ライターのぽんたです。
あなたは音感がある方?それともない方?
私は残念ながら音感が全くない方です。でも歌が好きでボイストレーニングに行っていました。
上手に歌えるようになりたいけど、音程がうまく取れない人は、どうすれば上手く取れるようになるのでしょう?やっぱり才能?
結論から言うと、才能ももちろんありますが、鍛え方次第で音感は身に付きますよ!
今回、音感を鍛える方法や、絶対音感と相対音感の違いの違いなども調べてみました。
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目次
音感を鍛える方法
方法を紹介する前に、音感が鈍いとはどんな状態なのでしょう?
【音感が鈍いとは?】
脳に機能障害や身体的な原因がある以外、「正しい高さの音を脳が認識できていない」ということになります。
そして歌う時は、「脳で認識している音を、声で再現できているか」がカギとなります。
自分が歌っている時は気付かないけど、録音した歌を聴いて音程が外れていることに気付きませんか?
普段、自分だけが聴こえている自分の声は、骨伝導音と呼ばれる声です。これだけで判断してしまうと、音のズレにも気付かないのです。
その為、録音した自分の声を聴いて、外れていることに気付くケースが多いのです。
つまり、歌う為に音感を鍛えるとは、「正しい音感を脳に入れて、それを正しく声で再現できるようにする」ことなのです。
【ソルフェージュで音感を鍛えよう】
ソルフェージュって聞いたことありますか?楽譜を見て行う、ピアノや声楽の基礎を学ぶための、音程やリズムを含めた基本練習です。これを元に練習していきましょう。
◆準備するもの
・録音機器やスマートフォンのボイスメモ
・チューリップなどの簡単な曲の楽譜
※本物のアコースティックギターだと、調整が狂いやすい、音がすぐに消える、ピアノよりも音を低く感じてしまう、などの点があります。
次のような方法です。
①楽譜をピアノやアプリで楽譜通りに演奏する
外出先でも練習されたい方や、楽器を演奏するのが苦手な方は、
演奏を録音してもいいですね。
②その演奏に合わせてドレミで歌う
歌詞ではなく、「ドレミ」で歌いましょう。
楽譜通りに歌いましょうね。
③ ①②を繰り返す。
色んな曲で少しずつ試していきましょう。
「正しい音に合わせて声を出す」が大切です。何度も繰り返し、脳と体に音の感覚を落とし込みましょう。地道ですが、毎日10分でもいいから練習しましょう。絶対に効果が出てくるはずです。
正しい音に合わせて声を出すのは、意外と難しいです。私も音感がない方なので、うまく声が出せないことが多いです。
こちらの動画では、音感の訓練法として、ピアノの音の高さに合わせて声を出す練習が紹介されています。
【【ボイトレレッスン講座】 音感・音程を鍛えるトレーニング①(音痴改善・絶対音感・ボイストレーニング ピアノ)】
ボイストレーニングの先生に聞いたところ、かつて音感がなくて悩んでいた生徒は、5年かけて音感を完璧にし、ミュージカルのオーディションを受けるまでになったそうです。完璧だと時間はかかりますが、半年続けみても効果を実感できるようです。
ちなみに、音感が優れているから出す声も音程がバッチリ!とは限りません。声を出す感覚も鍛えることで、「この高さの時はこんな風に喉を使えば良いのか」と自然と体が覚えていくのです。
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絶対音感と相対音感
音感には絶対音感と相対音感があります。どんな違いがあるのでしょう?
【絶対音感とは?】
ひとつの音を聞いただけで、すぐにどの高さなのか分かる音感です。幼児期の5歳から7歳頃まででないと、身に付きません。
長さや重さ、正確な数値を知るには、道具に頼らないと分かりませんよね。音楽も同じで、音を聞いただけで「ド」や「ラ」の音なのか、音楽をやったことがないと、なかなか分かりません。正確な音を知りたいときは、楽器用のチューナーや音叉を使って、音の高さを調べます。
それに対し絶対音感を持っている人は、ひとつの音を聞いただけで「ド」や「ラ」などが、分かってしまうのです。つまり、頭の中に正確な「音のモノサシ」があるのです。
よくあるエピソードは「救急車の音やお店のBGMの音名が分かる」。他にも、「カラオケのキーを調整して歌えない」。本来の正しいキーの高さはないので、違和感を覚えてしまうのだそうです。
絶対音感とは、緯度や経度、固有名詞などの「どこに行っても絶対に変わらないもの」と考えましょう。
【相対音感とは?】
他の音と比べた時に感じられる音感で、大人になってからでも鍛えることができます。はじめに紹介した訓練方法は、この相対音感を鍛えることです。
例えば「ド」の次に「ミ」を聞いたら「初めの音は低くて後の音は高い」と感じる、その能力こそ相対音感です。
具体的に「ドレミファソラシド」と分からなくても、二つ以上の音を比較した時に高低が分かる人は、相対音感があると言えます。
また、絶対音感は持っていなくても、音楽をやっていて相対音感に優れている人は、
「はじめの音がドなら後の音はミの音かな」と具体的な高さまで分かるでしょう。
相対音感は、見る角度や比べる対象によって「見え方が変わるもの」と考えましょう。
音感を調べる方法は?才能は関係あるの?
【音感の調べ方は?】
・音感の良い人に歌を聴いてもらう
・自分が歌っているのを録音して聴く
音感の優れている人に詳しく分析してもらいましょう。
・カラオケの採点機能を使って歌う
一人でも音程のズレを確認できます。
・生楽器の伴奏に合わせて歌う
カラオケと違って集中して聴く力が試されます。
・音感アプリを活用する
ゲーム感覚でできるアプリもたくさんありますよ。
【音感の才能は?】
音感を感じる脳の部分は、空間処理を司る部分と同じと言われ、遺伝の力が強いことが分かってきています。
なんと、音痴の人は空間処理能力が低く、オーケストラ楽団員は高いというデータもあります。
あなたの回りに、子供の頃に音楽を習ったわけでもないのに、音程を上手くとれる、メロディーをすぐ覚えてしまう人いませんか?恐らく、生来音感の能力が高い人です。
でも大丈夫です!大人になってからでも、努力次第で音感を伸ばすことは可能ですよ。
まとめ
音感を鍛える方法
正しい音感を脳に入れて、正しく声で再現できるようにしましょう。
ソルフェージュで音感を鍛えましょう。
絶対音感と相対音感
絶対音感は、音を聞いただけですぐにどの高さなのか分かる音感です。
相対音感は、他の音と比べた時に感じられる音感です。
音感を調べる方法は?才能は関係あるの?
音感の調べ方は?
・音感の良い人に歌を聴いてもらう
・自分が歌っているのを録音して聴く
・カラオケの採点機能を使って歌う
・生楽器の伴奏に合わせて歌う
・音感アプリを活用する
音感の才能とは?
遺伝の力が強いですが、努力次第で伸ばすことも可能です。
私は下手の横好きですが、好きこそものの上手なれ、の言葉のように今回改めて音感を鍛える訓練をしようと思えました。
音感はすぐには上達しません。もちろん個人差もあります。でも何度も繰り返すことで、次第に感覚がつかめるようになるはずです。毎日少しずつでもいいから、はじめてみましょう!
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