ライターのぽんたです。
一日の終わりに欠かさず入るお風呂。「お風呂の時間が好きだ!」という方もたくさんいますよね。
お風呂は寒い季節だと恋しくなりますが、夏になるとシャワーだけで済ませてしまいがちですよね。私は、基本的にお風呂の時間が好きなのですが、夏の間、シャワーのみで過ごしていたところ、体の調子を崩してしまいました。
試しにきちんと湯船に浸かるようにしたところ、体調が回復したので、「お風呂はちゃんと入るべきなんだ」と実感した覚えがあります。
日本人に昔から親しまれてきたお風呂ですが、毎日入るからこそ、どんな効果があるのか知っておきたいですよね?今回はお風呂の正しい入り方から、理想の温度、おすすめの入浴剤まで紹介いたします。
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目次
お風呂の正しい入り方は?
お風呂で気持ちよく過ごすためには、どのようにすればいいのでしょうか?
◆お風呂の温度と時間は?
・38度~40度位
副交感神経が優位に働き、心身ともにリラックスできる温度です。疲れを取りたいときに最適です。
時間は、約20分~30分をめどにしましょう。お風呂上がりの約30分から1時間後に寝ると、快適な状態で眠ることができます。
・41~42度以上
交感神経が優位になり、目覚めの効果があります。しかし、心臓の悪い方や高齢者の場合、ヒートショックを起こす危険性があります。
また長時間の入浴だと、脱水症状を引き起こす恐れもあるので、10分程度の入浴にしましょう。
◆半身浴と全身浴について
・半身浴
みぞおちにかかるぐらいのお湯の位置で、心臓に負担をかけずに入浴できます。じっくりと温まりたい時におすすめです。ついつい長湯しすぎて、眠ってしまうこともあるので、くれぐれも注意しましょう。
・全身浴
肩までお湯に浸かる、一般的な入浴方法です。全身に水圧がかかるため、新陳代謝や、浮力効果でストレスの解消も期待されます。
一方で、心臓に負担がかかるため、高齢者や心臓の悪い方には注意が必要です。半身浴と同様に、長時間の入浴は注意しましょう。
◆お風呂の順番は?
1.入浴前はコップ1杯の水で水分補給しましょう。
2.女性は化粧を落としておきましょう。毛穴を化粧でふさいでいると、せっかくお風呂に浸かっても汚れがうまく取れません。
3.湯船と浴室の温度差を埋めるために、浴室の壁にお湯のシャワーを当てておきましょう。これだけでも温かくなりますし、特に冬場はヒートショックの予防になります。
4.お風呂に入る前は、心臓に遠いところからかけ湯をします。体の汚れを落としたり、お湯に慣らすためだけでなく、エチケットでもあります。
5.いざ湯船に浸かります。体のマッサージなどをしてリラックスして過ごしましょう。
6.湯船から出て髪の毛や体を洗いましょう。女性はこの時洗顔をすると、いいでしょう。
7.再度お湯に浸かります。さらっと済ませましょう。マッサージをした人は、お湯の水圧がマッサージの効果を鈍くさせることもあるので、極力短時間にするといいでしょう。
8.浴室から出る前に、体に負担のかからない温度で手足にかけ水をしましょう。
9.お風呂上がりに、水分補給でコップ1杯の水を飲みましょう。
10.女性は、化粧水や保湿クリームなどですぐに保湿しましょう。脱衣所にすでに準備しておくのもいいですね。
◆お風呂に入ってはいけない時は?
