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サッカーのルール!初心者向けに分かりやすく簡単に解説!オフサイドって何?

投稿日:2017年12月29日 更新日:

どうも、ライターのmarukoです。

ついこの前、友達に誘われてサッカー観戦に行ってきました。

テレビではなく、スタジアムでのサッカー観戦が初めてだった私は終始テンションが上がりっぱなしでした。スタジアムで試合を見るのとテレビを通して見るのとでは、全然違うんだなと実感させられました。

自分の好きなアーティストのライブでも会場で見るのと、DVDで見るのとでは全く違いますよね…それと同じような感覚を覚えました。その時の私はサッカーのルールもよく分かっていないような状態でスタジアムでのサッカー観戦に行ってしまったのですが、今思えばとても勿体ないことをしてしまったなと反省しています。

なぜかというと、ルールを知っているのと知らないのでは、サッカーの面白さが大きく違ってくるからです。試合終了後、家に帰った私はサッカー観戦をより楽しむために「ルールを勉強してから、もう一度スタジアムへ行こう!」と心に決めました。

そこで、今回は私自身の勉強もかねて初心者の方にとってもわかりやすいサッカーのルールを解説していきたいと思います!サッカーに興味はあるけど、ルールはいまいち分からないという人はぜひチェックしてみてください!

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目次

サッカーのルール

◎勝敗はどうやって決まるの?

サッカーの勝敗は得点で決まります。簡単に言うと、得点が多いチームが勝ち、少ないチームが負けということになります。どのように得点が入るのかというと、手や腕を使わずに相手チームのゴールにボールを入れると1点が自分のチームに入ります。

基本的には、相手チームのゴールにボールを入れて得点を重ねていきますが、まれに自分のチームのゴールにボールを入れて相手チームの得点になってしまうこともあります。これは「オウンゴール」と呼ばれ、プレーに集中するあまり、自分の気持ちとは裏腹に自分のチームのゴールへボールを入れてしまうことも試合中に起こり得るんです。試合でオウンゴールが決まってしまうと、選手自身はもちろんですが、試合を見ているこちらも切ない気持ちになりますね…

試合時間を終えても勝敗が決まらない場合、つまり同点のまま試合が終わった場合はPK(ピーケー)戦を行って勝敗を決めます。PK(ピーケー)戦とは、簡単に言うと、シュートをうつ選手とシュートを止める選手の1対1の真剣勝負です。シュートを止める選手はGK(ゴールキーパー)と呼ばれ、サッカーにおいて唯一手を使うことが許されています。

~PK戦の流れ~
①コイントスを行い、勝ったチームが使用するゴールを選択します。(PK戦を行うのはどちらか一方のゴールのみです。)
②もう一度コイントスを行い、勝ったチームが先にボールを蹴るか、後に蹴るかを決めます。
③両チーム5回ずつ交互にシュートをうっていきます。(PK戦でボールを蹴るのは1人1回と決まっているため、1人が何回も蹴ることはできません。)
④5回の中でより多く得点を決めたチームが勝ちとなります。
ただし、両チームともに5回終えてもなお同点だった場合は、得点差がつくまで行われます。

このようにして、サッカーの勝敗は決まっていきます。
それでは、ここからはサッカーのルールについてもう少し詳しく見ていきましょう!

◎ゴールキック
攻撃側が最後に触れたボールが、ゴールに入らずゴールラインから外に出た場合、プレーを再開するために守備側だったチームがゴールエリアの中からキックすることを「ゴールキック」と言います。ゴールキックはほとんどの場合、GK(ゴールキーパー)が蹴りますが、それ以外の選手が蹴ってもかまいません。

◎コーナーキック
守備側が最後に触れたボールが、ゴールに入らずゴールラインから外に出た場合、プレーを再開するために攻撃側のチームがコーナーアークの中からキックすることを「コーナーキック」と言います。コーナーキックをする場合、ボールが出た場所から近い方のコーナーアークの中からキックをすることになります。

◎スローイン
ボール全体がタッチラインを出た場合、最後にボールに触れた選手とは逆のチームの選手が、タッチラインの外から両手でボールを投げ入れることを「スローイン」と言います。スローインをする場合、両足ともタッチライン上、またはラインの外のグラウンドにつけた状態で、両手を使ってボールを持ち、頭の後方から頭上を通してボール投げることになります。

