こんにちは、ライターのsyugetsuです。
あなたは普段、コーヒーを飲んでいますか?
筆者はコーヒーが好きで、一日に何杯も飲んでしまうことがあります。眠いときや集中したいときなど、コーヒーに頼る場面も多いです。
ただ習慣的にコーヒーを飲んでいると、今度は飲み過ぎが気になってきますよね。またコーヒーは好きでもカフェインが苦手ですぐ眠れなくなってしまうという人もいるのではないでしょうか。
コーヒーはおいしいですし、健康にいい効果のある飲み物です。しかしカフェインの取り過ぎが身体に悪影響を及ぼすのも事実です。
そこで今回はカフェインの気になるあなたのために、カフェインレスコーヒーについてご紹介します。
カフェインレスコーヒーの効果、カフェインレスコーヒーはこうして作られている、カフェインレスコーヒーのおすすめを紹介といったところを紹介していきます。
スポンサーリンク
目次
カフェインレスコーヒーの効果
コーヒーをカフェインレスコーヒーに置き換えることで他の成分はそのままでカフェインの摂取を抑えることができます。刺激成分であるカフェインにはメリットとデメリットが存在します。
詳しいことはこちらの動画を参考にしてください。
【カフェインは体に良いのか? 悪いのか?【精神科医・樺沢紫苑】】
カフェインのメリットとしては、
・集中力、思考力の向上
・脳の血管を広げ、頭痛を緩和したり脳卒中のリスクを軽減したりする
・運動能力の一時的な向上
・脂肪の分解
といったものがあります。一方でカフェインを取り過ぎることで生じるデメリットとしては、
・胃もたれを起こす
・シミができやすい
・脱水症状になりやすい
・イライラする
・依存性がある
といったものが挙げられます。
コーヒーは1日に3~4杯飲むと死亡リスクが低くなるという研究発表があります。一日に適量に抑えることで健康効果を期待できます。
一方で飲み過ぎてしまう人、カフェインへの耐性が低く、すぐに先に挙げたデメリットが出てしまうような人は一日に何杯かをカフェインレスコーヒーに変えることでカフェインの過剰摂取を抑えることができます。
カフェインは摂取後も4~6時間は体内にそのまま残るため短い期間で連続してコーヒーを飲む際もカフェインレスコーヒーにすることでカフェインの思わぬ過剰摂取を避けることに繋がります。
特に妊婦さんはコーヒーを飲むと体内を通じて赤ちゃんにカフェインが巡ってしまいます。赤ちゃんは成人よりもカフェインへの耐性が低く、少量でも成長ホルモンの阻害や流産のリスクの増大などの副作用があります。
そのため妊婦さんがコーヒーを飲みたいときは気兼ねなく飲めるカフェインレスコーヒーを強くオススメします。
またカフェインレスコーヒーはカフェインがないこと以外は普通のコーヒーと変わりありませんので、ダイエット効果や糖尿病予防に効果があるとされるクロロゲン酸やリラックス効果のあるコーヒーの香りなどはカフェインレスコーヒーでも充分にその効果を味わうことが可能です。
スポンサーリンク
カフェインレスコーヒーはこうして作られている
カフェインレスコーヒーは既存のコーヒー豆からカフェインを取り除いて作っています。ですがどうやってカフェインを取り除いているのでしょうか。あまり薬品などを用いていると不安に思えてきますよね。
コーヒーからカフェインを取り除く方法は大きく分けて3つあります。
① カフェインを溶かす薬品を使う方法
ジクロロメタン(塩化メチレン)という有機溶媒にコーヒー豆を浸すと豆の中のカフェインが溶け、カフェインレスコーヒーとなります。ジクロロメタンは発がん性があるなど有害となりうる物質ですが、コーヒーを淹れる際の熱湯で揮発してしまうため、直接の健康被害はありません。
しかし薬品を使うことによる不安が拭えないことと、カフェイン以外の栄養素が失われることが欠点として挙げられます。日本ではこの方法でカフェインを取り除いたカフェインレスコーヒーは禁止されています。
② 水と薬を使う方法(水抽出)
・カフェインを含む水溶性を抽出します。
・成分の溶け込んだ水に有機溶媒を用いてカフェインを取り除きます。
・その水に豆を浸します。カフェイン以外の水溶性成分が戻ります。
この方法は有機溶媒が豆に直接触れないので健康への心配もなく、カフェイン以外の成分の損失を抑えられます。有機溶媒も再使用が可能なので経済的なコストも少なくて済みます。
また水抽出と似たような方法にウォータープロセス製法と呼ばれるものがあります。
これはカフェイン以外の成分で飽和した水にコーヒー豆を浸すことでカフェインのみを取り出す方法です。カフェインのみを取り除くので味や成分を損なうこともなく、また低コストでできるため人気の方法のようです。
