こんにちは、ライターの音庭です。東京と神奈川の人から長く愛されてきた夏の風物詩「多摩川(たまがわ)花火大会」ですが、2018年からは「秋開催」ということになりました。
昨年、大型台風による強風・雷雨の影響で同花火大会は中止となっていますので、そちらから検討された結果だと思いますが少し残念です。
しかし、時期がずれても花火大会の魅力は変わらないまま!ということでここではそんな今年の「多摩川花火大会2019」についての日程や、穴場スポットを一挙ご紹介!
花火鑑賞におススメの場所や方法と共に、屋台グルメについても触れていきますので多摩川花火大会2019に行こうと思っている方は必見ですよ。
多摩川花火大会は、東京と神奈川の県境にある「多摩川」を挟んで東京都世田谷区が主催する「たまがわ花火大会」と神奈川県川崎市が主催する「川崎市制記念多摩川花火大会」がいっぺんに行われる国内屈指の花火大会です。
両方の花火が同時に見られるという珍しいイベントですので、ぜひ一度見に行ってみてくださいね!
ご紹介は地元民でもある私が務めますので、ご安心下さい。それでは早速、例年夏開催から秋へと移行した「多摩川花火大会」の日程から見ていきましょう!
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目次
多摩川(たまがわ)花火大会『2019』の日程
毎年夏に開催されていて、多くの都民や川崎市民に親しまれてきた多摩川花火大会ですが2018年から秋の開催になりました。
○開催日時
2019年10月5日(土)
打ち上げ開始予定時間18:00~
10月なので、「浴衣のみ」というのは少し肌寒いかもしれません。
しかし、もちろん花火大会は浴衣で見たいという方もいるでしょうから、出来ればインナーで対策するか秋ものコートを着用していくことをおススメします。
少し不恰好かもしれませんが、そこは雰囲気を楽しみつつ実用性も重視しておきましょう。せっかくの花火大会後に風邪を引いても仕方ありませんから。
また、ご注意願いたいのは例年より「1時間早く開催」されますのでお間違えのないように!これは夏から秋に移行したことにより、日没時間が早まることへの対策ですので。
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多摩川(たまがわ)花火大会の見どころ
なんといっても多摩川花火大会の見どころは2つの花火大会がいっぺんに行われることによるバリエーション豊かな花火の競演といったところでしょう!
○第41回世田谷区たまがわ花火大会
今年のテーマ「輪~花火で繋がる時代、場所、心~」
会場:世田谷区立二子玉川緑地運動場
○第78回川崎市制記念多摩川花火大会
会場:川崎市立高津区諏訪2丁目先多摩川河川敷
お互いの花火大会が約6000発の花火を打ち上げますので、合計で12000発もの色とりどりな花火が打ちあがるのが最大の魅力。
毎年70万人近くの観覧者がいるとも言われてますが、こちらの花火大会は多摩川の河川敷付近で行われますのでそうとう遠くの地域からでも見ることが出来ます。
そのため、実際は軽く100万人くらいは越える人々がこの花火を楽しんでいるのではないかと思っていますね。
【特別創作スターマイン】
世田谷区主催の花火大会では、毎年テーマに沿った仕掛け花火も見られて、非常に情緒があります。
川崎市側の会場ではミニコンサートなども行われていますよ。
多摩川(たまがわ)花火大会の穴場スポット
花火大会にはたくさんの人が来ることが常なので、どこの花火大会でもかなりの混雑が予想されます。
多摩川の花火大会も例に漏れず、毎年そうとうな人出…。人ごみや混雑は回避したいなぁという方にはとっておきの穴場スポットをご紹介いたします!
○多摩川緑地広場
車でのアクセスになりますが、かなり人ごみも緩和されていてゆったりと花火を鑑賞できます。
近くのコインパーキングなどに車を停めてもそこまで金額が高くないので、「気軽に手軽に楽しむ」ならこちらをおススメします。
○東急東横線多摩川駅近く、新丸子橋
電車の駅から徒歩5分でほとんど混雑がない超穴場スポット。5~6キロ近く距離が離れていて少し花火会場からは遠いですが、その分周りに人がいないという快適さは最高です。
音の迫力などはもちろん有料席には劣りますが、充分花火の美しさは堪能出来ますし、なにより非常に楽!
