こんにちは、ライターの音庭です。
夕暮れ時の繁華街、いろいろと良い匂いが立ち込める中で醤油とザラメの焼ける香りについつい誘われてします…やっぱり焼き鳥は焼いているときのあの匂いが魅力的ですよね。
そうです、ここでは焼き鳥について詳しく解説していこうと思っています。筆者も大の焼き鳥好き。自分で鶏肉やレバーなどを買ってきて串に刺し、ベランダの七輪で焼いているときはワクワクが止まりません。でもやっぱりお店の味には適いませんね、種類も豊富ですし。
焼き鳥屋さんに行くといろいろなメニューが所せましと書かれていますが、いったいどれくらい種類があるんでしょうか?はたまたカロリーは高いんでしょうか?そんなあなたの疑問を一斉に解決していきます!また、美味しいお店の探し方や特徴まで徹底解説。焼き鳥好きにはたまらない情報をさっそくご紹介していきましょう。
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目次
焼き鳥の種類って?定番からレアなもの、ちょい足しで美味しい食べ方!
焼き鳥屋さんに行ったらあなたはまず何を頼みますか?メニューに書かれているものがなんなのかわからなくていつも同じものを頼んじゃうな、という方も少なくないかもしれません。ここではそんな焼き鳥の種類を部位ごとにご紹介。今日から使える焼き鳥ガイドブックになっています。
○肉の部位、骨など
・「正肉=もも、むね」…焼き鳥の大定番といえばまずこれですね。タレ・塩どちらでも美味しい万能型、最近では塩にゆず胡椒(こしょう)をつけて食べるスタイルのお店もあります。
・「皮」…分厚くて脂っこい部分がクセになります。焼き鳥では主に首の皮を使っていることが多いようです。
・「ささみ」…脂肪分が少なくさっぱりとした、鶏の胸の部分のお肉です。わさびなどとの相性がいいですね。
・「ねぎ間」…正肉とねぎを交互に刺して焼いたもの。最近は鶏だけでなくそのねぎにこだわるお店も多く、各地のブランドねぎを使用するところもあります。
・「軟骨ナンコツ」…主に使われるのはヤゲンナンコツとひざナンコツ。ヤゲンは胸骨の先の方の部位。タンパクなので塩で食べることがほとんどですが、七味唐辛子を少しつけても美味しいですね。
・「手羽」…種類として手羽元、手羽中、手羽先の3つにわけられます。どれも骨が付いていますが、コラーゲンが多く美容にも良いとされています。
・「つくね」…お店の特徴が一番出るのがこのつくねかもしれません。鶏肉をすり身にして、卵や片栗粉を混ぜて団子状にするわけですが、軟骨を入れたり紫蘇(しそ)を入れたり独自の工夫がされている焼き鳥屋さんが多いです。
・「ぼんじり」…鶏の尾羽が生えているお尻の部分。脂がのっていて、ムチムチとした食感がたまりません。タレももちろん美味しいですが、まずは塩で食べるのがおススメです。
・「せせり」…鶏の首の部分。脂ものっていますが、比較的さっぱりしているのでバランスがいい部位ですね。お店によっては早めになくなることがありますので、先に頼むといいかもしれません。
○内臓系、その他
・「レバー」…鶏の肝臓。各種ビタミンが豊富で、健康食としても食べられます。脂肪がこってりとしたものを白レバーともいいます。(脂肪肝の状態)
・「ハツ」…鶏の心臓。語源はハートから。プリプリした独特の歯ざわりが人気ですね。
・「砂肝」…鶏の消化器官のひとつ。焼き鳥の中でもコリコリとした硬めの弾力が魅力ですが、一品料理として砂肝を炒め物や煮物として提供しているお店もあります。
・「そり」…あまり聞きなれない部位かもしれませんが、骨盤の内側にある500円玉ほどのサイズの筋肉のことです。少し珍しいので見かけたらチャレンジしてみるのもおススメです。
・「背肝」…鶏の腎臓。レバーに似ていますが、もう少しこぶりです。
・「白子」…鶏の睾丸。とろりとした味わいで、クリーミーさが特徴です。
いろいろとご紹介してきましたが、食べたことがないものもありましたか?七味唐辛子、一味唐辛子、ゆず胡椒、わさびなど自由にちょい足しをして各部位ごとにベストマッチするものを見つけるのも楽しそうですよね?美味しい焼き鳥はいくらでも食べられてしまいそうですが、ちょっと気になるのがそのカロリー。次では焼き鳥のカロリーについて説明していきます。
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気になる焼き鳥のカロリーとは?
さて焼き鳥のカロリーを見ていきますが、一応の比較として「小ぶりの茶碗一杯分のごはん」が170kcal前後です。これをものさしにして、焼き鳥のカロリーが高いか低いか判断してみて下さい。それではいくつかの部位を参考にご紹介します。
○低めのカロリーの部位(一本あたり)
軟骨…約45kcal
ねぎ間…約81kcal
○高めのカロリーの部位(一本あたり)
皮…約160kcal
つくね…約110kcal
肉の大きさ、タレと塩によってもこの数字が前後しますが基本的なカロリーはご覧のような結果でした。もちろんタレの方がカロリーは高いですね。想像していたのと比べてどうですか?だいたい成人の一食で理想的なカロリーが男女合わせて720kcal前後なので、一日の食事を上手にとれば問題はなさそうですね。
美味しい焼き鳥屋さんの見つけ方!
職場や自宅の近所に美味しい焼き鳥屋さんが合ったら嬉しいですよね。そんなお店の見つけ方のコツはなんといってもお店の古さ。筆者も飲食店を経営してきた経験がありますので断言できるひとつのポイントは、長くやっているところには必ず理由がある!ということです。
老舗の有名店はもちろんですが、町の小さな焼き鳥屋さんにもこれは当てはまると思います。たとえば「近くに古いお店があるけど、たぶん土地持ちだから売れなくても趣味でやってるんじゃないの」という意見を聞いたりもしますが、逆に「趣味でそこまで長くやっているのなら味は良くなっていく」ということです。好きこそものの上手なれ、この精神ですね。ご参考までに良いお店の探し方のポイントにしてもらえればと思います。また、ちゃんとした手間をかけているかどうかも重要な要素ですのでそちらも実際焼いているところを見て判断してみてください。
【とり梅 紀州備長炭で焼く焼き鳥の焼き方】
焼き鳥自体で言いますと、「タレ」の味も重要なところです。よく「焼き鳥は塩でこそ!」という方もいますが、もちろんそれは好みなので全然オーケーだと思います。
ただ、良い焼き鳥屋さんの見つけ方というポイントでは、タレにどこまで手間ひま掛けているかという部分は大きな要素だと思いますね。美味しいタレを一から作り上げるという気概(きがい)こそ、飲食店として良いお店の条件かもしれません。
まとめ
さて、焼き鳥のことについて解説してきましたが参考になりましたか?鶏肉の部位や内臓の種類を知るとよりいっそう焼き鳥を楽しますよね。また、それぞれに合う独自の食べ方にも挑戦してみてもらいたいものです。
焼き鳥のカロリーは、部位によって高い部分と低い部分があるようですが一日の食事をバランスよく考えて食べれば決して心配するような数字ではないので安心して楽しんで下さい!ご紹介したように近所に長くやっていそうなお店があったとしたら、そこはもしかしたら隠れた名店かもしれませんのでチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。それでは美味しい焼き鳥を食べに行きましょう!
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