◎フリーキック
プレー中に何らかの反則があった場合、プレーを再開するために反則をしたチームとは逆のチームが反則のあった場所から自由にボールを蹴ることを「フリーキック」と言います。フリーキックには、ボールを蹴る選手が直接得点を狙うことができる「直接フリーキック」と、ボールを蹴った選手以外の味方の選手がボールに触れた後でないと得点することができない「間接フリーキック」の2種類があります。どちらのフリーキックになるのかは、反則の度合いに応じて主審が判断します。

◎反則
サッカーでは禁止されている行為として反則(ファウル)や不正行為が定められています。反則した場合、間接フリーキックもしくは直接フリーキックが相手チームに与えられますが、悪質な反則や不正行為に関してはイエローカード(警告)レッドカード(退場)が主審より宣告されることになります。レッドカードを出された場合、もしくは1試合の中でイエローカードを2枚出された場合、その選手は退場処分となります。

【間接フリーキックとなる反則】

・GKが6秒以上ボールを手に持っている
・GKが持っていたボールを手から離した後、他の選手が触れる前に再度ボールに触れる
・GKが意図的に味方のキックしたボール、もしくはパスしたボールに手で触れる
・GKが味方からスローインされたボールに手で触れる
・GKがボールを手放そうとするのを選手が妨害する
・ボールのないところで相手の動きを妨害する
・危険なプレーをする

【直接フリーキックとなる反則】

・相手を蹴る、あるいは蹴ろうとする
・相手をつまずかせる、あるいはつまずかせようとする
・相手にとびかかる
・相手を殴る、あるいは殴ろうとする
・手などを使って相手を押す
・相手にタックルする、あるいはボールより前に相手に接触する
・相手の手やユニフォームをつかんで相手の動きを抑える
・相手に唾を吐きかける
・GK以外の選手が手を使う、あるいはGKがペナルティーエリア外で手を使う

◎PK(ピーケー)
ペナルティーエリア内で守備側の選手が直接フリーキックを与えるような反則をした場合、相手チームに与えられるフリーキックのことを「PK(ピーケー)」と言います。PKとはPenalty Kick(ペナルティーキック)の略です。ペナルティーマークにボールを置いて、PKが与えられたチームの中で1人の選手だけがそのボールを蹴ることになります。ボールを蹴る選手とGKの2人の選手以外はPKに参加することはできません。

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オフサイドって何?

オフサイドとは、簡単に言うと、待ち伏せを防ぐためのルールです。

もし、あなたがサッカーの試合に出場し、みんなより多くの得点を狙う選手(ストライカー)だったらどうするか、ちょっと考えてみて下さい。

あなたのチームが攻撃で、あなたはフィールド内のどこにいてもいいのだとすれば、どこにいるでしょうか?味方からのパスをもらったらすぐに得点ができるように、ゴール前で待ち伏せしておこうと思いませんか?ゴール前で待ち伏せしておけば、無駄に走り回る必要もなく、ゴール前で自分がパスをもらって得点が入れば嬉しいですよね。まさに棚から牡丹餅のような状況ですね。

しかし、ゴール前にボールをパスしてシュートをする展開が試合中続くとなると、新しい展開は生まれませんし、選手はもちろん、試合を見ている人にとっても退屈で楽しくないですよね。そこで作られたルールが「オフサイド」だと言われています。

オフサイドラインを超えた位置でパスをもらう、つまり、待ち伏せをしているような状態でパスをもらうとオフサイドになってしまいます。オフサイドラインとは、一番後ろで守っているGK(ゴールキーパー)以外の選手がいる場所を基準にして引かれた線だと考えてください(実際に線が引かれるわけではないですが、もし線を引いたとしたらここだろうと状況を判断するために審判は試合中に走っています)。

そして、オフサイドの基準となるのは、パスを出す選手が蹴った瞬間です。つまり、パスを出す選手の足がボールに当たった瞬間にパスを受ける選手がオフサイドラインを越えているか超えていないかということがポイントとなっているんです。オフサイドラインを少しでも超えていたらそれはオフサイドとみなされ、反則となります。すると、得点に繋がるチャンスとなるフリーキック(間接)が相手チームに与えられることになるんです。

とまあ、オフサイドについて解説してみましたが、結局のところ文章だけではよくわからなかったな…と思っているあなたにおススメするのが、こちらの動画。

【世界一わかりやすいオフサイドの説明動画 #jリーグ #wc2018 #ACL2017 #daihyo #オフサイド】

オフサイドとは何か?について分かりやすく説明してくれています。サッカーの試合を見ていると、オフサイドは頻繁に出てくる言葉なので、こちらの動画もチェックして、さらに理解を深めておくことをおすすめします!

