらいの眠気が襲ってくるのです。その原因も、持病や精神的ショックなど、本人の力だけではどうにもできないこともあり、深刻な悩みでもあるのです。
あなたがもし過眠でお悩みなら、今回ご紹介した改善方法も大切ですが、周りの人やお医者さんにも一度相談してみてくださいね。
そして、周りに過眠で悩んでいる人がいるという方は、「甘えだ」などと言わず、ぜひ手を差し伸べてあげてくださいね。
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