内臓への負担が大きいので、食後30分の入浴は控えるようにしましょう。また、かつて「風邪の時はお風呂に入ってはいけない」と聞いた方もいるのではないでしょうか。
昔の住宅は、湯冷めしやすい環境だったため、そのように言われましたが、今の住宅では少なくなりました。
むしろ、お風呂に入ると、体温が上がり熱を逃がそうとするため、体温を下げたいときに効果的です。風邪をひくと体が熱を出すのと同じ原理ですね。
ただし、体力が消耗しているときや、体調が優れないときは、無理に入浴するのはやめておきましょう。
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お風呂の健康効果について
お風呂の健康効果はいくつかあります。
◆体を清潔に保つ
本人や周囲が不快な思いをしないためだけでなく、病気や感染症から身を守る効果があります。見た目の汚れもそうですが、男性の場合ですと、加齢臭を押さえる効果もあります。
◆疲労回復
体温が上がることで毛細血管が拡張し、血の巡りがよくなるので、肩コリの改善や、筋肉の疲労回復にも効果があります。
◆リラックス効果
副交感神経が優位になり、ぽかぽかしてよく眠れるようになります。この時、入浴剤の香りや、心地良い音楽、浴室を暗めにするなどの演出があると、よりリラックスできます。
◆デトックス効果
血の巡りがよくなることで、発汗作用があり、栄養や酸素も、全身に行き渡るようになります。リンパの流れも良くなるので、滞りがちな老廃物も流れやすくなります。一緒にマッサージなどをすると、さらに効果的でしょう。
こちらの動画では、お風呂の中で湯船に浸かりながらできる、太ももやふくらはぎのマッサージが紹介されています。
また、血の巡りがよくなるので、生理痛の原因である、冷えにも効果があります。
◆心地よい負荷と解放感
湯船に浸かると、全身に約520㎏の水圧がかかり、浮力だと普段の9分の1から10分の1程度の体重になると考えられています。水圧による血行促進や、普段かかっている重力から解き放たれて、筋肉や関節などをほぐしてくれる効果があります。
私自身、夏場にシャワーで済ましていたとき、なんだか手ごたえのない感じがあったのですが、お風呂に入ることで得られる心地よい疲れが、いい眠りにつながっていたのだなと気付かされました。
◆禊(みそぎ)の効果
健康の効果とは少し違うかもしれませんが、古くからお風呂は、身近ですぐにできる「禊(みそぎ)である」考え方があります。
「なんだか調子が変…」という方は、じっくりお風呂に浸かってみると、体の中の悪いものが落ちてスッキリするかもしれませんよ。
おすすめの入浴剤を紹介
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バブ エピュール ローズマリー&ユーカリの香り
こちらは粉末状の入浴剤です。超微細炭酸ですばやくお湯に溶けてとろみが出ます。発汗、代謝をアップしてくれる効果もありますし、いつもと少し違うバブや、優雅な香りを楽しみたい方におすすめです。
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クナイプ バスソルト ラベンダーの香り
こちらも粉末状の入浴剤です。ラベンダーは、アロマオイルなどにも使われるように、香りの良さだけでなく心身をリラックスしてくれたり、鎮痛効果なども期待できます。「香りに癒される」の声もあり、薬草的な香りに近く、アトピーなどに悩まされる方にもおすすめです。
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エモリカ フローラル の香り
こちらは液体状の入浴剤です。天然保湿成分(ユーカリ&オーツ麦エキス)やうるおい補強成分(セラミドAP)などが含まれており、お肌にも優しいです。肌荒れやしっしん、あせもや、寒い時期のお風呂あがりの乾燥を防ぎたい方に特におすすめです。
入浴剤には、リラックス効果や保湿効果などもあります。ぜひ、自分に合った入浴剤を見つけてみてください。
まとめ
・お風呂の正しい入り方は?について紹介しました
・お風呂でリラックスしたいときは38度~40度位、目覚める時は41~42度以上
・半身浴はじっくり温まりたい時、全身浴は新陳代謝や、浮力効果でストレス解消になる効果も期待されるなど
・お風呂の健康効果についてについて紹介しました
・体を清潔に保つ、疲労回復など
・おすすめの入浴剤を紹介について紹介しました
・「エピュール ローズマリー&ユーカリの香り」や「クナイプ バスソルト ラベンダーの香り」など計3点
毎日お風呂に浸かっているものの、意外に知らない効果や事実ばかりで驚きました。しかし、昔からの習慣が絶えず続いているということは、昔の人は感覚的に良いと分かっていたのでしょうね。おかげで私もますますお風呂好きになりそうです。
ぜひ、あなたもお風呂の時間を充実させてみてはいかがでしょうか。
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