こんにちは!ライターのまり金魚です!
あなたは絵を描くのが好きですか?筆者は絵を描くことが大好きです!
絵を描いていると時間を忘れて夜更かしすることもあります。
はじめて絵を描き始めた頃はただ楽しくて絵を描いていました。
でもだんだんもっと上手に描きたいと思うようになってきました。
でもどうやって練習したら良いんだろう?
どうやったらみんなを感動させられるような絵を描けるんだろう?
そんな風に悩むようになってきました。
思うように絵が上達しないとイライラして落ち込んでしまいますよね。
その気持ちよく分かります!
今回はそんなあなたに絵が上手くなる簡単な4つのコツを紹介していきたいと思います。
これだけ覚えておけば安心というコツです。
コツを覚えてドンドン絵を練習しましょう!
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目次
コツ1:全体から描こう!
あなたは絵を描く時に、どこから描き始めますか?
例えば人物を描こうとする時はどこから描き始めるでしょうか。
よくありがちなミスは瞳から描き始める、顔の輪郭だけ描き始めるといった部分から描き始めるというミスです。
人間の身体を想像してみてください。
上から頭・胴体・腕・足といった構造になっていますね。
簡単なポーズでもいいので、ファッション雑誌や好きな作家さんの作品に載っている人物の絵、写真などのポーズを模写してから描き始めてください。
全体から描くために薄く下書きすることを「アタリ」を付けると言います。
人物の頭から足先まで、まずはアタリをつけて描き始めてください。
まずは大雑把にアタリをつけてしまえば、後は好きな順番で描いても問題はありません。
アタリを取って描き始めたら好きな順番に描いて大丈夫ですが、例えば瞳を描くのが好き、髪の毛を描くのが好きなど好みがあるかも知れませんね。
でも1つの部分だけ時間をかけ過ぎないように注意しましょう!
瞳だけ、髪だけ、胸部だけすごく上手であとの部分が大雑把になるとアンバランスな絵になってしまいます。1つの部分に時間をかけたら他の部分にも同じくらい時間をかけて描きましょう。
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コツ2:自分が立っているのは大地があるから!
次にありがちな、絵が上達しない悪い癖をご紹介します。
地球上にいる生き物はすべて引力に引っ張られて大地に立っています。
これは当たり前のことですよね。
でも絵を描き始めたばかりの頃は地面を描くのを、というか地面の存在を忘れてしまっている事が多いのです!
筆者自身がそうでした。変なところで浮いている人物の絵が多かったです。
浮いている絵を描いている時は地面を上手く意識できていなかったです。
地面や立っている場所を意識して絵を描くのは想像力が必要です。
人物を描く時、その人物はどこに立っているのか?
重力と引力は人物にどう作用しているのか?
この2つを意識して下さい。
引力はお互いを引っ張り合う力です。
重力は物体の重さの原因であり「引力」と「遠心力」を含んだ力です。
地球上にある全ての物体にこの力が働いています。
重力を意識して描きましょう。それだけで全然絵の上達度が変わってきます。
簡単にで良いので人物の足元に線を引いて地面を描いてみたり、足元に影をつけてみて下さい。地面の部分は白の余白を少なめに、頭部の上の空間を広くしてあげると絵に広がりが生まれます。
空間を感じさせる絵は見ている人の想像力を掻き立てる良い絵になります。
また、地面を意識することは背景を描くときにも多いに役立ちます。
地面から大きく離れた位置に人物を描いてジャンプする人の絵を描いたり、わざと地面とは違う方向から人が歩いてくる不思議で意外性のある面白い絵を描くこともできます。
簡単な落書きを描く時にも地面を描くだけで、グッと表現力が付きます!
コツ3:光と影を意識しよう!
おおまかな絵の下書きができたとします。
ここからは白黒にするか、着彩(絵に色を付ける作業)のどちらかに入ると思います。
どちらで仕上げる時も大事なのは光と影を意識することです。
光源がどこから発生して、どのような影が出来るのかを意識して描いてください。
上達してくると見本がなくてもササっと素早く影が付けられるようになります。
しかし練習の時は想像するより実物や参考になる写真や絵を見ながら影を付けた方が上達するスピードが速くなります。
参考になりそうな動画を見つけましたので、ぜひ参考にしてみて下さい!
【人体グランデッサン講座 授業見学番外編 武蔵野美術学園】
こちらの動画では人物画のデッサンの授業風景を見る事ができます。
光と影を意識するにはデッサンのように白と黒で表現して、光と影を付けていくのが速く上手くなるコツです。
動画投稿サイトには絵の上達に役立つ動画がたくさん投稿されています。
筆者もよくYouTubeで絵の描き方を勉強しています。
自分では思いつかなかった意外な練習方法や技法を発見できるので驚いてしまいます。
絵が上手な人の作業風景を参考にして、ドンドン上達して下さいね!
コツ4:色塗りは白黒の影から!
最後は色塗りのコツをご紹介します。
着彩作業は1番最後のお楽しみですよね!
筆者も色塗りが大好きでこの作業がいつもとっても楽しみです。
でも筆者は下書きと清書、そして影を付ける作業に1番時間をかけています。
それはなぜでしょうか?それは下絵の作業をサボって色塗りをすると良いクォリティの絵が出来ないからです。
デッサンも油絵もイラストも、絵が上手な人になればなるほど下絵の段階でかなり完成しています。まずは白黒もとい灰色(白と黒を混ぜた色)でザックリ下塗りして影の配置を決めてから着彩します。鉛筆やシャーペンで影をしっかり決めて、大体のイメージが固まってから色を塗っていきましょう。色塗りを始める前に影は消しゴムで消しても大丈夫です。
しっかり影をイメージし、光の当たる部分を大雑把でも良いので把握してから色を塗っていきましょう。
光と影を意識する癖がつけば色塗りがとっても楽になりますし、仕上がった絵が綺麗だと嬉しくて楽しいですね。筆者も絵が完成した瞬間が1番達成感があって嬉しくなります!
光が当たっていれば必ず影が出来る、その影がどんな風に付いているか。
想像力を活かして楽しく色塗りして下さい!
まとめ
いかがでしょうか。
今回は絵が上手になりたいという素敵な努力家のあなたに役立つ
「絵の上達するコツ」をご紹介しました。
大事なことはこの4つです。
・絵は全体から描く
・地面を意識して描く
・光と影を意識して描く
・色塗りの前の準備が大切
この4つのコツを掴めば絵がグッと上達します。
はじめは実物や参考になりそうな絵や写真を見ながら描きましょう。
慣れない内は絵が上手な人の技を参考にするのが大切です。
でも自分の想像力を活かすのもとっても大事なことです。
あなたの感性を大事に育てていって下さい。
そしてドンドン絵を描いてドンドン上達していって下さい!
筆者も改めて絵を描く楽しさと大変さを実感しました。
絵を描くことって本当に楽しいし、絵が完成した時はとっても嬉しいですね。
もっとたくさん絵を描いて上達したいなと思うと同時に、参考になる本や動画がたくさんあることを再認識しました。
今回の記事があなたの役に立てば幸いです。
お互い絵が上達するように頑張りましょうね!
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