攻撃のポジションについて

相手ゴールに一番近い位置で得点することを主な役割としているポジションのことをFW(フォワード)と言います。FWの中でも特にシュートをよくうち、多くの得点を狙う選手は「ストライカー」とも言います。また、FWの役割は「CF(センターフォワード)」「ST(セカンドトップ)」「WG(ウイング)」の3つに分けられます。

◎CF(センターフォワード)
FWの中でも、最もシュート能力が求められるため、相手ゴールの正面に近い場所に位置しています。

◎ST(セカンドトップ)
CFのサポートとしてパスを送ったり、時には自身もシュートをうったりと走り回っていることが多いです。ST(セカンドトップ)はCFのサポートをするため、CFより少し後ろの場所に位置しています。

◎WG(ウイング)
相手DFをドリブルでかわしたり、得点に繋がるパスを送ったりと高いテクニックが求められます。WG(ウイング)はCFの後方、左右両サイドに位置しています。

チームの中で攻撃と守備の両方を担当するポジションのことをMF(ミッドフィルダー)と言います。MFは「攻撃的MF」と「守備的MF」の2つに分けられます。

◎攻撃的MF(ミッドフィルダー)
FWへのアシストや自身もシュートを狙うなど、得点を入れることに関わっています。MFの中で最も敵陣に近く、FWのすぐ後ろに位置しています。

◎守備的MF(ミッドフィルダー)
守備という言葉が使用されていますが、守備だけでなく、攻撃の役割も担っています。守備面ではDFの前方で相手選手の動きを止めたり、攻撃されやすいような空いたスペースを埋めたりすることで、相手に攻撃を組み立てさせないようにします。攻撃面ではFWや攻撃的MFにパスを送り、攻撃を組み立てています。

守備のポジションについて

チームの中で守備を担当するポジションのことをDF(ディフェンダー)と言います。GK(ゴールキーパー)の前に位置し、DFの役割は「センターバック」と「サイドバック」の2つに分けられます。

◎センターバック
自陣のゴール前方を守る役割を担うセンターバックは、その役割ごとに、さらに3つに分けられています。
①ストッパー
相手FWを1対1でマークして相手FWの動きを止める役割です。
②スウィーパー
ストッパーのカバーをする役割です。ストッパーが相手FWの動きを止めることができずに抜かれてしまった場合はそのカバーをする等、臨機応変に守備を行うポジションです。
③リベロ
スウィーパーとしての役割だけでなく、自由に動いて積極的に攻撃参加を行うポジションです。

◎サイドバック
自陣の後方両サイドを守る役割を担っています。守備から攻撃に切り替わったときにはすぐに両サイドを駆け上がり、攻撃に参加することが多いです。

◎GK(ゴールキーパー)
自陣のゴールをとにかく守るという非常に重要な役割を担っています。他の選手とは異なり、自陣のペナルティーエリア内では手を使うことができます。GKはゴール前に位置し、全体を見渡すことができるため、チーム全体に対して指示を出すこともあります。

まとめ

今回は初心者の人向けにサッカーのルールを簡単に解説しました。
・勝敗は得点で決まる!得点が多い方が勝ち、少ない方が負け
・試合終了時に同点の場合はPK戦で決着をつける
・反則をしたら間接or直接フリーキックが相手チームに与えられる
・イエローカードは警告、レッドカードは退場
・オフサイドとは“待ち伏せを防ぐためのルール”

その他に、試合では頻繁にみられる行為(スローイン・コーナーキック・フリーキック・ゴールキック)や攻撃と守備のそれぞれのポジションも確認していきました。
・DF(ディフェンダー)は主に守備を担当するポジション
・MF(ミッドフィルダー)は攻撃と守備の両方を担当するポジション
・FW(フォワード)は主に攻撃を担当するポジション
・GK(ゴールキーパー)はゴールを守るポジション

初心者の人でも、今回解説したルールを頭に入れてサッカーの試合をみてみると、今までとは違った見方ができて、さらにサッカー観戦が面白くなるはずです!

私も以前はサッカーのルールはよく分からないという状態でしたが、最近はテレビでサッカーの試合を見ながら少しずつルールの勉強をしているところです。楽しみながら勉強しているという感覚に近いかもしれません。

ここまで読んでくださったあなたも、ルールをしっかりと理解してサッカー観戦を一緒に楽しみましょう!

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