こんにちは!ライターのmakochamです!
あなたは口内炎に悩まされたことはありますか?
日々上司の無茶振りでストレスが溜まったり、飲み会続きで不摂生になってしまったり、抵抗力が弱ったりすると口の中がピリッと痛む口内炎ができてしまいます。
お腹が空いているのに食事が苦痛で仕方なくなる口内炎は私たちの生活の質を著しく低下させますよね。
筆者も口内炎ができているのに気づかず、柑橘系の果物を頬張ってとても痛い思いをしたり、熱い食べ物や味の濃い食べ物が食べられなくなったりするのでできたときは非常に厄介な思いをしています。
昨今は口内炎に直接塗る塗り薬なども開発されているようですが、日々の生活で気をつけながら予防できるなら極力予防に努めたいですよね!
今回はそんな口内炎の原因、そして予防法、放置する危険性や治らない場合に疑われる別の疾患について紹介していきたいと思います!
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目次
口内炎の原因は?
口内炎ができる原因はなんでしょうか?
・口の中にできる傷
短い昼休みに急いで食事を取ろうとすると口の中や唇の内側を間違って噛んでしまう経験はありますか?
実はこの傷が口内炎の原因になってしまうと言われています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、口内は様々な菌の温床です。傷ができてしまうとそこで雑菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうのです。
急いで食事を取ろうとした時の咬み傷や、魚の骨による傷、力任せに歯磨きをした時にも傷になってしまいやすいと言われています。
口内炎を防ぐためにもなるべくゆっくり食事をとって、口内を傷つけないように気をつけましょう。
・免疫力の低下
上記で雑菌の繁殖による炎症が口内炎を引き起こすと紹介しましたが、
免疫力の低下も同様の理由で口内炎の発症の原因になってしまいます。
寝不足、偏った食事、ストレスなどが原因で免疫力が低下してしまうと口内炎の発症リスクが上昇してしまうため、できる限り気をつけましょう。
・ビタミンB2、B6の摂取不足
口内は唾液の働きにより常に清潔に保たれています。
細菌が増殖した時も唾液で洗い流してくれるため異常に増殖しないように働いています。
ところがビタミンB2が不足すると粘膜の保護効果が低下し、口内炎ができやすい状態になってしまいます。
また粘膜の健康状態を維持する働きを持つビタミンB6も重要で、どちらも摂取不足になってしまうとより口内炎ができやすい環境になってしまうため注意が必要です。
上記の3つの理由が主な口内炎の発症の原因と考えられている状態です。
では次のパートで予防法を検討していきましょう!
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口内炎の予防法は?
前パートで口内炎の原因は口内の雑菌の繁殖であると紹介した通り、雑菌の繁殖をいかにして抑えるかが口内炎の予防法になります。
・食後の丁寧な歯磨き
手っ取り早く雑菌を減らす方法として歯磨きがあります。
ここでは上手な歯磨きの方法を紹介します。
タイミングは食後すぐです。
食後30分は口内の細菌が食べかすをエサにして活発に動き出すため、口内環境が酸性に傾きます。酸性に傾くのを抑えなければどんどん最近が活発に動き回るため、食後はなるべく早く歯を磨くように心がけましょう。
歯磨きをするときは柔らかめの歯ブラシで優しく丁寧に磨きます。
特に歯と歯の間や、奥歯の歯茎周りなど磨き残しがないようにしっかり時間をかけて磨くようにしましょう。
・十分な睡眠
夜更かしは百害あって一利なしですが、口内炎予防でもやはり質の高い睡眠をたっぷりとることが大切です。
十分な睡眠をとることで、体内の免疫力を高く保つことができるようになるため、口内炎の予防にも繋がると考えられています。
疲れているときは無理しないように0時までには眠りにつくように心がけましょう。
・十分な水分摂取
口内の雑菌繁殖を抑えるために粘膜が機能しますが、口内が乾燥すると粘膜の機能は低下するため口内炎ができやすい状態になります。
これは水分を十分に摂取することが予防につながります。
予防については簡単にできるものばかりですので、
ぜひ実践していただきたいところです!
口内炎の治し方は?
いくら予防に努めてもできるときはできてしまうのが口内炎です。
できてしまった場合はなるべく早く痛みを抑えたいところです。
もし万が一口内炎ができてしまった場合は次の方法を有効と考えられています。
・洗口液、うがい薬の活用
普通にドラッグストアや薬局で販売されているマウスウォッシュでOKです。
ポイントはなるべく長く、丁寧に優しく口内全体に液が行き渡るようにしましょう。
うがい薬によるうがいも有効とされています。
上記と同様の理由ですが、口内の環境を清潔に保つことができるからと言われています。
・緑茶、ハブ茶を飲む
こちらは口内炎ができる前からもお勧めできる方法になります。
緑茶、ハブ茶にはカテキンという殺菌成分が含まれており、
口内炎にも良いとされています。
注意して欲しいのは糖分が多く含まれている食物、飲料は口内環境を酸性に傾けやすいのでよくありません。
ジュースやスポーツドリンクよりもお茶を摂取するようにしましょう。
・医療機関受診、薬物療法
どうしても長引いてしまう場合は医療機関の受診をお勧めします。
矯正治療中の方は矯正が原因になっている可能性があるため歯科、口腔外科を。
ステロイド治療中、抗がん剤治療中など明らかに免疫力を低下させる治療を受けている方は内科を。
上記以外の方は耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。
中々治らない場合は病気の可能性あり!
医療機関の受診をされた方は他の病気の可能性を指摘されるため発見することができると思いますが、中々口内炎で医療機関を受診する方は少ないのではないでしょうか?
こちらの動画をご覧ください。
自分でケアを続けられた場合でも中々治らない場合は別の病気が潜んでいる可能性がありますので気をつけてください。
口内炎に隠れている病気をいくつか紹介します。
・ベーチェット病
口内炎に続いて、皮膚に同様の炎症が発症したり、目の充血がひどかったりするとベーチェット病の可能性があります。
・白血病
口内炎が複数できたり、発熱したり、出血が止まりにくかったりすると白血病の可能性があります。
・舌がん、口腔がん
判別が非常に難しいようですが、口内炎よりも痛みが弱く、自然に消滅しないという特徴があるようです。しこりがずっと続くようなら可能性があります。
上記の症状に心当たりのある方は医療機関の受診を強くお勧めします!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は口内炎について紹介させていただきました!
・発症の原因は口腔内で雑菌が増殖するため
・歯磨きや殺菌効果のある飲み物が有効
・中々治らない場合は口内炎の奥に別の病気が隠れている可能性がある
口内炎だけでなんとかなるケースが大半ですが、
やはり生活の質を低下させる要因になってしまいますし、できることなら予防に努めたいですよね。
本当に気をつけていただきたいのは口内炎の奥に別の病気が隠れている場合です。
早く医療機関の受診をすれば適切な治療を受けることができますし、遅くなればなるほど手遅れになってしまう可能性が高くなります。
長く健康に過ごせるようにするためにも、
体のサインである口内炎を見落とさないように気をつけていきましょう!
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