アクセスもいい、人も少ない、トイレに行こうと思えば少し歩けばコンビニもある(駅に戻っても時間がかからない!)。
若い頃に何度かこちらのスポットにはお世話になったものです。
ご家族で気軽に花火を楽しむならこちらでも全然オーケーだと思いますよ。多摩川河川敷沿いですし、小さいお子様連れで混雑している花火大会の会場に行くのも少し不安ですしね。
多摩川(たまがわ)花火大会の有料席について
穴場スポットは探さないで正規の場所でゆっくり見たい、という方には有料席がおススメです。
こちらは例年かなりの混雑が予想されますが、確実に場所取りが出来ているので安心というメリットがあります。
多摩川花火大会では、世田谷区側でも川崎市側でも例年「有料協賛席」として予約することが可能となっていますので過去のデータを参考にご紹介していきますね。
○世田谷区主催、有料協賛席
・テーブル席A(定員4名)\32,000
・テーブル席B(定員4名)\22,000
・パイプイス1名\4,500
・ペアイス席2名\11,000
・ペアシート席2名\11,000
・シート席(定員4名)\14,000
・大型シート席(定員10名)\35,000
こうしてみると大型シート席は10人で行けば一人\3,500とかなりお得ですよね。
2家族で席を取って見に行くというのも割安かもしれません。
カップルであればペアシート…となりそうですが、実際はけっこう狭いので女性や彼女を誘うのであればテーブル席Bをチョイスするのがベターです。
少し余裕を持った形の方が荷物を置けたりしますので、女性からは喜ばれますね。少し高くはなりますが、それでも他の花火大会の有料席や花火が見えるレストランを予約するのに比べたら格安だとは思いますよ。
○川崎市主催、有料協賛席
・パイプイス席\5,000
・ペアシート2名\13,000
・ファミリーシート(定員4名)\20,000
・パイプイス席\4,500
・ペアシート2名\13,000
・テーブル席(定員4名)\25,000
・ベンチ席(定員3名)\17,000
川崎市主催の花火大会では3つの観覧会場が用意されています。この中で一番のおススメは二子玉川公園内での有料協賛席ですね。花火自体はどの会場でもしっかり楽しめますが、比較的帰りに混雑が少ないのでカップルなどで行く際には帰宅に手間取らなくていいんじゃないでしょうか。
多摩川(たまがわ)花火大会屋台について
多摩川の花火大会では主に二子玉川駅周辺で屋台が出ています。世田谷区側より、川崎市側の方が多くの屋台が出ている印象ですね。
例年は15時ごろから屋台の販売が開始されていますので、時期が変わった今年も同じくらいのタイミングで出店していると思います。
毎年様々な屋台が並んでいますが、印象としては二子玉川や成城学園といったハイソな街が近いのでスタイリッシュな屋台が多いという感じです。
もちろん昔ながらのたこ焼きやお好み焼き、焼きそばといったものもありますが近隣のパン屋さんなども出店しているので、一風変わった屋台グルメが楽しめるかと思います。
なかなか美味しいパンと花火という組み合わせは珍しいですが、「片手で持ち運べて楽」というメリットもありますね。
川崎市側だとやっぱりホルモン焼きの屋台が目立ちます。焼肉やホルモンが昔から愛されている川崎市ならでは、といった形ですね。
まとめ
2018年から安全面確保などの理由から、夏開催から秋開催に変更となった多摩川花火大会。少し寂しい気持ちもありますが、人命などには代えられませんから仕方ないと納得しましょう!
その分、例年より涼しくなって見やすいというメリットもありそうですし、開始時間が早まって帰りの混雑もそこまで時間が気にならなくなったとポジティブに捉えられるかもしれません。
有料席の協賛などは毎年2ヶ月前からスタートですので、今年は7~8月ごろの開始となりそうですね。
カップルやご家族で行くなら、世田谷区側の席を予約するのが良さそうです。
秋の花火大会というのも風情がありますから、今年は多摩川の風物詩を私も10月まで待ちたいと思います!
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