③ 最後に二酸化炭素を使う方法(超臨界二酸化炭素抽出)
二酸化炭素には一定の圧力と温度を加えることで液体の溶解性と気体の拡散性を合わせ持った「超臨界流体」となる性質があります。その性質を活かすことでコーヒー豆からカフェインのみを取り出すことができます。
この方法は二酸化炭素を溶媒とするため万が一残っても人体には無害であるほか、有機溶媒を使う方法と違って廃液処理をする必要もないので安全です。
カフェインレスコーヒーのおすすめを紹介
カフェインレスコーヒーは今日では珍しくありません。探せばいくつでも見つかるのではないかと思います。
しかしカフェインを取り除く方法によって味や香りが変化することもありますし、デカフェ(ほんの少しカフェインが含まれている)、ノンカフェイン(全くカフェインが含まれていない)と様々な言葉がありますので、何を買えばいいのか分からなくなることもあるのではないでしょうか。
そこでおすすめのカフェインレスコーヒーを3つ紹介します。3つとも淹れ方が異なるので、あなたのライフスタイルに合わせて選んでいただければと思います。
・【マウントハーゲン マウント ハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレス インスタントコーヒー スティック 50g(2g×25P)】
Amazonはこちら↓
マウント ハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレス インスタントコーヒー スティック 50g(2g×25P)
楽天市場はこちら↓
マウント ハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー スティック(50g(2g*25本入))【マウント ハーゲン】
インスタントコーヒーで手軽にカフェインレスコーヒーを味わいたいときにオススメなのがこちらです。超臨界二酸化炭素抽出を用いた、普通のコーヒーと遜色ない風味のコーヒーを味わうことができます。スティックタイプなので持ち運びやすいのも利点です。
・【澤井珈琲 澤井珈琲 コーヒー 専門店 珈琲 4種のカフェインレス ドリップバッグ コーヒー80杯分 セット】
Amazonはこちら↓
澤井珈琲 コーヒー 専門店 珈琲 4種のカフェインレス ドリップバッグ コーヒー80杯分 セット
楽天市場はこちら↓
【澤井珈琲】 カフェインレス ドリップバッグ コーヒー80個入 (コーヒー/ドリップパックコーヒー/フィルター不要/珈琲/デカフェ/カフェインレス)
楽天市場でショップオブザイヤーを11年連続で受賞した澤井珈琲のカフェインレスコーヒーです。ドリップ式で手軽ですが、本格的な風味のコーヒーを味わうことができます。4種類のコーヒーを味わえ、計80杯も飲めますから日常的にコーヒーを飲む方でも飽きが来ないようになっています。
・【辻本珈琲 デカフェアイスコーヒー ハウスブレンド 1,000ml×6本】
Amazonはこちら↓
デカフェアイスコーヒー ハウスブレンド 1,000ml×6本 / カフェインレスアイスコーヒー
楽天市場はこちら↓
カフェインレス アイスコーヒーデカフェ ハウスブレンド1,000ml [無糖]×6本
暑くなってきたらアイスコーヒーを飲みたくなりますよね。口当たりのいいアイスコーヒーはつい飲み過ぎてしまうので、カフェインレスコーヒーにしてカフェインの過剰摂取を抑えたいところです。6本のセットは長く楽しめますよね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はカフェインレスコーヒーの効果、カフェインレスコーヒーはこうして作られている、カフェインレスコーヒーのおすすめを紹介してきました。
・カフェインコーヒーにすることでカフェインの副作用を恐れることなくコーヒーを味わえる
・カフェインは頭痛や胃もたれ、イライラの原因となるほか依存性もある
・コーヒーをカフェインレスにする方法は薬を使う方法、水と薬を使う方法、二酸化炭素を使う方法がある
・二酸化炭素を使う方法が最先端で安全な方法
コーヒーはおいしく、眠気覚ましになりますから一日に何杯も飲んでしまうこともあります。
しかしより健康的にコーヒーを味わうにはカフェインレスを選択して、カフェインを摂りすぎないよう気を付けることも大切です。
もちろんカフェインも適量であれば健康効果を期待できますので、ぜひ日常の中で使い分けてみてくださいね!
スポンサーリンク