こんにちは!ライターのharukaです。
先日、実家に遊びに行った際に、妹がメロンを食べていました。私の娘が離乳食を食べていて、フルーツは毎日食べています。しかしメロンはまだあげたことがなかったので、妹に少し貰ってみました。娘はメロンを気にいった様子で「もっと~!」と欲しがっていました。
実家ではよくメロンを食べていましたが、我が家ではメロンを買ったことがありません。あの大きなメロンを食べきろうと思うと、なかなか難しいからです。実家でメロンをもらった際に娘が気に入っていたこともあり、今度メロンを買ってみようと思いました。
しかし今までメロンを買ったことがないので、どのメロンを選ぶと良いのか、どれくらいが食べごろなのか、どういった保存が適しているのか、それらのことが全然分かりません。メロンを食べるなら、一番おいしいタイミングでカットしたいですよね?今回はメロンを調べてみることにしました!
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目次
メロンの食べごろを判断するポイント
まずはメロンの食べごろについてです。
メロンの食べごろは、出荷されてから1週間~2週間くらいの時期がベスト。しかし、保存状態や周りの温度によって、食べごろが少し変わります。
「今が美味しいときかな?」と思いカットしても「まだちょっと早い…」なんてことは避けたいですよね。メロンが食べごろの時期かを見分ける方法を、いくつか紹介します。
【ツルの状態を確認】
メロンのツルですが、このツルが枯れ始めたら食べごろと言われています。この枯れ具合によっても、メロンの熟れ方が違います。
ツルが枯れ始めているが、根元の部分はまだ青い→食べごろ
ツルが完全に枯れている→熟れすぎ
ツルが完全に枯れ、実の色がくすんでいる状態だと熟れすぎなので、根元がまだ少し青いくらいの時に食べるのが良さそうです。
【叩いてみる】
メロンの実を叩いてみて、その音で食べごろを判断することができます。メロンの真ん中を指で軽く叩いてみて下さい。
ボンボンとこもるような音がする→食べごろ
となります。ツルがないメロンは、この方法で確認してみましょう。
【押してみる】
メロンのお尻の部分を、指で少し強めにグッと押してみてください。
押したときに実が少しへこんだ→柔らかいので食べごろ
となります。こちらもツルが付いていないメロンの食べごろを確認するのに最適ですが、売り物のメロンにこの方法を行ってしまうと、実に傷をつけてしまいます。買ってきたメロンが熟れるのを待っている場合にのみ行って下さいね。これら全てのポイントを踏まえて、こちらの動画では分かりやすく食べごろの見極め方を紹介してくれています。
【メロン食べ頃の見極め方・見分け方.flv】
熟れたメロンと熟れていないメロンを比べてくれているので、とても分かりやすいですね。
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メロンを買う時の選び方
続いては、メロンの選び方についてです。
【メロンの表面】
メロンの表面にある、網目のような模様。この模様がくっきりと盛り上がっているものを選びましょう。この模様がはっきりと盛り上がっているメロンは、果肉がしっかり育っている証拠です。
また、網目模様がないメロンについては、黒い斑点やスジなどが入っていないものを選ぶといいですよ。
そして色ですが、色は均一なものがいいです。ところどころ色が薄かったり濃かったり、まばらなものはNGです。
【重さ】
メロンを持ってみて、ずっしりとした重量感を感じるもの。そういったメロンは果肉がぎっしりと詰まっています。肉厚で美味しいですよ。
【形】
形は丸いものが理想。NGなのは、形のバランスが悪く、特にお尻の部分がとがっているものです。左右対称で、真ん丸なメロンがおすすめです。
メロンの保存方法について
メロンの保存方法について紹介します。
【まだ熟していないメロンの保存方法】
まだ実が熟していないメロンを保存する場合は、常温で保存をしましょう。目安としては20~25℃がいいですよ。お部屋の温度によっては追熟に差が出るので、できるだけ目安の温度に近い場所で保存してくださいね。場所は冷暗所がベストです。
また、冷蔵庫で保存してしまうと追熟が進みません。まだ熟していないメロンは冷蔵庫や野菜室などでは保存しないようにしましょう。冷蔵庫に入れてしまうと、熟れるのが遅くなる上に痛みが早くなってしまいます。
【熟れたメロンの保存方法】
メロンが熟れたら、冷蔵庫へ移動しましょう。また、メロンが完全に熟れると2~3日で発酵が始まります。
メロンをカットして保存する場合は、ラップできっちりと包みます。できるだけ空気に触れないようにすると、味の質を保つことができますよ。
長期間メロンを保存する場合は、冷凍がおすすめです。皮と種を取り除き、カットしてからジップロックなどの密封できる袋に入れて冷凍庫へ。冷凍したら1~2カ月ほどで食べきるようにしてくださいね。
メロンの品種と特徴を紹介
メロンの人気品種と、その特徴を紹介します。
【夕張メロン】
メロンの品種、と聞けば私は夕張メロンが1番に頭に浮かびます。夕張メロンは、北海道夕張市のブランドメロンです。農協が定めた基準を達したもののみが夕張メロンと言われ、その基準はとても厳しいそうです。
そんな夕張メロンの皮は美しい網目模様で、果肉はオレンジ色をしています。糖度は高くありませんが、程よい甘みがある高級メロンですよ。
【クラウンメロン】
マスクメロンの中でも、特に評価が高いのが静岡県で栽培されているクラウンメロンです。ハウスがガラス張りなので、太陽の光がメロンの葉まで隅々に行き渡っています。1つ1つが丁寧に育てられていて、生産者の方はとても高い技術を持っているそうです。
クラウンメロンにスプーンを入れると、ドバっとみずみずしい果汁が溢れ出てきます。果汁も飲みほしてしまいたいくらい美味しいそうです。
【エメラルドメロン】
高知県でも限定した生産者が栽培しているメロンです。1つの苗に1玉しか作らないエメラルドメロン。有機肥料を中心に育てられ、品質管理にとても力を入れているそうです。その日の気温、その日の天気に応じて管理を変えている徹底ぶりには驚きます。
エメラルドメロンの特徴は、なんといっても甘さです。糖度はなんと平均16度!糖度は高いのに甘ったるくなく、すっきりと食べられるのが特徴です。
まとめ
・メロンの食べごろを判断するポイント3つ
・ツルの状態を見る、実を叩いてみた時の音の違い、実を押してみた時のヘコみ具合の違い
・メロンは網目模様がはっきりとしていて、重量感のある丸い形をした物を選ぶといい
・メロンは熟れていないものは常温保存、熟れた物は冷蔵庫で保存し、長期間保存するなら冷凍する
・メロンの品種「夕張メロン」「クラウンメロン」「エメラルドメロン」の3つを紹介
メロンの選び方を紹介しましたが、ポイントをしっかり押さえておけば誰でも簡単に美味しいメロンを選ぶことができますね。また、食べごろについても知ることができました。「今が食べごろかな~?」と恐る恐るカットしていたあなた。これで迷うことなくメロンをカットできますね!
私は甘いメロンが好きなので、今度糖度の高いエメラルドメロンを買ってみようと思います。娘と一緒に食べるのが楽しみです。
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