こんにちは!主婦ライターのwork-0703です。
1年に1回か2回は首都圏でも大雪が降ることがありますね。
雪が降って喜ぶのは子供と犬くらいなど言われることがあります。本当は大人だって子供のように純粋に普段見ない雪が積もったら、冬ならではの風情を楽しみたくありませんか?
雪国育ちの筆者は雪を見ると子供の頃、友達や兄妹と一緒に雪で遊んだ楽しい記憶がときどきよみがえります。
雪で思いつく遊びと言えば雪だるま作りや雪合戦それからかまくら作りなんかがあると思いますが、今回はその中でもかまくらの作り方や楽しみ方をご紹介します。
ぜひ参考にしていただいて子供と一緒にかまくらを作ってみてください。
素敵な思い出が残る貴重な体験ができるはずです。
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目次
かまくらの作り方
かまくらの作り方はまず必要な道具を準備するところから始まります。
必要な道具について
1.雪
積もって間もない新雪がやわらかくておすすめです。
2.ショベルまたはスコップ
雪をかき集めたりかまくらの出入り口用の穴を作ったりするのに使います。
3.水
雪を固めてかまくらの壁の強度を高めるために使います。バケツやホースで準備すると良いでしょう。
作り方の手順
1.スコップなどで雪を1か所に集めて雪山を作ります。
あとで人が入れるくらいの広さの確保と出入り口用の穴を掘るので大人の身長くらいを目安に少し大きめに高く作りましょう。
2.かまくらがくずれないように雪山全体に水をかけて雪を固める。
このときスコップなどで天井部分や側面部分をしっかり叩いて固めておきましょう。
一晩置くと雪が凍ってもっと固くなるので丈夫なかまくらになります。
3.出入り口を作ります。コツはできるだけ小さくすることです。
大きい方が出入りしやすいのですが大きいと掘った穴から亀裂が入りやすくなってしまってせっかく作ったかまくらが壊れてしまう可能性があるからです。
人が入れるほどの大きさのかまくらを作るとなると、1人でおよそ2~3時間ほどの時間がかかると思われます。なんせ子供と一緒に作り始めても途中で飽きてしまったりすることが考えられますので戦力としては期待できませんしね。
それから本格的なかまくらの作り方を紹介している参考動画を見つけました。
【かまくらの作り方(秋田県横手市】
必要な道具の紹介から実際の作り方まで分かりやすく解説されています。
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かまくらの楽しみ方
かまくら作りって子供と一緒に作る過程も楽しいですが醍醐味はなんといっても中に入って楽しむことですよね。
かまくらの中で七輪で焼いたお餅を食べたりお鍋をしたりしている風景をテレビなどで見たことはないですか?暖かでやわらかな光の中子供たちの笑い声が聞こえる。
素敵な風景ですよね。
あまり七輪や火鉢などを持っているご家庭は少ないと思うので、かまくらの中でお餅を焼くことは難しいと思います。もし中で簡単に食事をするとしたら温かい甘酒や肉まんなど体が暖まるものがいいですね。かまくらの中は風をさえぎることができるので、外気に直接当たるということはないですが、あくまでも冬空の外におりますので。
子供と一緒でしたら火を使うと危ないこともありますし、キッチンで調理したものを持って行った方が簡単に特別な雰囲気と食事を味わえます。
暗くなってきたらかまくらの中でキャンドルを灯したりライトアップをすると銀世界に際立つ幻想的ムードいっぱいの世界を楽しめます。
ライトアップしたかまくらの中で写真を撮ってみると変わった風景が楽しめるのでおすすめですよ。
注意点としてはどうしてもかまくらの中で調理した温かい料理を食べる場合は、少しずつ固めた雪が溶けていくので崩れてしまわないように1~2時間程度にしておきましょう。
それからかまくらを使わないときはビニールシートをかぶせておくと長持ちしますよ。
かまくらの語源
雪でできた家のようなものをなぜ「かまくら」というのでしょうか。
過去の風習が現在まで続いている行事なので実はかまくらの語源にはいろいろな説があります。かまどの形にているからだとか雪室は神様がおいでになる神座(かみくら)であるという信仰から「かまくら」に呼び方が変わっていったとの説などが有力なようです。
かまくらは主に東北地方などの豪雪地域で作らますが昔は大きな雪室に水の神様を祀り農耕に使用する火や水に感謝を捧げたり家内安全商売繁盛などを祈願するための小正月の行事として行われていました。子供たちは水の神様に祈願したら大人から賽銭や果物やお餅をもらっていたそうです。
豪雪地域の中でも秋田県横手市のかまくらの歴史は古く約400年前から伝統行事として毎年かまくらが作られています。
横手市では「横手のかまくら」というイベントが毎年2月15日16日に開催され本場の大きいかまくらやミニかまくらや雪像などを見ることができます。
特におすすめなのはミニかまくらが見られる会場で夜になるとミニかまくらの中にろうそくの火が灯りとても幻想的できれいな光景を見られますよ。
昼間にもかまくら作り体験などのイベントがありますが18:00からが本番なので夜に連れて混んできます。用意される駐車場が満車になって車が止められなくなるくらいの人気イベントなのでもし行かれる機会のある方は時間に余裕を持っておでかけになって見てください。
まとめ
以上かまくらの作り方や楽しみ方その語源をご紹介いたしました。
かまくら作りって冬でしか味わえない遊びですよね。
雪が降り積もる条件って都会ではなかなか揃わないですしかまくらや雪だるまを作るには大量の雪を材料にしなければなりません。
当たり前ですが雪は氷です。
子供と一緒に外でかまくら作りや雪遊びをするときはくれぐれも雪を触りすぎてしもやけなどにならないよう防水手袋を着用したり濡れても大丈夫な温かいスキーウェアなどを衣服でときどき休んで体を温めたりしながら作業を行ってください。
寒い中での作業は大変ですが労力をかけた分大きなかまくらが完成したらきっと子供は大喜びしてくれますよ。機会があったらチャレンジしてみてくださいね。
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