こんにちは、ライターのななぎです。
初詣と言えば、やっぱりおみくじですよね!
人ごみにもまれながら参拝をすませて一息ついたら、自然とおみくじやお守り売り場が目につく……そんな経験、あるかもしれません。
筆者は、毎年初詣ではお守りとおみくじを一つずつ購入するようにしています。数年前から習慣としてやっているのですが、そうすると新しい一年に向けて頑張ろうという気持ちが湧いてくるのです。
おみくじは、基本的に初詣で行った時しかチャンスがありません。新年初の運試しというわけですね。
おみくじで大吉が引けた年は、新年から幸先良く感じます。ですので、逆に初詣のおみくじで凶や大凶を引いてしまったら落ち込んでしまいますよね。
今回は、初詣のおみくじで凶や大凶を引いてしまった時にどうすれば良いのか?などについて、書いていきます。
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目次
初詣のおみくじで凶を引いてしまったらどうする?
さて、初詣で引いたおみくじで凶が出てしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
ドラマや漫画などでは、「凶」や「大凶」などの悪い結果が出た時、神社の境内の木の枝に結び付ける場面が描かれていることが多いです。また、実際に神社に初詣に行くと、おみくじを結び付ける用の木や紐があることがほとんどです。
大量のおみくじがくくりつけられているのを見ると、自分もそれにならわなければ!という気持ちになってしまいますよね。
ですが、悪い結果のおみくじは実は神社に結んで帰っても、そのまま持ち帰ってもどちらでも良いとされているのです。
神社の境内に結んで帰った場合は、凶や大凶などの悪い運気を境内にとどめて家に持って帰らないようにして、神様からの加護をもらえるように神社に結ぶ(=神様との縁を結ぶ)とされています。
また、そのまま持ち帰った場合は、悪い結果のおみくじを肌身離さず持ち歩くことで自分の行動に対して注意喚起を促す役割を担うとされています。
勿論、良い結果の場合でも結んでも持ち帰っても大丈夫のようですよ。
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おみくじの運勢の順位(ランキング)は?
占いの結果の良し悪しを表現する際に用いる言葉として、「吉凶」というものがあります。「吉」と「凶」はおみくじに使われている言葉として馴染み深いですね。
おみくじの吉凶の順位というと、一番良いのは「大吉」で一番悪いのが「大凶」というのは、ほとんどの人が答えられるでしょう。難しいのは真ん中のあたりですよね。言葉の響きだけで考えると、「吉」と「末吉」のどちらの運勢が良いかなど、わからないですよね。
はたして、どんな順番でおみくじの吉凶は並んでいるのでしょうか?
調べたところ、「大吉 > 吉 > 中吉 > 小吉 > 末吉> 凶 > 大凶」の順番で運勢が良いとされることが多いようです。
神社によっては、間に「末半吉」や「半凶」などの吉凶があったり、更に良い・悪い運勢を示す「大大吉(大々吉)」「大大凶(大々凶)」という吉凶もあったりするそうです。
朝のニュースの占いランキングに慣れている身としては、「1位」や「12位」などのぱっと見てわかる順位ではないのでなかなかピンと来ないですね。完璧に答えられる人も少ないと思います。
ただ、おみくじは単純な吉凶の良し悪しよりも、おみくじに書かれている言葉の内容の方が大事だとされています。たとえ初詣のおみくじで凶や大凶を引いてしまったとしても、それで一年の運勢が全て決まってしまったわけではありません。
おみくじに書かれている言葉をよく読んで肝に銘じて行動していけば、自分で運気をアップさせることだって十分可能なはずです。
また、明治神宮など、吉凶の項目が存在しないおみくじを扱っている神社もあるそうです。きっと、「大吉」や「大凶」の言葉の響きだけで一喜一憂して終わるのではなく、おみくじの内容全てを神様からの言葉として真摯に受け入れることが大事だということなんですね。
初詣のおみくじで凶が出た! 2回目を引いても大丈夫?
前項でおみくじの吉凶だけで一喜一憂するべきではないと書きました……けれど、やはり凶や大凶などの望まない結果が出ると、気分が落ち込んでしまいますよね。
「来年は大凶の一年にしたい!」なんて思いながらおみくじを引く人なんていません。より良い一年にしたくて、わざわざ寒い中普段そうそう訪れない神社まで出向いたのです。新しい一年の始まり、出鼻をくじかれたくないですよね。
さて、初詣のおみくじで凶などが出てしまった時、やり直しとして2回目を引いても良いものでしょうか?
結論から言うと、問題ありません。
スーパーの「おひとり様1パックまで」などの数量限定商品とは違うので、いくらでも引いて良いそうです。
ただ、その際は吉凶のみにこだわらずにおみくじの内容を良く読んでください。単純に一番良い運勢としての大吉を引きたいだけというなら、あまりお勧めしません。おみくじで良い吉凶を引き当てたことで、一年の運気が保証されるわけではないからです。大切なのはその後の行動です。
また、悪い結果のおみくじも捨てたり破ったりせずに、神社の境内の木の枝に結ぶなどしてくださいね。
おみくじで運試しをした、このような動画もあるようです。
【おみくじバトルで大爆笑w ヒカキン vs セイキンはどちらが運を持っているのか!?】
この動画では実際に神社でおみくじを引いたわけではなく、おもちゃを使用しています。「小吉と末吉ってどっちが良かったっけ?」といったやり取りがされたり、おもちゃとはいえ結果に一喜一憂したりと、共感しやすい内容となっています。
まとめ
今回は、初詣のおみくじで凶を引いてしまった場合について書いてみました。
最後に改めて振り返ってみましょう。
・結果に関わらず、おみくじは神社の境内の木の枝に結んでも持ち帰っても良い
・一般的なおみくじの吉凶は「大吉 > 吉 > 中吉 > 小吉 > 末吉> 凶 > 大凶」の順番
・初詣のおみくじは引き直しても良いが、その際は引いたおみくじを捨てたり破ったりと粗末な扱いをしないこと
・おみくじの吉凶のみにこだわらず、書いている内容をよく読み実生活に活かすことが大事
新年一発目のおみくじはついつい運試しの気分で引きたくなります。
「来年の運気は一番良い」と言われれば気分が良いものです。けれど、大吉を引いた人だってそれに胡坐をかいて努力を怠っていれば、せっかくの大吉も腐ってしまいます。
自分の人生の大部分は、自分の行いが決めるものです。神様の力だけでは人生は回りません。
私は、来年の初詣でもおみくじを引く予定なのですが、もし万が一凶が出てしまったら、おみくじ本体は境内に結んで、神様に加護をもらおうと思います。そして同時に、おみくじの画像をスマホに保存し、戒めのためにたまに見るつもりです。
大吉が出たとしても、きっと同じようにするでしょう。
もし初詣のおみくじで凶を引いたとしても、悲観することはありません。
凶事を避けるための言葉が書かれているおみくじが大半ですので、それを肝に銘じて一年過ごしましょう。何か悪いことがあるたびに「どうせ今年は大凶の一年だから……」なんて諦めずに、前向きに考えてみませんか。その方がきっとあなたらしく生きられるはずですよ。
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